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昨今、あまりメディアでは取り上げられませんけども…高齢者が犬や猫を飼育することはメリットとデメリットがあります。
今回はそんな一人暮らしや夫婦世帯の高齢者が犬や猫を飼育する時の注意点をまとめてみました。
是非、参照くださいね(*^▽^*)
もちろん、愛玩、可愛いからというのが正解ですね。
犬は人に懐きますし、躾も比較的、馴染みやすい動物です。
また番犬にもなりますので今でも高齢者に人気です。
猫も見た目の柔和さや甘える様子は犬以上に愛嬌のある動物です。
そんな生き物ですが、日本の法律では家畜は物として扱われるので動物愛護協会などから命として丁寧に扱うように求められる事態もあります。
ここで話題にする一人暮らしや夫婦世帯の高齢者が犬や猫を飼育するのに問題となるケースとはどんな状況が挙げられるのか…。
まず犬猫には保健所から予防接種が義務化されていますが、大型犬や猫の素早い動きなどで予防接種に連れて行けなくなることも起こり得ます。
飼育する高齢者の体力が低下して難しくなる場合があるということ。
次に野良猫や野良犬を飼育することにしたり、仮に家に居付かれてしまった被害者であるとしても、適切に…と思ってもできなくなる事態が出るわけです。
まずは飼う飼わないの判断ですよね。
飼わないと決める場合。
野良猫や野良犬の場合は家の中に招き入れる、餌を与えるの2点が無ければ、野良犬や野良猫は、ごく短時間で、その場に居付かなくなります。
また子犬や子猫で家の敷地に置かれていた場合は地域の動物愛護団体か、警察へ落とし物として届けることで回収してくださります。
保健所の場合は殺処分になってしまう可能性もあります。
さて飼うと決めた場合です。
いくつか飼うと決める場合に確認しておくことと決めておくことがあります。
確認しておくことは持ち家でない場合は家主が許可しているかどうかです。
決めることは、動物を飼育するということは、その命に対して責任を持つということですから相応の出費を覚悟することです。
犬猫の寿命は大切に飼育することで20年前後ありますから。
費用面では、獣医さんで予防接種や避妊手術を受けてもらうこと。
ホームセンターなどで犬用猫用の餌、ゲージ、綱、体温計、シャンプーなどグッズも買い求める必要があります。
そして外だけ、あるいは家の中だけという具合に分けて飼育することが重要です。
重要なのは犬猫が出入りする環境は区分けして分ける必要があるということです。
出入りが自由ですと、蚤やダニを家庭内に繁殖させる元になってしまい、肌の弱くなる高齢者にとって皮膚病や感染症の原因になってしまうことがあります。
区分けして、定期的にシャンプーをして、毛並みを整えてあげることが必要です。
犬猫は自分で毛並みを整えますけど、毛玉も飲み込んでしまいますので、時に嘔吐につながり、汚染につながります。
人間でも体内の嘔吐物が引き起こす感染症もありますので、犬猫の嘔吐物はやはり衛生を保つには迅速な処理が必要になります。
先述の項目で書いた内容をまず守れないからトラブルになります。
費用を削ることで繁殖します。
年間に多い犬猫で20匹以上の出産になることも…。
健康な若者であっても飼育技術が必要になりますし、体力面でも費用面でも不可能な状態になります。
多頭飼育ができるのはブリーダーさんくらいです。
それも繁殖後の出荷ルートまで抱えている人です。
商売の方向性はともかく、個人で飼育する場合はやはり獣医さんによる避妊手術と区分けが必須となることは言うまでもありません。
昨今、犬猫特有の病気が話題になりましたけども、犬猫と人が共有する病気ももちろんあります。
衛生を保ち、定期的な予報接種を受け…と、犬猫に対する責任を持つことで大切な家族の一員、愛玩動物としての位置を占めることが可能なのです。
飼育を始めると遠出ができなくなります。
一緒に犬や猫を連れて外出できなくなっていきます。
家を離れられないので、閉じこもりになる傾向があります。
また来客は犬猫の管理ができていない家ほど訪れる人が減っていき、孤立してしまいます。
結果として寂しさが増して多頭飼育に至る場合もあります。
獣医さんって、高いですよね…。
昨今は犬猫用の保険商品もありますけど…保険料も高いかなぁ…。
それはともかく、獣医さんは往診してくれるところもありますので、電話帳で近隣の獣医さんに電話で問い合わせて往診してもらうこともできますよ。
アニマルセラピーというカテゴリーがあるくらいですから、犬猫の力量もなかなかのものなんですけど、しっかり責任と愛着を持てる人が飼育することが必要なのは言うまでもありません。
近所迷惑や公害と呼ばれ、市町村や保健所が介入しなくてはいけないケースも多々あります。
市町村や保健所の方も…人ですから、心の中では泣きながら、お仕事としてせねばならないことになります。
大切な家族として育児並みに繊細に心配りをして計画的に飼育するようにすることが大切です。