お正月の鏡開きの日にちや由来を知って保育園の子どもに説明しよう!

[ ☆ 1月 January ☆彡 ]

はじめに

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お正月の神棚に祀る鏡餅を食べる行事。

それが鏡開きの行事です。

全国のお寺や神社でも、この日、祭事として行われていますよね(*^▽^*)



お正月の鏡餅を鏡開きでいつどうする?鏡開きの行事とは?

鏡開きとは?

大晦日までに各ご家庭の神棚にお供えしてあった鏡餅をいただき食べるという行事です。

1月11日に行います。

鏡餅を布巾の上で木槌などで、小さくして調理していただきます。

歳神様が宿るとされる鏡餅ですから、刃物を用いるのは不適切とされます。

『 切る 』『 割る 』『 砕く 』という言葉は縁起が悪いとされ、『 開く 』という表現が用いられてきました。

神様との縁にこだわった表現です。

食べ方は地方で様々で、お汁粉やお雑煮、雑に、揚げ物にする地域もあります。

ただ、鏡餅の小さい欠片や粉も残さずに調理することと残飯を出さないことも大切にされています。

鏡開きの日はこうした鏡餅を開き、家族揃って食べるという行事の日です。

鏡開きの由来や意味はどういうもの?

鏡開きの日は行事としては鏡餅を調理して食べるという日です。

白く清廉を示す鏡餅には神様が宿るとして大切にされてきました。

それは鏡餅が単に高価だった平安時代に始まった風習と言われています。

いろいろな伝統が繋がっているのですが、稲作文化の日本らしく、とても大事にされてきたことは間違いありません。

まず、農業は自然の恵みとの共存です。

作物は、暴風や災害を経てのいただきものとされてきました。

いろいろな物に神様が宿るというのも日本の文化の発想の1つですね。

この2つの流れが組み合わさって現代の鏡開きの行事が定着していることは間違いありません。

鏡餅に宿っていただいた神様から運気を分けていただき、体に取り込む行事。

それが鏡開きの行事。

ですから、切る、割る、砕くの表現を用いず、開いて調理をする。

取り込むことで、一年の無病息災、家内安全を願う儀式としてきたのです。

もちろん、これは長幼の序列が大事にされ、一家の長が開き、調理を行います。

家族全員で分けていただきましょう。

鏡開きを保育園の子どもに説明するには?

さて、保育園の子どもたちには少し難しい概念的なお話でしょうか。

特に神様が宿ったお餅を食べてしまう!

えぇーッと現代っ子は思ってしまうかもしれませんね。

さて、今日のこの記事に保育園児が登場するのは何故だと思いますか?

じつは鏡開きの儀式は、子どもの成長に大きく貢献してくださると思ったからなのです。

いくつか効果があるのですが、
□ 目に見えないものの恐怖心を過剰に思う必要がないことを知る!
□ 稲の生育から手元の身近な食事まで多くの人の手が携わり届くことを知る!
□ 食べ物を美味しいだけではなくて、大事にして食べる習慣を知る!

どれも人生で大事なことですよね?

お化けや妖怪などのお話が現代では低年齢から影響しやすい環境です。

過剰な恐怖心は行動力を抑えてしまい、不活発で運動不足をからめて虚弱にしてしまいます。

のびのび健やかに!これが育児の大事な基本ですよね。

田を起こして水を張り、様々な自然の影響を受けて稲が育つということもありますが、そこから収穫して、精米して手元に運ばれる…食卓に上るまでの道程を知る機会になります。

間にお金がくっついて回るわけですが、下賤になる…。

いや複雑に理解しにくくなるので、その辺りの知識は単純に省いて説明することも大事です。

もちろん、大きくなるにつれて中間業者やコスト意識も学んでもらいましょう。

また偏食や摂取不足がもたらす世の弊害を説くことにつながります。

いろいろな災害で嫌いなものばかり食べなければいけない事態もあるでしょうし…。

逆に幸運に恵まれて好きな物、偏った物ばかりを食べるとやはり偏食で確実な健康被害になりますよね。

食事は原則として満遍なく、偏りなくいろいろな物を摂取すること。

特にここは社会生活を過ごす上で、とても丁寧に教えることが大事です。

このように鏡開きは説明していくことで、保育園児の成長の促進に役立ちます。

『 今日は鏡開きの日です! 』
『 鏡開きって何? 』
『 鏡餅に宿った神様をいただく日です! 』
『 いただくってドロボーするの? 』
『 鏡餅には神様がお力を残してくださっているので、皆で食べて元気に過ごそうねという意味です! 』
『 お餅嫌いー! 』
『 あんこのお汁粉にきなこ餅、あられぜんざいもありますよ? 』
『 食べるー! 』
『 お鍋3つにいっぱい入ってますけど、皆で分けてお残しをしない決まりです! 』

これは…我が家の子らと私の実際の会話だったのですが…。

このような形で少しずつ…食べ物の大切さとバリエーションを豊かに味わう機会を持っていくことは飽食の時代にあって大切なことではないでしょうか…。(*^▽^*)

まとめ

一般のご家庭でしたら、子どもさんへの教育としては家族の団結という意味も大いにありますよね。

1つの鏡餅を家族で食べる行為が団結心に結びついていきます。

保育園であれば園児たちの友達の輪という意識への働きかけにもなりますよね。

鏡開きは単にお餅を食べるだけですが、想いを大事にすることで多くの学びにつながります。

是非、将来末永く大切にしたい知識の1つとして保育園児に理解を求めるようにしてくださいね(*^▽^*)

管理人
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