遠方に住む高齢者となった親の一人暮らしはリスクが多いので、同居や転居を勧めるべきか否か…。

はじめに

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核家族、転勤族、社会の発展と共に家族のあり方は大きく変わってしまっています。

夫婦二人の間は何とかなったことが連れ合いを無くし、一人暮らしになると、いろいろな支障が出てくるものです。

子が遠方に住む、そんな状況も地方では珍しくありません。

よくあるリスクを私の調べた範囲で記事にまとめてみました(*^▽^*)



高齢者の一人暮らしはリスクが多い?

まず、何も対策をせずに一人暮らしに突入するのはリスクが大きくなるだけです。

考えられる対策を十分に採り、備えていればリスクは最小限で済むものと思います…。

これが一つの結論ではあります。

しかし十分な備えとは…もちろん個別性もあるので、人によって万全のあり様は異なるものです。

考えられるリスクの一つは老後の資金です。

月に15万円程度の収入があればどうにかなるものです。

内訳は家賃もしくは固定資産税、食費、電気ガス水道の光熱費を含む生活費です。

医療費や介護保険の費用を含めても十分だと言えるのではないでしょうか。

もちろん、いざという時に施設へ入所したとしても、8割くらいの施設に対して入居する費用としては十分な額となりますので、入居を選択するのにもハードルは下がる額です。

次に悩むリスクは環境面です。

持ち家の家屋は年々、老朽化します。

高齢者の体力も老化して、買い物一つ、十分な荷物を運ぶとなると重労働になることは間違いありません。

老いぬように常に体を鍛え、車の運転を安全にこなせるうちは何とかなるでしょう。

つまり、家というハード面と周辺環境が住むに適しているかを思案することが大切です。

最後に交友関係、地場組織の重みです。

日頃から交流を手厚く大切にしてきた方であれば大きな支障とはなりません。

遠方の高齢者の一人暮らしのリスクをより軽減していく方法とは?

まず防犯、アルソック、セコムといった大手セキュリティーメーカーの知恵と技術を受けることをお勧めします。

もちろん、これに代わり、各市町村で行っている緊急通報システムなど代替えできる部分は変更して、御思案ください。

このセキュリティーを高めることで生存確認が遠隔地であっても可能であることが挙げられます。

またごく軽い介護保険の認定結果が得られるようであれば、住宅改修という補助金制度を用いて手すりの設置や段差解消などの家の構造面で補修しておきます。

そこまで行かず、お元気な場合はリフォームをして備えておくことも大切です。

さて、セキュリティー会社にしろ、行政の緊急通報システムにしろ、介護保険制度を用いるにしろ…ここに含まれる項目を選択することで、高齢者の方は新たな御縁と人脈を結ぶことになります。

多くの御縁を結ぶと近所、市町村での輪が複雑多岐にわたり、形成されるので見守りや安否確認といった様子を遠方から確認する術ができるわけです。

生協やヤクルト、宅配弁当、新聞、雑誌、などを購入したり、購読したりすることも御縁を深める材料となります。

こうした地域性の構築はこれまでの人生以上に高齢者で一人暮らしになると大切にせねばならず、遠方に住む子世帯はこの辺りを知らないと…転居や入所を早々に判断してしまいかねません。

もちろん早計は取り返しのつかない結果を招くこともあります。

遠方に住む高齢となった親の住まいに悩む時の判断材料。

まず、高齢となった親の正確が引きこもりであったり、地域との御縁を結ぶ傾向にない場合は施設であったり、市営住宅、サービス付高齢者住宅を選択して早期に移転することが望ましいと言えます。

深い御縁を多く作る…達者な方は出来る限り地域に根差して過ごすことが大切です。

無理をして移転する必要はありません。

むしろ移転することで大きなリスクを招くこともあります。

新しい環境に馴染めるかどうかは移転してみなければ分かりません。

最悪の場合、不遇の人生を送らねばならないケースもあります。

人脈、御縁の築き方が全く違ってくるのです。

付き合いが乏しい先の方は施設の職員のサポートを受けつつ、御縁を作ることで充実感を得る場合もあります。

一方、充実していた人が環境をリセットすることは別環境に突如として放り込まれることになりかねず、サポートを受けても孤立するリスクを負います(*^▽^*)

最後に

移転を迷う場合、田舎などで大きな家にお住いの方は衰えを感じるにつれて、家で使用する部屋や場所をコンパクトに縮小していきます。

それでも難しくなった場合に入居や転居を判断します。

御縁はできるだけ大事に結ぶことが大切です。
住み慣れた知人ばかりで結べる縁ほど強固なものはありませんし、在宅生活を継続する大きな要素となります。

環境を変化させることで、行動が大きく変わり、不活発となったり、1から人や環境を覚えねばならない負担はストレスとなり、大きくなるほどに鬱病や認知症といった症状に転化していく可能性が高いと言われています。

住み慣れた自宅で気楽に過ごせる工夫を1日、1年365日どれだけ充実して備えられるかが、在宅生活を継続する秘訣になります。

書き出しは一緒に迷います、頑張ろう!の記事のつもりだったのに、高齢者の自宅、独居生活をサポートしてあげたいって、記事に代わっちゃいました(/o\)

子供様方…施設を選ぶなら、まず自分が1ヶ月くらい仮入居して体験した上で親を入居させてみてくださいね。

一人で大きくなれたわけでもなく、代々の流れの中で生きてきたわけですから…。

とはいえ、御自身の生活もありますし…バランスと尺度って個人差があってとても難しいですよね。

相談機関に行くとさらっと背中を押してくれますけども…。

親も子も、それぞれ大切に思いながら、足掻いて家族全員が幸福になる道を掴むことが大切ですよね(*^▽^*)

管理人
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niiro makoto