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介護を受けるに至る前、元気に日常を過ごす日々から、ある日、介護を受ける日々に転換する。
この境目の境地には様々なケースがあります。
介護が必要になる第一歩に着眼することで介護を受けるに至る時期を遅らせて、先延ばしにする、はたまた元気な日常に戻ることが可能です。
その第一歩を見つめる視点の大切さをまとめました(*^▽^*)
最も多いのは生活習慣病の延長にある病気や怪我の発生です。
とある油断が元で転倒して、骨折して入院して手術を受け、退院したところ、筋力が低下した為に介護を必要とする…よくある話です。
この冬場も多く発生したヒートショックなど身近な生活に潜む体への影響で、病気を発症してしまうことも、よくあるケースです。
誰しも介護を受ける体になろうとして怪我や病気になるわけではありません。
当の本人は、全く予期せぬ出来事…介護の始まりは至って身近であり、予期せぬ中に潜むものなのです。
先述したように…生活習慣が大きく影響していることは間違いがありません。
生活習慣をルーティンワークのように日々、繰り返すことは落とし穴を生じさせる第一歩になりかねません。
人はいろんな生活のパターンを過ごしています。
朝起きる時間から寝るまでの間、決まった時間を決まったように過ごす。
体や脳の使い方に癖が生じてくるわけです。
先ほどのヒートショックのように、寒暖差が急に生じることで一瞬だけ体に負荷がかかる時などに…。
かろうじて体を保持していた部分の血管が切れるという事態に陥ることがあるのです。
そんな体の中の血管の状態や生活習慣に潜むリスクについて、数値で目に見える形で理解するには医療機関での検査を受けるしか理解する方法はありません。
私の文章力では表現が難しいところなのですが…。
(1)医療機関にて定期的に検査を受けること。
(2)次に生活習慣を見直すこと。
(3)体の全身を一定リズムで鍛えることです。
(4)ストレスを解消すること。
…の4点が重要です。
(1) 医療機関での受診とは健康診断を受けて、自らの体について知る機会を持つということです。
危険な部位や疾患を知れば、自ずと対策が立てられるようになります。予防するに留まらず、医師の助言は、健康への最も近い道のりになります。
(2) 生活習慣は日々、決まったルーティンで過ごせるということは、ある意味、パターンが決まっており、生活が成り立つということです。
収入面中心での生活パターンというものは一定のサイクルで形成され、日々、大きく変化してしまうと生活全体が不安定になります。
その為、人は一定の安寧の為にパターン化を図ります。その安寧の中に、使わない筋肉や動きといった油断の素になる要素が潜むのです。
(3) 全身の血流は心臓を中心に一定のリズムで常に前進を巡ります。この血管を巡る血液、血管をゴムホースに例えれば、周囲の筋肉の収縮や周囲の気温などで伸び縮みします。
血管は本来、伸び縮みしますが、その時の運動量により、拡大縮小といった変化をします。
これを測定すると所謂、血圧というものですが、運動時には当然高い値になり、リラックスしている就寝時に低い値になります。
しかし高い低いを測定時のみで計測していませんか?
本来、運動時にはより大きな幅で触れるものです。
日々の活動量を浅くから深くまで幅広く負荷をかけて動かす幅を獲得することが血管と血流を支配して、その先に見える長寿という世界につながるのです。
ただし、急激な負荷は先のヒートショックのような出来事を引き起こします。
準備運動、日々のたゆまぬ努力が必要なことは言うまでもありません。
(4) ストレス社会ですので、日々、いろんな場面で様々なストレスを抱えがちな現代社会です。
ストレスを抱えると無気力とまで行かないまでも、本来すべき予定を省略したり、行動や活動のパターンが縮小していきます。
結果、運動不足に陥り、原因となっての突発の事態に繋がりかねません。
解消方法は様々にあり、これも活動によって晴らすことが健康につながります。
いろいろなリスク啓発も記載しましたが、得てして気づかないものです。
気づいても生活のリズムを変えることは容易ではない…。
だって筋肉や関節、頭の中の思考まで常に使わない部位を意識することは不可能。
毎日、摂取している栄養について何が何カロリーで、どれだけ摂取したのかなんて、各ご家庭で計測することも不可能ですから。
運動を毎日続けることも時間が限られてできないかもしれない。
そして起こる事故や怪我。
入院と手術。
誰もがそんな事態を望まないにも関わらず、医師の世話になり、医療機関に助けていただくことになる。
まずは健康診断が大切です。
市町村の広報などで健康診断の記事が必ず掲載されています。
そしてインターネットで検察しますと簡易な運動は動画で解説されていたりします。
意識があり、違和感を感じる場合は、迅速に受診をします。
時間外であってもかかりつけ医に電話をしてみましょう。
不通の場合は市町村の設置しているコールセンターを頼ります。
意識がなくて…、あるいは激しい痛みや出血、吐血の場合には、これは迅速に救急車です。
家族がいて、意識があって救急を要する場合、救急の119へ電話の上、救急車の指示を仰ぎつつ、自家用車で搬送する方が早く医療処置が施せる場合があります。
救急車が駆けつけるより搬送が急げるメリットがある場合です。
いろんなケースがありますので、一概に判断はできませんが、時間と適切な対応、医療機関への連結が重要な要素になります(*^▽^*)
救急時にはいろんなケースがありますので自己判断は禁物です。
定期受診をしている方の場合、主治医に相談をすることが大切です。
もちろん火急と判断される場合は主治医を飛ばして救急車対応です。
初動の放置と観察、様子見だけは設定してはいけません。
違和感、直感を大事にすることが必要です。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言います。
大病につながるリスクは最小限に…。(*^▽^*)