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新人ケアマネの鞄が重いワケ~春の荷物点検を大公開!~

はじめに 春が来た!試験に合格したらケアマネライフが始まるよ!

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春ですね。

桜が咲いて、街には新しいランドセル、新しいスーツ、そして……新しいケアマネージャーさんの姿がチラホラ。

昨年の試験を見事パスして、晴れてこの4月から「ケアマネージャー」としてデビューされた皆さん、本当におめでとうございます!

ですが、浮かれ気分も束の間、手渡されたのは――重い資料、膨大な帳票、そして、ずしりと重たい“あの鞄”。

「え?これって、何かの罰ゲームですか……?」

そう思ったあなた、大丈夫。

誰もが最初はそう思います。

でも、その鞄の中身には、利用者さんの笑顔を守る“秘密道具”がぎっしり詰まっているのです。

今回の記事では、そんな“新人ケアマネさんの鞄の中身”を、笑いあり涙ありのテンションで点検していきます。

初訪問の朝、忘れ物がないかソワソワしてるあなたにも、ベテラン風を吹かせたい2年目さんにも、「あぁ~あったあった!」と懐かしんでいただける内容にしていきます。

さあ、春の鞄オープンセール――じゃなかった、荷物点検の時間です。

中身は実に十人十色。

でも一つだけ確かなのは、その一つひとつに「ケアする心🩷」が詰まっているということ。

では、いってみましょう!

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第1章 まずは定番!鞄の中の“基本セット”を覗いてみよう!


ケアマネとしての第一歩。

それは、「書類の海」と「文房具の山」を相棒にするところから始まります。

目の前に広がるのは、まるで文房具屋のポップアップストア。

黒ペン2本、赤ペン1本、シャーペン、消しゴム、蛍光ペン……なぜか色を揃えたくなる不思議。

あっ、朱肉も忘れずに。

もちろん印鑑は“訂正印”までフル装備!

「今日こそは軽く出かけるぞ!」と意気込んでも、ファイルの厚みが言うことを聞きません。

利用票、ケアプラン、契約書に福祉用具カタログ。

まるで“書類の旅行セット”。

行き先は利用者さんのお宅、それも何件もはしごしますから、ファイルもどんどん増量中です。

📒メモ帳はひとつと言わず予備まで持っておきたい。

手板が2枚あるとスマートに書けるし、クリアファイルも色分けで管理!って、気が付けば、鞄の中は見事なレインボー。

さらに、地域密着型ケアを掲げるからには、市町村のパンフレット、市内の医療機関マップ、福祉事業所の一覧表まで詰め込みたくなるのが人情というもの。

気がつけば、鞄が自走式に見えてくるほどの重量感…。

そして、忘れちゃいけない身嗜みグッズ。

ハンカチ、タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ。

小さな手鏡にリップクリーム、日焼け止めまで入れて「私、どこへ向かってるの?」と問いかけながらも、全部必要なんです。

さらに密かに潜む“マイおやつ”。

のど飴一個が救ってくれることもあるんです、喉と心の両方を。

──と、ここまでが“基本セット”。

「なんでこんなに持ってるの?」って?

それは、新人ケアマネがこれから出会う、あらゆる“もしも”に備えるため

まるでどこでもドアが鞄の中にあるみたいに、必要な時に“出せる安心感”が何よりの味方なのです。

さぁ、あなたの鞄には何が入ってますか?

初心者セットを卒業したら、次に目指すのは“経験者の装備”ですよ~!

第2章 「持っててよかった…!」経験が教えてくれた“プロのアイテム”とは?


さぁ、新人ケアマネのみなさん。基本セットを整えて、今日も颯爽と訪問準備OK……のはずが、いざという時に限って「うわっ、それ持ってくればよかった~!」と叫ぶこと、ありませんか?

ありますよね?

