冬の高齢者の乾燥肌の原因と対策は?クリーム?ボディソープ?看護?

[ ☆ 冬 Winter ☆彡 ]

はじめに

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今日は高齢者さんの乾燥肌がテーマです。

高齢者さんも冬の感想と共に肌荒れしますよね。

軟膏の塗布?
水分補給?

いろいろと四苦八苦対策をしますが…。

一度、痒みが出だすと納まりませんよね?

もはや介護施設の冬の風物詩の1つ…なんて悲しい状況になっていませんか?

乾燥肌の改善のために。

タイトルにはクリーム…保湿液などですね。

ボディーソープ…風呂での洗身ですね。

看護…軟膏塗布…。

…を含めてタイトルにしていますが…じつはまだまだ工夫は足りないものなんです。

その辺りの工夫を記事にまとめてみました(*^▽^*)



冬の高齢者の感想肌の原因は?

高齢者になると体に貯蔵する水分量が減少しやすいと言われますよね。

もちろん個人差がしっかりあります。

ですが、冬は誰しも大気の乾燥によって、鼻から口からの呼吸でも水分が損なわれやすいです。

また冷えから身を守るために、抹消の血管は収縮して体内に保温しようと血流の流れを変えてしまいます。

ですから手先や表皮から乾燥の影響を受けて肌荒れになりやすい。

でね…寒いと温めますよね?

そしてまた寒さにさらされる…。

ヒートショックが著しい場合の発露ですけど、表皮的には常に冬場に寒暖の影響を受けています。

著しい温度差に体が反応し切れない…これが冬の肌荒れの最大の要因です。

また荒れた肌で、お風呂で長湯しますよね…温まりたいですし…。

体も洗いますよね、痛痒いとでも言いましょうか、心地良さを感じますよね…。

荒れた肌をワッシャワッシャと洗うと、目に見えない傷だらけの肌が完成…。

頭皮のフケが分かりやすいですかね。

新しい肌が出来ると古い肌は剥がれますよね…。

手の傷でもそうです。

剥がれる時にはしっかり気持ち悪い痒さが残るわけです。

高齢者の乾燥肌ケアの対策はクリーム?ボディソープ?他にもあるいろいろ

クリームは肌の保湿力を高めるタイプと表皮を保護するタイプ。

細かい傷をケアするタイプを使い分けることが大事ですよね。

ボディソープも潤いのしっとり感やサッパリ感重視といろいろですが、冬場は保水性を持たせたタイプが有効ですね。

さて洗顔後や肌に塗るクリームとボディーソープが何故、並ぶ?

これは肌を保護することと保水することという意味で共通します。

これに頭皮のシャンプーを加えて以下がもっとも大事です。

傷つけずに保護する!

何から?ですけど爪の雑菌、気温の寒暖、湿度の高低といったダメージからのケアです。

これが乾燥肌の症状を大きく緩和する土台になります。

ついでに余談です…。

市販のシャンプーやボディーソープは濃いので施設では薄めて用いる…。

そんな事業所さんもありますが…。

傷つけずに洗うこととしっかり汚れを落とすことは同じではありません。

ですから薄めるのは単なる薄利多売?商売根性の発露にしかなりません。

ただ…肌荒れがひどい方に向けて薄くすることは大切です。

傷のある肌荒れにシャンプーや石鹸が沁み込むと?悪化要因になりますよね。

とはいえ、それも丁寧に洗い流せば済む問題ですけどね。

洗い・すすぎが足りなさすぎるということも、時間と手間暇、よ~く振り返って考えてみてくださいね。

じつは高齢者の乾燥肌は仕組みによる改善がとても大事

さて傷を作らないように肌を保護して、保湿して…。

汚れの付着を防いで…。

これだけでは高齢者の乾燥肌は納まりません。

以下のトータルケアを1日に渡り充実させる必要があります。

食事内容の改善

肌に良いとされる有効成分はいろいろな食材でテレビでも話題ですよね。

冬には熱が表皮から外へ放出されやすいので、多めに摂取することが大事です。

ただ…冬は寒いので動きたくない…動かないですし、お腹が空かないので摂取量が減る。

このような悪循環が起きないように、食事内容の改善向上が必要です。

特に摂取量が減るようであれば、同一の栄養素で食材を変えると半量程度でも摂取効果を得る効果的な野菜などへスイッチを図るとか、趣向に訴求して効果を挙げるなどの対策が必要です。

がっつり食べたら水分量チェック!

冬の高齢者の水分補給はダダ下がりの下降線…ではないですか?

