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本記事では、介護業界におこる離職や転職は年中で可能なことですが、一般的な会社では年度末や5月末、7月末、12月末に起こりやすいものです。
そんな転職のいろいろ…注意点や考察をまとめてみました。
転職について悩み始めたら、分析がとても重要です(*^▽^*)
年度末に退職するのは公官庁など年度単位で人事異動がある、仕事や仕事場が大きく変化する企業に多く伺えることです。
7月末と12月末は賞与をいただいて退職を図るケースです。
次に5月、これはとても稀かもしれません。賞与の前ですし…。
ちょうど5月までが税金で言うところの前年度に組みして6月からは新しい税金が導入されるわけです。
税額が定まり、新規事業に向け邁進する方に、この時期を設定されることがあります。
いずれにしましても心機一転、新しい仕事場に向かうにしろ、事業を起こすにしろ、人それぞれの特異点があるわけです。
介護の業界における転職は年中ありますが、人の多い都会はともかくとして地方になりますと引き抜き、スカウトといった行為もしばしば見受けられるようになりました。
事業所間の関係が密になりやすい介護保険の事業所では特にその傾向があります。
もちろん他にもハローワークの求人募集にも掲載されやすくなっています。
さらに週末の新聞の折り込み広告の求人広告でも介護系職種はとても増えていて掲載されない週はありません。
随分な広告費を支払っているだろうに…と思う。
それほどに職員が集まらない様子が伺える。
人の支えになって支援する介護のお仕事。
介護保険が始まり、サービスという言葉が蔓延したのが原因の一つである。
サービスを受けて当然という概念と1割とはいえ、身銭を払ったのだからという対価を得るという発想である。
そして当初、高く設定された介護報酬は年々、低下しているので介護職員の給料へ転化されにくくなってきていることもある。
介護の業界に保険という概念で1割の負担でサービスを利用できる制度は、利用者と家族に慢心を生んだ。
逆に事業所に対してはそんな利用者さんたちに対して提供拒否を禁止する法が整備されている。
苦痛は嫌が応にも増すばかりである。
介護は自分以外の他人の生活を支える仕事である。
人助けをすることで賃金という対価を得る。
一部は仕事の経費として消え、お仕事を紹介した形で会社組織と役員の報酬に削られるものである。
こう書いてしまうと介護のお仕事がつまらなくなってしまう。
以下は介護の仕事の楽しさを追及する項目へと転化しよう。
介護のお仕事を継続して行うことで得られる知識や他人の生き様を知ることにはとても深い意義と学びの環境が備わっている。
つまりは闇雲に業務に追われて惰性というルーティンワークに陥らずに済むお仕事であるとも言える。
日々、全く同じ会話をすることもなく、新しい出来事が日常的に内包するお仕事であることは間違いがない。
ただ、この充実感を感じるビジョンも常であると惰性に転化してしまう可能性があるということ。
惰性に陥らない変化を付けながらお仕事に励むことが介護のお仕事を継続する上で求められる境地の一つであると言える。
上司や同僚、利用者さんや家族さんと様々な感情を伴う軋轢が転職に踏み切りたい思いを強くする機会が訪れる要因になることがある。
そんな時には一度、退職を踏み切り思案する必要がある。
何故なら継続した境地に先の発展が見えることもあるからです。
転職した先にはまた新人職員という看板が待っている。
どの職場へ転職したとしても新人であることには変わりがないのである。
新天地への理想を追求して転職を行う。
新天地は未知の世界で、必ずしも理想郷ではないのである。
今の慣れた職場で人間関係や仕事のあり方を考察して改善する方が何倍も、理想に辿り着くのに安易な道かもしれない。
中でも特に謙虚な心情は転職後に重く圧し掛かる。
従前に立派なキャリアがあろうとも謙虚で実直でなければ次の仕事場でも長続きはしないだろう。
転職は人生という長いスパンで見れば一時的な感情が左右する行動である。
一度、人生全般の計画を立て、合致するかどうかの見極めをして決断をしてほしい(*^▽^*)
介護業界、転職先は真面目で実直でさえあれば20歳でも定年後の60歳以上であっても容易に見つけることができると思います。
将来を見通し、必要であれば転職を図る。
自分の将来の汚点となる…後悔が付きまとうような転職を繰り返すべきではありません。
安易な選択とならないように、十分な時をかけて思案して決定することが転職にはとても重要な要素となります(*^▽^*)