ありますよね!(大事なことなので3回言いました)

たとえば、ある日のこと。

独居高齢者のお宅を訪ねたら、なんだか顔色が悪い。

「もしかして、熱があるかも?」と気づいても、体温計が見つからない。

いや、あるかもしれないけど、そのお宅のどこかに“幻の装備”のように隠れてる。

こうなると、まるで宝探しゲーム開始です。

仕方なく「ちょっとだけ探させていただいても…」と失礼にならないように気を遣いつつ、押し入れ、棚、仏壇の引き出しまで(?)ゴソゴソ。

やっとこさ見つけたら電池切れ。

もう…泣けてきます。

そんな時、もし鞄に体温計があったなら。

血圧計があったなら。酸素濃度まで測れるパルスオキシメーターなんて持っていたら、ドクターへの連絡もスムーズ。

「〇〇さん、体温38.2度、血圧160の90、SPO2が…」って、ちょっとプロっぽくないですか?(えっ、いや、プロなんですけどね)

しかも、もしも救急搬送が必要なとき、その“最初のデータ”って命綱。

あの一瞬の「持ってるか・持ってないか」で、天と地ほどの差が出るんです。

……なのに、持ってくるの忘れた日ほど、そういう場面に当たるんです。

ケアマネあるある、ここに極まれり。

あと、これは完全に私の“推しアイテム”なんですけど、高カロリー飲料や介護食のサンプル、こっそり鞄に忍ばせてます。

これ、すっごく使えますよ~。

食事の大切さは言葉で伝えるより、実物を見せたほうがずっと効果的。

「え、これ美味しそう!食べてみようかな?」なんて話の流れで、その場で一口パクっ。

そこから「じゃあ少しずつ取り入れてみましょうか」なんて自然にケアプランが組み立てられることもあります。

さらにもう一歩進んで、“とっておきのお菓子”。

これ、ただの甘い誘惑じゃありません。

利用者さんの心をパカッと開ける魔法の鍵だったりします。

「このお菓子🍬、京都のお取り寄せなんです。お好きですか?」なんて差し出すと、「まあ、上品な味ねぇ」と笑顔がこぼれて、話が弾んじゃう。

その時間こそが、何よりも大事な“心のバイタルチェック”。

と、そんな感じで、訪問鞄はただの道具入れじゃなく、いわば“ケアマネという生き物の生き様”が詰まった宝箱。

最初は重たいけれど、経験が増えるほどに「これは外せない…」「あれがないと不安…」と増殖していく運命なのです。

あ、ちなみに私は一度、鞄のファスナーが閉まらず、ボストンバッグ型に変身したことがあります。

しかも、その姿のまま訪問先で「まぁ!旅行帰りですか?」と聞かれ、「いえ、これは日常なんです…」と笑顔で答える悲しきプロ魂。

さて、次章では……

もはや鞄に収まりきらない夢と現実のはざまへ!

ケアマネたちのモバイル拠点、営業車という名の移動式秘密基地をご案内します♪

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第3章 もはや営業車は動く収納⁉鞄を超えた“モバイル拠点化計画”


さて。これまでの章で「ケアマネの鞄は重いぞ~」と何度もお伝えしてきましたが、いよいよ限界を迎える瞬間が訪れます。

そう、あれもこれもと詰め込んだ結果……鞄の取っ手が泣いてる。

肩も悲鳴を上げてる。

エレベーターのない団地を前に、ため息が風になる――そんな時、救世主のようにそばにあるのが、我らが営業車!

