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ケアマネ―ジャーは、40人ほどの介護が必要な利用者さんの日々の生活を把握している。
不足する介護の場面で、介護保険を主軸に活用することで、補って生活が成り立つようにサポートをすることが業務となる。
そんなケアマネージャーが一年間のうちに数回、特に過酷な境遇に追い込まれる…。
その1つの原因が、雪がたくさん積もること…。
雪が積もったから~…お休み!
…とはいかず…日常業務よりも多忙な1日を迎えることになる…。
今日はその辺りの事情を記事にしてみました(*^▽^*)
ケアマネ―ジャーというと書類!紙だらけのイメージがありますが、市役所や利用者さん宅、ご利用されている事業所さんへ紙をお届けにあがるわけで…外回りもけっこう多いものです。
また担当している利用者さんに月に1回はご自宅で面接するという法的な義務があります。
他にもですけど、新規の利用者さんの申し込みがあったり、介護の計画、ケアプランを修正したり、作成する場合は、位置付けられている全部の事業所さんを呼び集めて、担当者会議を開催せねばならないなど…。
事務所から外に出て仕事をする機会はとっても多いものなんです。
この辺りは全国的に一律のお仕事ではあるんですが、都会と田舎では大きく仕事のあり方が異なる場面になります。
都会では集合住宅やマンションが多く、徒歩や自転車で訪問に出掛けることも可能ですよね。
田舎では…1軒1軒の移動時間が異なるんですよ。最大で30分や40分も車で移動を挟まなきゃいけないとか…。
そうなってきますと車が主体になるので、交通渋滞や停車場所探しなんて技能も必要になります。
雨が降った…台風が来たという夏は土砂崩れで道が封鎖されるなどの事態も…。
ちなみに…1つ毒を記載しますけど…。
都会は地価が高くて事業に向かないと言われます。
その為、特別に全体の報酬があがるように掛け率で加算が設定されています。
田舎では離島や僻地に限って少ない掛け率ですが、加算があります。
逆じゃね?
そう思うことがしばしば…。
さて、脱線しました。
天候がケアマネージャーのお仕事に影響を与える!
これは全ての外で働くお仕事と同等に降りかかる災難のレベル…。
…それに等しい部分ももちろんありますが、それにとどまらず、むしろひどい…。
その辺りは以下の章で述べますね。
さて、いろんなお仕事を見ても天気の影響で、お休みしか出来なくなるお仕事もあります。
ケアマネ―ジャー…年中無休…。
公休は取得しますが、人命を預かる個人で担当するという性質のお仕事ですので、公休とはいえ、頭の片隅にお仕事がどうしても残りやすい…。
また、どのような天候であれ、アポイント尽くしで行動するので臨時休業は、以後のお仕事のスケジュールにとても影響してしまいます。
先述した担当者会議なんて、利用者さんが利用するサービス種類が多いほど人数を集めて企画せねばなりませんから、再設定!ってなると泣けるくらい辛い出来事になっちゃうこともあります…。
でね、災害級の天気の影響の時…。
ケアマネ―ジャーさん、どうしてます?
めっちゃ苦しいですよね。
子どもらは、暴風雨警報が出たら休み、解除されたら登校…。
電車は止まってしまっていても、仕事場をいかに目指すべき?
社会人の苦悩の山ですよね。
いろいろと身内の課題に悩むところもあるのですが…。
ケアマネ―ジャーというお仕事そのものが休むことを躊躇させます。
□ 利用者さんに向かうべきサービスが早々に休みを決める。…うちら休みやから、後は頼んだで!と丸投げされる。
□ さらに利用者さんへの連絡そのものを丸投げされる。…きちんと利用者さんに情報を届けて欲しいところです…。
□ そもそも提供表日程をすっ飛ばしたのに連絡されない。…もちろん次から取引はしないお相手リストになっていきます。
いろいろな事態があるものです…。
こうしてケアマネージャーの携帯電話は公休でも年末年始でも、夜間や早朝であっても鳴るリスクを抱えた爆弾になっていくわけです。
さて、天気の影響で最も困った私の経験は雪ですね。
台風?
確かに土砂崩れなどで封鎖する事態までいけば大変ですが、迂回路など土地勘もありますから、何とかなりますね。
どうしようもないのが雪。
家から出れない…そんな事態に見舞われたバレンタインも今や懐かしい思い出でしょうか…。
携帯電話に充電器を繋いだまま、あちこちに電話しまくって仕事してましたね…。
メモ帳片手に…。
もちろん、出社後に支援経過記録に記載するためです。
非番に動かざるを得ない時の記録は、公的記録にがっつり落とし込む!
あ、ケアマネさんの日記にしてはいけません。
利用者さんに影響があった出来事や対策の記録ですからね、お間違いないように。
…非番の記録…実地指導でも少しは評価してくれても良いですのに…と思いません?
それか、労働基準監督署とか…。
冬場は路面が凍結しますし、そこに雪が降りだすとあっという間に積もってしまう。
スタッドレスタイヤでは無理でチェーンを巻かねばならない。
車両を扱う事業者の負担は、冬場、とても大きいものですよね…。
雪国のケアマネージャーさんは、さぞ大変だろうと冬に1回は思うものです(*^▽^*)
ケアマネ―ジャーを始めて身に付いた習慣は天気予報を朝夕に2回チェックすること。
今日の天気だけでなく週間天気予報も必ずチェックですね。
お風呂の介助はともかく…食事の介助と排泄介助どうする?
定期巡回型訪問介護が休業した時が、一番、冷や汗ものでしたね…。
そんな時に、新規申し込みで臨時に出発―!というような都合の良いサービスは…もちろん皆無です。
頼んだとしても市役所でも動かないでしょう?
そしたら、担当ケアマネージャーとして、自らが走るしか方法がないわけです。
えぇ…どうしようもない事態で、自分が雪に埋まりながら、電車に乗って10km徒歩で向かい、介助に行きましたとも…。
それしか方法がなかったですもん。
事業所の誰もが出勤しない日…私のこっそり業務は、凄まじく疲労感を感じた…。
上司に相談しても、近い家の同僚に頼んでも良い提案はいただけず…。
想えば、これがバーンアウトのきっかけかぁとも思い悩んだものですね。
悩む過ぎ、頑張り過ぎにならないように、事前に十分な対策を練って備えておきましょう!(*^▽^*)