老いては子に従えということわざ!現代はヨメ?若さに劣る経験無き老害を避けるベシ?

はじめに

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何か厳しい響きを感じる
『老いては子に従え』
ということわざ…。

高齢者の皆さん、子ども家庭に従えてますか?

今日は、その辺りを記事にしてみました(*^▽^*)



老いては子に従えということわざがあるけども?

老いては子に従え…意味はそのまんまです。

でも、親はいつまで経っても親。

親から見て子どもは大人になっても子どものままです。

従え!と高圧的に言われましても従えるものでもないですよね…。

従ってます?

それとも抗ってます?

親子関係も子どもが幼少の頃と壮年期では随分と異なるものです。

長年の思い出も影響しますし、子が培った新たな人脈・家庭も判断するのに影響しますよね。

老いては子に従え!現代は嫁?

現代の高齢者が若かりし頃は、家長制度が強く印象付けられた時代です。

家長がしっかり家をまとめなさい!という時代ですよね。

さらには隣組と言いまして、ご近所のつながりも厳しくも大切にされた時代です。

現代では地域に班があって区長がいてと行政吸い上げ把握のシステムがありますが、属さないご家庭も多いですよね。

転勤・転校や新興住宅街の造成などで出入りも激しく、行政が把握徹底しきれなくなった弊害の1つです。

そんな地域の変化と共に女性尊重の気風も現代では当たり前でしょう。

高齢者さんは子育てで次代を担う長男を育てたかもしれませんが、会社は転勤になるわ、嫁の家は遠いわ、息子は帰って来ないわで、先祖代々の家屋敷も無残なことに…。

そんなご家庭、田舎ほどじつに多いものです。

さてさて老いては~の話でした。

現代で高齢者さんの介護に携わっていますと…。

この言葉は『 嫁に従え! 』これが正解ではないかという一面があります。

まだまだ男性が外向きにお仕事へ女性が家庭を切り盛りする構図が主流です。

日々の食事や家庭の環境、育児と家庭内の中核を女性が担います。

食事を握られるポジションは最強ですよね、やっぱり。

高齢になって家で顔を合わす時間。

ここも息子より嫁との時間の方が長くなっていきます。

介護の世界では、ここが合わずに施設行きが決定する流れも少なくありません。

親と妻、息子は選択に悩んで施設を決定するという判断ですね。

息子共々、家庭全体とのお付き合いを丁寧にしていく必要があります。

嫁さんは半生を実のご両親と過ごされていますので、何もかも高齢者さんに合わせることは不可能です。

嫁に来たのだから、息子家庭の全てに合わせろ!

今時、このような高齢者もいないとは思いますが…。

昭和初期時代生まれの高齢者さんの親、祖父母の時代はごく一般的だったのです。

このギャップを次世代に押し付けないように高齢者さんは注意が必要です。

老いては子に従え!若さに劣る老害の醜悪は慎むべし?

2章のような価値観を子世帯に押し付けてしまいますと老害と呼ばれてしまいます。

時に新人類などと揶揄する声に反映されたりもしますが…。

若者には若者なりの時代を反映した行動理念が存在するものです。

もちろん、相互の理解がとても大切なのは言うまでもありません。

さて、高齢者さんのチェックリストです。
□慌てることないですか?
□ゆとりを持って行動していますか?
□行動量のセーブ出来ていますか?

高齢になりますと経験があっても体がついていかなくなるものです。

いわゆる生活習慣病ですね。

体が追い付かないと、慌てて怪我をしてしまったり…言い訳に四苦八苦することも…。

ゆとりがないとミスを連発するのは当然ですし、ミスばかりですと自信を無くしてしまい、気分が滅入ってしまいます。

さらに役割を多く握ったままですと多くが出来ずに残ってしまい、認知症では?と周囲が勘繰るようになります。

こうした連鎖と歪みは施設入所へ繋がる原因になりがちです。

慌てずにゆとりを持って、着実に生活を過ごしましょう。

老害と呼ばれないためには周囲に理解を示し、空気を読んでルールを守ること。

どうでも適当に!我が身さえ…この辺りの偏りは着実に老害に進むのではないでしょうか…。

まとめ

次代を担う子家庭の成長を見守り、自然か形でサポートできる高齢者さんでありたいですよね。

そのためにはまず観察と空気を読んで波に乗る。

場を濁さない。

自分は脇役に徹して周囲と同町すること。

この辺りがとても大切かもしれません。

施設で多くの高齢者さんを見てきましたが、入居に至る動機は様々です。

ですが、人間関係の崩壊からつながるケースと重度なご病気からつながるケースの2系統に分類できます。

是非、高齢者になっても怪我をせず、迷惑をかけずに温かいご家庭を築けるように生涯現役で工夫を積み重ねてくださいね(*^▽^*)

管理人
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niiro makoto