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塩、胡椒、マヨネーズ、ドレッシング…とても豊かな味わいで、美味しいですよね。
スーパーの食品売り場を見ていても多く並んでいますよね。
あとクックパッドさんや料理の手軽な美味しいクッキングもたくさん広がってます。
そこで、今日は切り口を変えまして、素材食の豊かさをあなたは感じられますか?という記事のご紹介です(*^▽^*)
読んで字の如く、素材そのもの。
生だったり、焼いたり、茹でたり、揚げたり、煮込んだり、調味料もたくさん並んでいるスーパーの品揃えを見ていて、ふと気が付いたことがある。
野菜コーナーに置かれている野菜たち。
『 〇 〇 農 家 の 作 っ た 厳 選 〇 〇 』
とか
『 当 社 比 〇 倍の 栄 養 素 ! 』
なんてキャッチフレーズが並ぶ。
これって、いわゆるブランド化と呼ばれる手法ではあるんですけど、この農家さん方の気持ちを深堀りしてみると、
『 良 い 物 だ か ら 買 っ て ! 』という一言に尽きる。
購入した私たちは調理して手を加えて食べるでしょ?
農家さんたちは、買ってという言葉の次に、きっと
『 味 わ っ て み て ! 違 い が 分 か る 素 晴 ら し い 食 材 だ よ ! 』
と、言いたいはずである。
そんな時に、素材食が私の頭を過ぎるとともに、果たして違いが分かるほど、自分の味覚がしっかりしているのだろうか?
という疑問に駆られたのである。
舌が美味いと思えば、食材は何でも良い時代になっている気がします。
だって良い物は手間暇がかかっている分、素材で見ても高価になりやすいものです。
例えば、地方に行くと農家が増える。
そんな田舎で地元のスーパーに地元の野菜が並んでいるか…というとそんなこともないのである。
スーパーに野菜を仕入れるバイヤーさんは全国から野菜を集めて売っている。
これは一種の消費者を意識した行動である。
遠方から運ぶということでの付加価値とガソリン代や冷蔵設備費などを上乗せして一定の販売価格を保つという仕組みである。
いろいろな付加価値を付けることで値段を分からなくして、店舗側が経常する利益が分からないようにするための仕組み…。
話が脱線したので戻そう。
そんな流通や販売事情もあるし、温室栽培などの技術で四季も損なわれている。
そこへきて調味料の膨大な量にクックパッドの盛況振り…。
素材の味の豊かさは本当の意味では損なわれる傾向にあるのは間違いないところなのだと思う。
料理してしまうと、調味料で素材の味が分からなくなります。
数年前はよく、化学調味料が…と叫ばれたものですが、昨今では話題にもなりませんね。
うま味調味料のことですけども。
それから出汁ブームですが、中にはうま味調味料の添加もあるのですよね…。
人工の物って、何年くらい体に蓄積すると害になるのか…とか、遺伝に影響するのに何年?とか、統計もないですもんね。
1年大丈夫ならこんなもんという指標程度ですから。
話が愚痴っぽくなりまして、ようやく本題。
生で食べられる野菜はともかく肉類も塩胡椒など調味料の全部をゼロにして焼いた熱い状態で食べる。
味付けはゼロ。
…うん、味が分からない。
何かをかけたり、味付けしちゃいたくなりますよね。
素材の風味や味わいを感じるには、調味料をゼロにした食事を2週間くらい継続しますと、十分に実感できるようになります。
普段の調味料に舌が慣れてしまっているからです。
逆に素材食が味わえるようになりますと、普通にいろいろを調理して食べると、『 辛 い ~ ! 』と、なって食べられたもんじゃない…そんな感想になっていきます。
この素材を楽しむ方法、じつはお医者様が考案元で癌患者さんに推奨されていた時代があります。
この方法では、ただ、かけるドレッシングに青じそドレッシングを少量だけかけることが認められています。
まず家計に優しいです。
調味料の分、安上がりですもん。
次に、味を分かるために、十分な咀嚼をするようになります。
栄養素は取り込むので、バランスさえ良ければ特段、健康が損なわれることもありません。
むしろ、素材の良し悪しが明確になるので、細かな違いまで分かるようになります。
無論、塩分過多にもなりませんから、高血圧や糖尿病の方は改善が見込めますよね。
さらに咀嚼することで胃腸の吸収にも効果がありますからね(*^▽^*)
素材食と言っても調理がないわけではありません。
切る、煮る、焼く、炊く、蒸すなど、調理するとより味わいが深くなる食材もあります。
肉類やあくの強い食べ物は、素材で食べにくいですけど、適度に油抜きにもなるのでやはり調理が必須です。
素材の味が分かる人は低燃費?ですし、社会人としての感性を一段磨ける要素ともなります。
是非、一度、挑戦されてみてくださいね。
とある私のバイブルの1冊から、『 味の分かる人間は淡白な味わいも理解する 』とありました。
美食家が見分ける素材の味の中でも、淡白な味わいの理解が最もハードルが高い位置にあるようですよ(*^▽^*)