夏休みにカブトムシやクワガタムシを上手に採集する時期や時間と方法をご紹介

はじめに

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昔から子どもたちに大人気の 『 カブトムシ 』 『 クワガタムシ 』 の二大昆虫。

誰しも1度は採取や飼育にチャレンジしたことがあるのではないでしょうか?

はたまた親になり、子どもにせがまれて採取に乗り出す…なんてこともありますよね。

夏休み恒例の行事になっているご家庭もあるでしょうね。

本記事ではカブトムシとクワガタムシの採取する時期と時間、捕まえる方法についてまとめてみました。

たくさん掴まえて、子どもさんを喜ばせてあげたいですよね(*^▽^*)



カブトムシやクワガタを上手に採集する時期はいつ頃が良い?

カブトムシが見られるようになるのは5月下旬から9月の間です。

見つけやすさのピークは7月中旬から8月中旬の1ヶ月間です。

クワガタは4月~11月上旬、ピークは6月上旬~9月中旬頃になります。

もちろん地域や気候、捕まえるその時の気温などでも種類が変わるとも言われています。

捕まえに行くなら、是非、確実に捕まえたいですよね。

そこでおすすめする時期としては、カブトムシもクワガタムシも共通して最も多く採取しやすい7月中旬~8月中旬になりますね。

カブトムシやクワガタを上手に採集する時間は?

時間

夜はすっかり暗くなった20時頃から翌朝の4時までがおすすめです。

暗い時間帯が大事で採集には向いています。

基本的には夜行性で灯りに向かうので、当たりが明るくなると潜んでしまうのです。

場所

カブトムシやクワガタムシは日本全国に生息していますが、北海道にはいません。

南ほど多く生息している傾向があります。

クワガタムシは河川敷の川柳などでも捕まえられますし、カブトムシはクヌギやコナラなど広葉樹の雑木林で見つけられます。

雑木林の近くで道路沿い、街灯が近くにあって日辺りの良い樹液を出している細めの木は最適なポイントです。

また近くに自動販売機など明るい設置物にも集まってくることがあります。

カブトムシやクワガタを上手に採集する方法は?

まずは採取の準備道具ですよね

明るいお昼間に樹液の出ている木を探しておくことが大事です。

カブトムシは懐中電灯と虫取り網くらいで大丈夫ですが、クワガタは木のウロや隙間に隠れるので、捕まえるのに、一工夫が必要なこともあります。

« 必須なもの »

□ 虫取り網
□ 虫かご
□ 長袖長ズボン
□ 懐中電灯

« あると良いもの »

□ ピンセット
□ 針金

« 罠の道具 »

□ バナナ 3本
□ 焼酎 大さじ4杯
□ お酢 大さじ3杯
□ ストッキング
□ かまぼこ板2枚
□ ライト

採取の方法

採取の方法はいくつかあります。

オーソドックスな方法

懐中電灯と虫取り網と虫かごを持って採取に行きます。

虫取り網で 『 えいっ! 』 と捕まえる方法ですよね。

出来ればこれが一番、手間がないですから、この方法で捕まえたいところです。

木を蹴ってみる

川柳や雑木林のクヌギやコナラで、日当たりが良くて、目星を付けていた樹液を出している木の幹を蹴って振動を与えます。

1回目は軽く、2回目は強めに2回、蹴るとわずかな振動でも驚いてクワガタは降ってきます。

クワガタムシは驚いて降ってきますが、カブトムシは降らないですね。

木の薄皮や穴を曲げた針金でつつき掻き出す

クワガタムシはおしりを突かれると前に進む習性がありますので、掻き出すようにすると出てくることがあります。

クワガタムシやカブトムシに怪我をさせないように、そっと突くのがコツですね。

採取が難しい場合は、最終手段に罠を作ろう

木に蜂蜜や黒砂糖蜜などを塗って呼ぶ方法はよく知られていますが、乾燥や雨で流れてしまうなどして効果が限定的なので、他の方法をご紹介しますね。

ライトトラップ

カブトムシやクワガワムシは灯りに群がる習性があります。

月がない日で、高温多湿、無風の日は特に飛んで集まりやすくなります。

カブトムシやクワガタムシが飛ぶ時に月の灯りを利用して水平に飛ぶことを維持しているので街灯などの灯りに誘因されてしまう習性です。

ただ多くの昆虫がこの習性を持っていますので…蛾や蝶、ゴキブリなんかも一緒に飛来しちゃいますから、気を付けないといけませんね。

バナナトラップ

バナナトラップも有名です。

バナナ3本に焼酎大さじ4杯、お酢も大さじで3杯くらいを潰して混ぜる。

樹液に近い甘い風味と漂う香り、酢の酸味が揃うと言われます。

これを数時間、屋外の高温下でさらして発酵させましてストッキングの中にかまぼこ板と共に入れます。

2枚のかまぼこ板でストッキングの片足ずつに入るのでそのまま、樹液がある木にひっかけます。

できれば、バナナトラップを仕掛ける場所は樹液を出す木の近くで、かまぼこ板で木との間に適度な隙間となるように、影が出来るようにすると効果的です。

先述したライトをバナナトラップに向けるとより効果的になります。

1日目はカナブンが、2日目はクワガタの雌、3日目はカブトムシやクワガタが集まりやすくなると言われます。

白いシーツを物干し竿にかけて、大々的にトラップを作る方もおられます。

注意

採取となると頭上を見上げがちなんですけども、足元が草むらや斜面であったりする場合は、十分に足元も注意して進まなければいけませんね。

蛇やマムシ、スズメバチが飛んでくるなど、危険もあるので注意してくださいね。

もっともスズメバチは昼間に活動するので暗いうちは、とても少ないのですが…9月には凶暴になるとも言われますし、刺激すると攻撃的になるので油断は禁物です。

他にも夜中とかですと、イノシシとか鹿などの動物たちにも注意せねばならないこともあります。

マナー

設置した罠は、自然に帰らないので、必ず回収して処分しましょうね。

乱獲しても飼育が困難になりますから、必要な分だけ、満足できるだけに留めましょうね。

またライトアップなどでは近隣の交通や民家の迷惑にならないように注意しましょう(*^▽^*)

まとめ

カブトムシとクワガタムシは子どもたちの憧れの的です。

古くからペットとして身近な存在でした。

夜の間に捕まえることができ、灯りや餌で集めることができます。

ですが、夜の危険があるので、必ず大人が付き添うことにしましょう。

子どもたちの宝物ですが…

そんなカブトムシやクワガタムシたちは子どもたちの宝物になります。

宝物…それは身近に置いて観察したり、大切にしたりしますよね。

しかしです。

2点ほど注意点があります。

カブトムシは越冬できません。

クワガタムシも出来る種類と出来ない種類がいますし、越冬の環境を整えてあげることも重要です。

それから夜行性であるので、家の中ですと、ガサガサゴゾゴゾと夜通し、元気に動いてくれます。

鉤爪ですから、しんと鎮まった家内に響きますので、飼育場所には思案が必要です。

大人の豆知識…

カブトムシは世界で約1300種類くらい。

クワガタムシは約1500種類がいるのだとか…。

オオクワガタって、『黒いダイヤ』と呼ばれて市場価格2万円だとか…。

あとカブトムシは越冬しませんがクワガタはコクワガタやヒラタクワガタなどクワガタの一部は越冬します(*^▽^*)

管理人
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niiro makoto