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我が家の…と言いますか、私の作った家訓です。
喧嘩両成敗というと、喧嘩した両方を単に叱るようですけども、言い分を聞いた後に両成敗の沙汰を下すことにしています。
まずは聞くことが大事です。
見ていたり、聞いていた場合は違うこともありますが、それでも両成敗になることが多いです。
もちろん、一方的な裁きではなくて、きちんと理由も分かるように説明して公平中立な裁きを心掛けるようにしています(*^▽^*)
え?うちの子は悪くないのに…と聞こえてきそうですけども、ほぼ両成敗で裁くことができます。
まず、自分が悪くない!そう思いたい子どもと親御様、どちらも間違いに気づく必要があります。
世の中、悪人の方が遥かに多いものです。
極端に言い切りますと、善人なんて宗教家の中のさらに、ごく一部にしかいない稀有な存在だと思います。
皆様、人生で生きる上では、概ねグレーゾーンで生きるということを覚えておかねばなりません。
警察に捕まる、裁判になる…ようなことをする人、これは極悪人です。
法を犯さない人は悪人と並みの中間でウロウロしている人たちです。
人口の1割未満しか善人はいないものなのです。
…というのが、これまでの私の人生で得た教訓かなと思っています。
人を信じられない…可哀想な人と言われてしまうかもしれませんけども…。
まぁ、私の率直なるところのポリシーです。
まず、人は見た目では判断できません。
殺人鬼であれ、見た目は温厚な人で善人に見えるかもしれず、逆もまたしかりです。
では主張を声高にする人、正義を振り翳す人、これにも下心があります。
動物愛護団体にしても、政治家にしても支持を得たい、支持を得た人から献金や寄付を得たいという心です。
過激に派手に見せるほどメディアも手伝い、拡散していきますので、寄付金額は伴い上昇していくのですが、この辺りまで知って賛同する人もいるくらいです。
つまり人は表と裏の側面まで理解して、騙されずに、これから生きていく必要があるのです。
まず告げ口。
密告ですよね?
たまたま見た兄弟や他人の子どもさんの出来事を密告する。
密告した内容は確かに悪い。
でも、あなたはその悪いことを悪いとその子に言ったのか?
親の権力をあてにして縋るマネをしているのではないか?
その通りに親が動いたとしましょう。
密告された子は親の登場だけで萎縮してしまいます。
萎縮させた時点で親は失格だと思います。
さらに叱りますか?
こうした動きをしてしまう親がじつに増えている。
こののち、密告した我が子は連鎖的に密告の負の連鎖に必ず遭う。
別の自分の失敗や汚点を見られて機会とばかりに責められたり、密告にさらされるわけです。
これが過熱した結果の一つにイジメの問題もあります。
子どもが密告をしてきた場合はまず、子を諭す。
見て見ぬ振りではなくて、その場で自分がどう振る舞ったかが大事なので聞き出すわけです。
何もしていない、悪くないところでも諭すポイントになります。
でね、相手の子どもが悪い場合、親を駆り出さずに自力で向かうように、子ども同士で解決するように促します。
もちろん、怪我をさせられた場合も命に関わるようなものや後遺症が残るようなもの以外は親は出ない方が良いです。
そのレベルの怪我の場合は盛大に出張して親同士で交渉せねばなりませんが…それも事情ありきの部分もあるので過熱しないようにせねばなりません。
だって、怒りまくって治るわけでもありませんし、事態の深刻度はきっと相手方の親も理解しているはずです。
理解されていない場合には盛大に闘争しましょう。
うちの子に限ってということは通用しませんし、させてはいけない領域ですからね。
親子共々、しっかり反省いただかねばなりません。
深い心のトラウマにしてはいけませんし、怒鳴る、叱りつけることが有効ではありません。
しっかりと心に刻み、理解してもらうことが大事です。
子ども同士の喧嘩は小さな社会勉強の舞台です。
その中で表と裏、後の時間軸での影響と子どもに想像して理解してごらんというのは、とても難しいものです。
ですから、都度、その場でどうすべきだったのか?ということを考える機会を持ってもらうことが大切です。
何故、喧嘩になったのか?どんな結果だったのか?親に言いに来たのは何故?仲直りはちゃんとしたのか?親の立場ですと怒らずに慌てずに丁寧に聞いておくことが大事です。
結果、仲直りすべき時にしっかり仲直りしてもらえたら一件落着ですよね。
子ども同士は、とても大きな学びを得られるのではないかと思います(*^▽^*)
子ども同士の喧嘩って、まぁ血が出るレベルになると…親の目の色が変わりますよね…。
子どもの出血って、けっこう勢いよく大人に比べて多く出るイメージありますもん。
PTAでも年甲斐もなく強硬な主張をされる過剰な方、あちこちにいません?モンスター〇〇というヤツです。
自己主張は立派ですけど自分は何もせず指示はかりという方々です。
もちろんそういう方々は翌年以降、在学中は2度とPTAに選ばれません。
不思議ですよね…先生方の魔力です(*^▽^*)
ともあれ、子ども同士の喧嘩の相手にそんなモンスター〇〇に出て来られるととても大変ですので気を付けましょう?
その場合はなるべく理性的に話し合いをしましょうね。
できれば、その場合は、間に公権力を挟みましょう。