Menu
子どもたちが9月病になってしまい、ボーッとしたり、登校拒否に…。
お仕事を抱える親御様には、とても頭の痛い展開です。
長い夏休み明けの9月に起こりやすい9月病。
もちろん仮病とも言えませんし、当事者の子どもたちにとっては、とても深刻なものなのです。
9月病に悩む子どもたちに親としてどう接するべきなのか?
今日は意見を記事にしてみました(*^▽^*)
長い夏休みを明けると9月の始業式。
突如、子どものやる気が損なわれていき…不登校に…このような流れ、じつは珍しくはありません。
現代の子育て世代は働け働けが世の風潮です。
きっと共働きで頑張るご家庭に、9月病は多いかもしれません。
いえ…お仕事に行くのは政府の決めた必然ですから仕方ありません。
貴重なお休みの日の過ごし方。
夏休みの長期間の休暇を大切にしておく必要があるわけです。
夏休みに自宅で一人、自由に過ごした子どもほど、方向性を見失ってしまいます。
知識が少ないので、夏休みの宿題とスマホとゲームとテレビ以外に、何をして活動したら良いのか分からない…なんて事態に陥るのです。
夏休みに祖父母宅へ帰省したり、虫取りや川遊びなど体力や知的好奇心の充実機会が多いほど、9月病にならないかというと、じつはそうでもありません。
楽しすぎた夏休み…でも、9月病はその反動で起こる可能性もあります。
この場合は学校のスケジュールが窮屈に感じられて、自由を喪失した感覚に陥るからです。
いろいろなパターンで心の病に陥るのですが、長い夏休みの間に大事な点がいくつかあります。
□ 学友との交流機会を十分に持つこと
□ 子ども同士の遊びの機会を多く持つこと
□ 美味しものを食べること
□ 様々な体験を得ること
□ 夏休みの宿題は前半に完遂すること
この辺りは必須命題です。
そしてですね、何より大切なことが、
□ 先の課題を見つけておくこと!
すなわち、
□ 継続してコツコツと楽しめることを見つけておくこと
これが肝心になります。
学校の校則やタイムスケジュールといった規則規範は、集団行動の一環ですから、容易には楽をさせてくれません。
適度に年相応の体力を培うサポートも大事です。
体力強化を狙う場合、1日にして成らず、1週間で変化が見え、1ヶ月で数値に出るほどの効果を見出すくらいのテンポが無理や弊害がなくてベストでしょう。
50m走のタイムでも良いですし、計算ドリルのスピードでも構いません。
あるいは大型粘土細工、アイデアグッズ製作、オリジナル漫画や小説を創作してみるなど、いろんな取り組みが挙げられます。
こうした取り組みって、学校でもありそうですが、ご家庭ではストイックに子ども自身が1人で取り組んでいく課題になります。
一歩ずつ着実にステップアップが出来るようにサポートしていきましょう。
ここまで書くと介護保険やお国の制度、法律を述べてきた福彩心の読者の方はお気づきですよね。
そう学校はあくまでも基礎の世界。
最低限保障の観点に立って、公的なものは運営されるということです。
子どもの個性を活かして、高みに引き上げるのに、学校だけに依存してはいけません。
また塾やお稽古を追加するだけでも不十分です。
大事なのは、子どもの個性と興味の向きを知ること、会話を重ね知ることから深めましょう。
嫌なことを徹底しても伸びませんからね。
逆に嫌なことから逃げても伸びません。
挑戦と失敗と再起と上昇。
そうです。
人生の運の浮き沈み、誰もが人生の中でどれだけ慎重に過ごしても体験してしまうでしょう?
そこに気づかないと9月病のしんどい心と体が到来してしまう原因になります。
でも、子どもたちが自分から目標を喜んで立てて、積極的に活動を始められたら?
自分のためになって、先々を楽しんで競うように求めるようになりますと、9月病になっている暇もないくらいに頑張って一直線です。
この辺りを試してみましょう。
□ ママ友グループの活用で子どもの同世代の動向と興味調査!
□ 子ども自身が望む素質を引き上げつつ将来の計画立てをサポート!
□ 最終の砦!家族の安定した絆の確認と成長!
このように、周囲にアンテナを張る、子ども自身の無限大の伸び代を見極め緩やかに成長をサポートする、家庭が最も安心安全にある状況を…子どもたちの自発性の発露から体感してもらうことで、9月病の発祥を抑えることが出来ると言えるでしょう。
2章のような発想に立ちますと原因が自ずから見えてきます。
□ お金不足
□ コミュニケーション不足
□ 運動量不足
□ 新体験の不足
□ 学びの不足
などなど…。
お金不足は、預貯金を少しずつ運用するなどして、各ご家庭の子どもたちに相応しい規模、行動範囲、活動内容を選択していきましょう。
次に運動量不足も大切な要素になります。
だって、『 男子3日会わざれば括目して見よ 』とあるように3日程度で豹変するほどの変化が現れる場合もあります。
スポーツはタイムレコードがあるように数値に見えたりしますので目標も立てやすいですよね。
短距離走でも、50m走で1秒縮めるのは低学年ほど、フォームの見直し程度で達成してしまうこともありますし…。
新体験はいろいろとあると思うのですが、知らないことを知り、実践してみて上手くいきますとやる気や興味、将来に向けた挑戦の喜びにつながりやすいです。
さて、学びと言いますと、子どもは『 勉強…うぇ~ッ嫌! 』っとなりがちです。
これ、誰もが学校教育で味わっているにもかかわらず、現代教育が訂正できないところなんですよね。
大事なのは身近なことに直結するということを、いかに実感できるかです。
身近で大切だと思うと、誰もが奮起して取り組むことが出来ます。
□ 音楽で良い音色だと実感して、くつろいで眠れる…。
□ 木工でオリジナルの本棚を作って綺麗に本を飾ることが出来た!
□ 算数でお買い物を楽しみ、たくさんお菓子を買ってご満足!
□ 漢字を覚えて楽しい本に出会えて、あっという間に読み終えた!
□ いろんな味をミックスして美味しいお料理が完成した!
□ お巡りさんと話して正義感に火が点いた!
などなど…身近なところに、隠された学びの要素は散在しているものです。
子どもたちの興味関心に照らしてみて、散歩がてら学びを深めてみましょう。
きっと9月病?何それ?
そんな具合に、学びを意欲的に取り込むようになっていくことでしょう(*^▽^*)
より厳密に取り組む場合、七夕の短冊をこっそり覗かせてもらいましょう。
七夕は、元々は裁縫の上達を願うところに由来があります。
転じてお願い事全般に、現代では変わっているわけです。
お願い事を天に届けてかなえてもらう…ファンタジックな風習ですけど…。
子どもたちは、真剣に想いを書いてくれることでしょう。
そんな想いをサポートできる工夫を夏休みに共に実践してみますと、より具体的に進めやすいのではないかと思います。
注意点としましては、
□ 親の想いを先行してはならない。
□ 1分野集中型
□ あるいは浅く広く分布型
1つに偏って固めてみる場合は、子どもの熱意に沿うことが大事です。
特に何もこれというものがない場合には、興味関心を探るように広く浅く探すように楽しむと良いでしょう。
そして、夏休みに途切れることなく9月以降も挑戦したり、吸収できるように継続性を持たせるようにしていきましょう。
楽しみ、継続する事柄が多いほど、9月病に陥らずに済みます。
そして継続可否、発展もなるべく子どもたちの自主性に委ねていくようにしましょう。
はっぱかけはするんですけどね。
明るく楽しく次々と楽しみを見出す…これが9月病にならないコツです(*^▽^*)