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還暦のお祝いをご両親のそれぞれに…。
心ゆくまで祝いの心を届けたい!
そんなお子様世帯をサポートする記事です。
お祝いっていろいろと形がありますからね。
ご参考にしていただければ幸いです(*^▽^*)
満60歳の親御様をお祝いするのが還暦の宴席ですよね。
ちょうど60歳で、お仕事も定年される方も多く、人生の節目として重ねてお祝いするケースもあるようです。
さて、一昔前は料亭をお借りして、宴席を設けて楽しんだところですが…。
それも一興です。
近年は和風・洋風・中華など、それぞれの食事の専門店で宴席を予約されることも多いようです。
それぞれのご家庭で和やかな宴席を開かれることが、じつは最も多いものです。
ご家庭で宴席を設けられるのも、参加される人数に寄るかもしれません。
核家族・少子化の現代ならではかもしれませんね。
ご両親、お子様夫婦2組、孫様4人くらいで10人程度だとご家庭の一間で、何とかなるものです。
還暦のお祝いと申しましても、現代の高齢化社会を見れば、還暦を迎えられた方の将来は、まだまだ先は長くゆとりあるものです。
1つの節目として、還暦を迎える父母に感謝して、さらなるご活躍を期待して宴席を整えましょう。
さて、還暦のお祝いの演出方法と題しましたが、まずは外出するか、ご自宅でお祝いするのか、予算と場所決めを優先すると良いでしょう。
外出して盛大に非日常を楽しむための予算をご家庭での宴席に持ち込みますと、それはそれは豪勢な設営が出来ます。
あとですね、お祝いを受ける父母のご性格と好み。
この辺りを基準に決めていくことにしましょう。
多少のユニークな趣向をこらした宴会から、厳格な儀式風の宴会まで、その様子や中身はいろいろ。
ご両親の性格にも影響するところですね。
では、ここをひとまず置きまして、縁起物のプレゼントに進みましょう(*^▽^*)
還暦のお祝いでは、縁起物とされる赤いものが贈られます。
よく噂で聞かれる代表的なものは『 ちゃんちゃんこ 』でしょうか。
冬場に重宝するちゃんちゃんこですが、現代では日常的にはあまり使いませんよね。
昔は還暦まで生きる方が珍しい時代でしたし、上着を1枚重ねることで、温める効果で腰痛を緩和することも実感出来ましたし、とても重宝されてきたのです。
という実用面もさることながら…。
伝承としましては、着物としては赤ちゃんや幼児が着るものとされる『ちゃんちゃんこ』。
十二支十干を経て、赤ん坊に還るということから還暦としたとも言われています。
ですから、現代ではあまりこだわらずに、赤にあやかりつつ、別の役立つ赤いものを贈ることが多いようです。
ただ、
□ 時計
□ 靴
□ 生花
□ 櫛 ( くし )
□ 鞄
□ ハンカチ
この辺りは避けると良いとされています。
理由はですね、
□ 時を刻む
□ 足で踏みつける
□ 9と4が入り縁起が悪い
□ さらに働けとこき使う?
□ 縁の節目の手切れかい?
と、このような語呂合わせが付いて回るので、イメージが嫌われる傾向にあると言われています。
もちろん、ご両親に相応しく気にされず、要望されるような場合でも、そっと選考から外して後日、別に贈るようにすると良いかもしれませんね。
さて、ここまで書いておすすめするプレゼント。
おすすめとしましては、
□ 肌着
□ 財布
□ 万年筆
□ 帽子
□ マフラー
□ 腹巻き
□ 画板と絵具
□ ゴルフセット
などなど…ご両親の趣味・趣向に合わせて喜ばれるものを贈りましょう。
ただ、品物を買う時、値段と予算がまた1つの壁になりますよね。
贈り物を選ぶ時に必ず注意すること。
□ 安物買いの銭失いにならないように!
□ 値段に関わらず、しっかりと良い物を選ぶこと!
ここが大事な点です。
値段の高いものには高いなりの理由、付加価値が必ず用意されてあります。
壊れにくいとか、作りが丈夫で長く使える、万人が価値が高いと認めるといった具合にです。
今回は外出ではなくて、ご自宅で和やかに宴席を設ける場合の飾りつけを記事にしてみました。
外出先では飾りつけも何もないですからね…。
洗い物とか手間暇がない分、家人の体力としては楽になるかもしれませんが…。
さて、家の中、還暦の父母が同居してお住いの場合は宴席広間のみに絞ると良いでしょう。
自宅外からお招きする場合は、玄関から宴席広間まで多彩に飾りつけを楽しむことが出来ます。
玄関に四季のお花を飾り、小道具を置き演出します。
広間の一角にも四季の風情を添えたいところです。
そして大事な宴席。
メインはお食事ですよね。
□ 箸置き
□ お箸
□ 小鉢
□ グラス
□ コースター
□ お皿
□ お銚子に盃
□ お料理それぞれ
と、お食事には工夫できるポイントが満載です。
あ、お料理で縁起を考えますとお正月のおせち料理が参考になります。
もちろん、お正月ではないですから、材料をチョイスして和洋中の還暦のご両親が喜ぶ料理でまとめていきましょう(*^▽^*)
敬老会の記事を書いたことがありますが…。
ご老人向けって感じです。
それに比べ、還暦世代はまだまだ若いです。
高齢者扱いすると怒られるなんてこともあります。
一つの通過点、これまでありがとうの気持ち、そしてこれからの将来もよろしくお願いします、という気持ちを忘れてはいけません。
そしてですね、子どもが親をもてなす場合、親は子の趣向がどれだけ大人びて成長したかを最も評価します。
いつまで経っても親から見れば子は子なのです。
お金を掛ける掛け方、使い方、物選び、もてなし方…。
この辺りが成長しているのか、他人様に向けてちゃんと通用するレベルに育っているのだろうか?
きっとそんな想いで、チェックされる視点がどこかにあることでしょう。
胸を借りて挑戦するつもりで、還暦のご両親を喜ばせてあげてくださいね(*^▽^*)