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おトイレの悩みはいろいろあるものですけど、最も怖いのは出ないこと。
排泄は体に不要になったものを出す行為ですから、しっかり出てくれずに溜まる、留まることは健康を害することに繋がってしまいます。
介護支援専門員としておトイレの悩みはいろいろと伺う機会があるんですけども、そんな時に回答してきた内容をまとめてみました(*^▽^*)
まず
1 トイレが使いにくい…トイレが機能的に使いにくい。
2 トイレに間に合わない…過ごす場所からトイレが遠い。
3 トイレに行って出したいのに出ない。
4 何度もトイレに行きたくなって困る…外出の支障になる。
5 トイレの掃除がとてもしんどくて、どうしても不衛生になってしまう。
だいたいこのいずれかに当てはまるのではないでしょうか?
リフォームして機能的なトイレに変えて見ると快適ですよ(*^▽^*)
センサーで蓋が開いたり、立つと流れるなど、センサーを駆使したトイレもありますし、便座が温かくなるとか座面を高くすることができるなど、リフォームで使いやすさは一気に解消しますし、排泄そのものもスムーズにいくもんです。
ただトイレそのものの値段もありますけどトイレだけでも30万円~100万円とコストはかなり必要なものです。
見えている部分だけでなくて埋まっている部分も工事しますからね。
床板は全面交換…なんてことになります。
ついでに立つ時の手すりが付けられると完璧ですよね。
これは1のリフォームで扉も引き戸にして開けやすくしたり、自室をトイレに近づけるなどの工夫がありますし、他にも泌尿器科のお医者様に異常がないか診察を定期的に受けることも大切です。
また夜間、眠れないからと睡眠薬を内服されていて、足取りが覚束ないといった理由でも間に合わないことがありますし、事故につながる場合もあります。
部屋にポータブルトイレを置くというのが定石です。
で、最新の福祉用具カタログを見ていますと…家中のどの場所でも水洗トイレを増設できるユニットトイレなんてものもありまして、部屋の壁の一角から配管を結んで大掛かりな工事にはなりますけど、どの部屋でもウォシュレット付きトイレを作ることができたりします。
これは確実にお医者様と相談が必要です。
後は運動不足が原因で起こることもあります。
腎臓から排尿までの一連の機能が低下している場合にも起こります。
男性は尿閉にもなりやすいので注意が必要です。
もちろん水分を摂取して数時間でなければお医者様に通い、適切な処置を受けるべきです。
そして異常がない方の場合は、筋力アップのための歩行運動、ウオーキングが最適です。
前後にしっかり水分を摂取することを忘れてはいけません。
この方もお医者様に相談の部分もありますけども、出るということは最悪の病気を懸念する心配はありません。
閉じこもる、水分を控えて外出するの2点は避けます。
出掛けて倒れちゃいますから。
水分はしっかり摂る。
積極的に外出する。
紙おむつも必要なら使う(*^▽^*)
動く間に解消することもたくさんありますので。トイレの場所を予め知っておくと良いです。
ですから、家族で高齢者さんを外出に誘う場合にはトイレポイントをしっかり示すことで皆で外出できることが増えますよ(*^▽^*)
ヘルパーさんに頼まずに、より柔軟であるシルバー人材センターか、専門とされる何でも屋さん。
主婦の延長である家政婦さんを雇用してみても助かります。
時間があればホームセンターを散策されてみますと掃除用具や洗剤類も進化していますので、大掛かりな掃除は年に数回で済んでしまう…なんてことにもなりますから。
全般、気になるならお医者様、泌尿器科と相談すること。
環境はリフォーム業者さん。
カタログ請求して見るだけでも進化が分かりますし、いくつか比較すると、結構な驚きが満載ですよ。
ポータブルトイレでも、水はいらない、ビニール袋でキュッて圧縮して口を縛ってくれて生ごみで捨てるだけ…なんてものも登場してますし…。
…で、結局はお金次第のところもあるんだよね…。
安く済ませる、保険を使って助けてもらう…それも発想ですけど、最低限度ですからね、保険て。
結局は十分じゃなくて後からまたお金がかかる。
最初から織り込まずにお金をかけてしっかりした物に整えると悩みも消えやすくストレスフリーになる。
中途半端な解消は数日程度しか効果がないものです。
がっつり、しっかりストレスフリーを持続的に引き寄せるように視野を持つことが大切です(*^▽^*)
食事、運動、睡眠、ストレスフリーをバランス良く整えることが特に排泄には大事なのかなと思います。
お金は有効に使わねばなりませんけども、適切に大きく使うことが特に日常的なおトイレを考える時には重要です。
同時にお風呂や台所など日常的な活用場所は同じことが言えますからね。
おトイレの場合は体の機能に関わるのでお医者様も登場します。
悩みを抱えるのは男性に重い傾向がありますから、男性ほど先の4点を意識した生活が重要かもしれません。
特に悪化した病を抱えると女性よりも男性の方が苦痛を感じますので、重くならないように早期に受診して、お医者様と密な相談を重ねるようにした方が良いです(*^▽^*)