ええ、普通の軽自動車なんです。

でも、私たちケアマネにとっては、これこそが“走る作戦基地”。

本気で改造したくなるくらい、なんならキャンピングカーにしてくれとお願いしたくなるくらい、夢と現実の詰め込み場所なんです。

まず、後部座席には書類のストックがズラリ。

地図に始まり、市町村の催しカレンダー、福祉用具カタログ、医療機関マップ、事業所一覧……どれも“すぐ出せるように”入れてるはずなのに、なぜか一番下にある。

車の中で「あれ?あれどこだっけ…?」とゴソゴソしてる姿、通りがかりの人にはちょっと怪しい人に見えてるかもしれません。

そして冬にはブランケット、夏には折り畳み傘、突然の雨に備えてレインコート、もちろん替えのストッキングや靴下、タオルも完備。

衛生用品も欠かせません。

コロナ以降は、マスクにビニール手袋、手指消毒液、そして“靴カバー”。

もう、これだけで一袋。

さながら防災リュックです。

プリンター?積んでます。

ノートPC?あります。

タブレットもスマホも、バッテリーが切れたら終わりなのでモバイルバッテリーも充電コードも常備。

これだけあればキャンプできるんじゃ?と思えるくらい、準備万端。

えっ?それ全部、車に置きっぱなしにしてるの?――と心配になったあなた、ご安心ください。

上司には「防犯上、放置厳禁!」と厳しく言われておりますので、基本的には降ろします。

けど、本音を言えば、「置いときたい!」その一心なのです。

だって、全部持ち歩いたら今度はケアマネが動けなくなるじゃないですか…。

でもね、車があるって本当にありがたい。

車の中で5分の休憩、次の訪問前の気持ちの切り替え、ほんのひと口のチョコレート🍫。

鞄には入らない“心のケア”をしてくれる大切な相棒なんです。

それにしても、よくここまで増えました。

最初は小さな鞄ひとつだったのに、気づけばトランク一台分

いったいどこまで増えるのか、それはケアマネ人生と同じく、終わりなき冒険なのかもしれません。

では、いよいよ次はラスト。

最後まで笑って学べる「まとめ」、いっちゃいましょうか。


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まとめ 今日も重たい鞄を引っ提げて!けれどそれは“支える心”の重さ


さぁ、こうして春の荷物点検がひととおり終わりました。

気づけばあなたの鞄、だいぶパンパンになっていませんか?

え?

もう肩が抜けそう?

大丈夫です、それは立派なケアマネの証拠です。

でもね、不思議なもので、持ち歩いてるのはただの道具じゃないんです。

体温計も、お菓子も、朱肉だって、ぜ~んぶ“支えるための気持ち”のカタチ。

「何かあったとき、これがあれば安心」――そんな想いが、ひとつ、またひとつと鞄に入っていって、気づいたら人生ごと背負ってるような、そんな気持ちになることもあります。

中でもとびきりの推しアイテム、それが“お菓子”。

いやいや、笑わないでください。

お菓子の効能、あなどれませんよ?

利用者さんとの距離感がうまくつかめないとき、黙って座っているあの空気をパキッと変えるのが、個包装の美味しい魔法。

「これ、ちょっと特別なやつなんですよ~」なんて言って渡すと、相手の目がキラッと輝く。

その瞬間を見られるなら、ケアマネやってて良かったなぁって、思えるんです。

しかも、高齢者の皆さんって“舌の記憶”がすごいんです。

昔食べた味、行ったお店、見たことないパッケージ……それだけで、どんどん話が広がっていく。

場合によっては「ネットで買えるの?」なんて会話になって、「じゃあネット注文のやり方、今度教えてね」と、まさかのIT支援プランへと発展することも。

お菓子がきっかけで、意欲が芽生えて、笑顔が増えて、ケアプランにも書けちゃうなんて……これはもう、立派な支援ツール!

血圧計、体温計、そしてお菓子。

この3つがあれば、私はどこでも行ける気がします

……とはいえ、実際は行き先によって装備品の入れ替えも必要で、「あっ、あれ忘れた…」と後悔し、車に戻る時間すら惜しむ日々。

それでも今日もまた、新人さんもベテランさんも、それぞれの“正解”を探しながら、鞄を肩に出かけていくのです。

重たい?

そりゃそうです。

でもその重さの中には、誰かを支えるための優しさと知恵と経験が、ぎっしり詰まっているのですから。

新年度。

春🍀。

新しいケアマネ人生のスタートラインに立つ皆さんへ。

その鞄の重さが、やがて誇りに変わる日がきっと来ます。

今日も明日も、笑顔とお菓子を携えて、いってらっしゃいませっ(^-^)♪

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niiro makoto