こまめに摂取していただきましょう。

自宅であれば、好みの飲み物をそれこそお好きなように摂取できたと思います。
施設ケアで下降線を辿る場合には、水分のあり方を見直しましょう。

□ 緑茶
□ 麦茶
□ ほうじ茶
□ 牛乳
□ コーヒー
□ 紅茶

施設で高齢者さんが選んで随時、飲める飲料はこのくらいでしょうか…。

□ 葛湯
□ 生姜湯
□ 柚子茶
□ 温カルピス
□ ハーブティー
□ レモンティー
□ ミルクティー

これらを自由に摂取できるようにしてみてはいかがでしょう?

コップは半分程度。

数口で飲めるようにして、常に選べること。

味が変わり楽しめるので、摂取量は改善するのではないでしょうか?

定番のコーヒーもブラジル産~など5種類くらいのチョイス型に変えると良いかもしれませんね。

たくさん種類があるというのは、1つの安心でもあり、大きな満足感を呼び込めます。

あ、肌荒れでしたね。

今回のご紹介の中では緑茶、紅茶、葛湯、生姜湯、柚子茶辺りの茶葉系飲料に肌荒れ改善効果が高いと言われています。

種類を増やすことを躍起に書いてますが、種類を増やして摂取を楽しみながら増やしていただく。

そのことで得られる効果は、
□ 肌荒れ改善
□ ストレス軽減
□ 気分転換 ( 痒みの原因を掻いて悪化させることから意識をズラすこと )

…などの効果が期待できます。

利用者さんで輪になってティーパーティーをしながら、座談会を企画しますと十分なレクリエーションアイテムにも昇華できますよね。

栄養と水分の次は強引に運動効果を求めていきましょう!

施設での高齢者さんは一口に高齢者さんと呼んでも、いろいろなご病状を抱えておられるものです。

その辺りを斟酌しながら、運動のメニューを作りましょう。

肌荒れ記事で運動を盛り込むのは何故?というところですが、腕を振り、運動することで抹消の血管へ遠心力も活用して十分な血液を送り込むということです。

遠心力が十分に確保できなかったとしても、全身運動であれば一定程度の効果は期待することが出来ます。

栄養や水分をしっかりとって運動することで全身に栄養や水分をしっかり回すということですね。

高齢者の乾燥肌ケアをいろいろした最初と最後が看護です!

3章の最後で看護師さんの登場なのですが…。

高齢者さんの乾燥肌へのアプローチを実施する前に、高齢者さんが訴える痒みの場所や皮膚状態は看護師さんにより観察いただいてから行う!

これが正解です。

じつは1年を通じて施設内といいますのは寒暖の変化が少ない。

いや、お掃除や殺菌除菌を頑張られているのは存じております。

加湿器も併せて湿度維持によるウイルス対策も頑張っておられますよね。

でも…逆に言いますとね、

年中通じて大きな変化がない部屋があちこちにあるんですよね…。

カビや菌、小さな虫の温床ポイントがたくさんあるということになりかねないのです。

それもあって殺虫剤や除菌巡りが年中絶えない…。

…今時、そんな施設や病院はないですかね?

で、肌荒れで痒い!って高齢者さんが訴えた場合、その部分を看護師さんに注視いただくことで、単なる乾燥や水分不足の肌荒れか、虫などの害虫による肌荒れかを見極めていただけることになります。

もし後者であるなら、迅速な受診による薬での対処が必要になってしまうのは言うまでもありません。

そして医療に従事する看護師さんの視点は、最初から途中時々、最後の完治までチェック体制を外さないことも大事です。

まとめ

高齢者さんの乾燥肌対策!

病院や施設でも頑張っておられますよね。

水分のレパートリーはあっても回数と自由度は制限があるのが普通ではないでしょうか…。

職員さんの手間ですし…。

でも、そこを自由に摂取いただくことで浴後の軟膏塗布は減りますよ?

水分のついでに栄養も運動も一気にトータルケアしていくことで乾燥肌は改善が目指せます。

…書き忘れはないですかね…。

高級美肌シャンプーとボディーソープ、保湿クリームに交換…というのも1つの手ですね。

高い物には無駄なものもありますが、明らかに効果あるものもありますからね。

懐は痛いですが…。

あ、忘れてました…。

高齢者さんの頭の上にハンガーを掛ける場所を作ってですね、タオルを濡らして雫が落ちない程度に絞って吊るしておきますと、加湿器の効果を倍増してくれます。

上から下へ湿度も冷気と共に流れますからね。

寝ているうちに喉から乾燥していくのを防ぐためですね。

乾燥すると痒くなる…掻くと確実に悪化する乾燥肌…。

今年の冬はがっつり改善していきましょうね(*^▽^*)

管理人
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