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育児を頑張ってるご夫妻。
親の敬老の日をお祝いするシチュエーションで、ご両親が入院中の場合。
どんなものを贈るべきだろう?
療養回復の励みになるような心をこめて、お元気に回復していただくためのプレゼントを選びたいですよね。
3歳~7歳頃の子どもを持つ親御様に是非とも、取り組んで欲しい企画記事です(*^▽^*)
まぁ…入院も入所も…高齢である祖父母にしてみれば、似たような状況でして、家族から離れて暮らさざるを得ないといったシチュエーションを抱えて悩む高齢者さんは、とても多いものです。
入所は、終わりの期限がありそうで、じつは将来の長さが見通せないので期限はないようなもの。
入院は病気さえ治れば、退院になりますからね…。
その後に施設の話題が受け皿として用意されていることを考えますと、蜘蛛の巣のように二番煎じが用意されているようなもの…。
高齢者さんにとって、不安しかありませんよね…。
治療が遅い…回復がままならない…と、高齢者さんの心情を慮ってみますと、内心では苛立ってみても…、急に病気が治るわけでもなく…。
現代医療は数字や画像で目に見えて指摘される傾向に染まってますからね。
例えるなら、鋭いナイフを突きつけられる感覚と同じで、数字で確と伝え、有無を言わさず納得させられると言いますか…。
さらに高齢者さんご自身に自覚症状がなかったりすると、ジレンマやストレスを急速に募ってしまうというところです。
入所にしろ、入院にしろ、やはり高齢者さんの心の片隅には、一定のジレンマやストレスが内包されているものです。
病院でのレクリエーションやイベントも増えてきましたけど、敬老の日に高齢者さんが入院していましても、現実としては常の日常とそうは変わらないものです…。
テレビを見ても敬老イベントの中継…。
ラジオもイベント放送をしています…。
じつに高齢者さんの心情を慮ってみますと、思わず表情が苦痛に歪んでしまいますよね。
さて病院に入院中の高齢者さんにお見舞いを兼ねて、敬老の日を弾みとして元気に退院してもらいたい。
シチュエーションはテレビやラジオが既に整えてくれていますからね。
敬老の日の肝心な贈り物に悩まれる…なんてことはありませんか?
食べ物は食中毒の懸念もありますし、ご病気や治療、嚥下、飲み込みの状況次第で難しい…なんてことが高齢者さんにはよくあります。
あれダメ、これダメと指摘だらけで困ってしまうという事態がよくあります。
コストの都合で、多床室といって4人部屋を選択されることもありますし、そうなると同室者への配慮も欠かせません。
いろいろと考えてみますと、入院中というだけで現代社会では贈り物1つ悩まねばなりません。
まず、避けた方が良いもの。
□ 果物
□ なまもの
□ 生花
かつては病人を見舞う際の定番だったこれらは、現代ではタブーです。
特に高齢者さんの場合、果物はお薬の効果を薄めてしまう場合や腎機能疾患の場合に削減や禁止されることが多いです。
なまものは食中毒につながりやすく、患者さんが体調を崩しやすいという理由です。
面会時に食べきれる量で少量ならヨシとする場合もあります。
最後の生花は、同室者が嫌ったり、生花に付着する花粉や漂う匂いがアレルギーを起こすなどするとされ、避ける方が無難になっています。
では、どんなものが差し入れなど贈答に良いのでしょう?
おすすめは、
□ 品物
□ 造花
□ 寄せ書き
□ 飾り
□ タブレット・スマホ
この辺りが好評なようです。
もちろん、高齢者さんの理解力や判断力、病状などによっても左右されるところです。
最後のタブレットとスマホ。
入院の余剰時間を使ってスマホデビュー…なんて光景もよく見かけるようになりました。
どちらかと言うとタブレットが好評なようです。
大きさから使いやすさを感じやすいようです。
さて、敬老の日のお祝いなので、入院中であれば退院・快癒祈願を兼ねて、贈り物で心躍り、退院に向けた弾みとして欲しいと思いますよね。
敬老とは老人を敬う日です。
老人は子と孫をもって祝われます。
特にお孫様が小さい場合、3~7歳くらいの効果は抜群です。
一言、『 早く良くなってね 』と告げるだけでも、高齢者さんの心がグッと軽くなるものです。
そこで、3~7歳の子どもたちに贈り物を用意してもらってはいかがでしょう?
きっと大きな感動と共に成果があがることでしょう。
子どもたちの大好きなおもちゃ。
厚紙にプラスチックを貼り付けて売っている品物を購入されたことはありませんか?
ビニール人形などがよく、このタイプで売られています。
あるいは四角い透明のビニール箱で上をパカッと開けて取り出すタイプ。
おもちゃを出した後、捨てちゃいますよね。
これを上手に工作道具にしてみましょう。
中身が見えるので、中にいろいろと詰めてみて贈ってみてはいかがでしょう?
詰める物として、
□ 綿
□ 色紙
□ ビーズ
□ 糸
メインを飾る物として、
□ 造花
□ メッセージカード
□ ビー玉などガラス玉
□ 時計 ( 目覚ましなど鳴らなくてOK )
□ オルゴール ( 静かなタイプにしましょう。派手に鳴らなくてOK )
□ 消臭剤飾り ( 無臭 )
時計とオルゴールは壁面に両面テープなどでくっつけて、ねじを穴を開けて外に繋げまして、操作出来るようにします。
入院中は音の課題もあるので、中に梱包してしまって表から何があるか見えるだけでもOKです。
どうです?
子どもたちのおもちゃの残骸・廃品のビニール箱やケースで立派な贈り物が誕生するでしょう?
組み合わせは自由ですし、子どもたちが好きなものを好きなように入れて飾って届けるわけです。
少しだけ、大人が時計やオルゴールの細工を足す。
子どもと一緒に行うことで、子どもたちの学びにもなりつつ、思いやりの心を育むことにもなります。
…大人が完全作成しちゃったら、おじゃんですよ…(*^▽^*)
高齢者施設に小学生や保育園児が慰問に訪問しますと、手を握り、涙を流して喜ぶ高齢者さんの姿は、けっこう珍しくありません。
子どもたちが手を握り、声をかけたり、お遊戯を披露するだけで感動の嵐が吹き荒れます。
高齢者さん、純粋だなぁと思う面もありますけど、高齢者さんは自分のために来訪くれたことに感動したり、子どもたちの純粋さを素直に感じられているところでしょう。
もちろん、ご病気の1つで感情障害の面もありますけどね…。
ともあれ、高齢者になりますと、育児の思い出もありますし、自ら育児の苦労を背負うわけでもないので、純粋な感動を味わえるポジションになっているとも言えます。
ですから、祖父母と孫はとても仲良くなる傾向があるのです。
さて、プレゼントについて、孫に簡単に作れて喜ばれる品物を企画しました。
もちろん、高齢者さん自身の病気や状況に合わせて贈り物の中身をチョイスしてくださいね。
廃品利用ですけど、立派な贈り物になります(*^▽^*)