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両側の尿管結石で、片側の結石の除去手術を受けた後のお話なんですけど、入院前は2ヶ月ほど、入院そのものは2泊3日、その後、半年間ほどのお話になります。
え?
半年も?
と思うなかれ…。
患者がごねたわけでございます…(*^▽^*)
尿管結石のレーザー破壊手術での入院から退院後、3日ほどは会社を休んだ。
行っても仕事にならない。
というよりも通勤そのものが苦痛。
と、言うのはですね…。
砕いた鋭利な小石が断続的に降りてくるか、膀胱内で舞うように残留する石が少しずつ排石されるので刺激になるのと、中途半端に我慢が効かないのだそうな…。
おむつを装着して行くか…だけども、余りにも頻繁にトイレに向かう。
30分置きか、行ってすぐか…出なくてもトイレである…。
ケアマネ―ジャーのお仕事って、担当制ですし、法的にいろいろと決まっていることをしないことには、事業所の実入りが大きく減算されるという決まりがある。
他の同僚のケアマネージャーさんが余分に担当する余力もないことは承知している。
何とか…何とか行かねばと気が焦る様子で…。
とはいえ、あれだけ汗で膨れるようなおむつ…。
夏場だったので、失禁せずとも膨張して履いていることも一目瞭然、こまめにおむつ交換せねばならないのも、大きな手間だし、会社で交換した物の処理にも困る…。
そんなジレンマなどなど頭を過ぎったそうだ。
3日後には会社に向かい、外回りも行ったけど、連続して2カ所の利用者さんの家を巡ることができず、間に市役所さんや事業所さんを挟んで、トイレをお借りしつつ回る。
それでも冬の気配が近付くと、失禁があり、換えのズボンを持参した…。
お仕事場の理解はあったものの、命に関わらないので、当たらずも遠からず、静観です。
好きにさせてもらえましたけど、有給は全て吹っ飛ぶし、会社の医師からは、『 まだそんなところで良かったんだぞ。心臓付近のカテーテルだったら、( カテーテルは )のたうつ 』と言われたり…。
で、何よりも、周囲は女性ばかり…。
羞恥心が半端ない状態になるわけで…。
手術から2週間後の受診で手術をしていない方の腎臓から膀胱へのカテーテルを抜去。
このカテーテル挿入2回、抜去1回は麻酔もなく、短時間だから耐えるのみという処置。
抜く時に石が共に排石されることを願ったものだが、排石されず…。
利尿剤を内服しながら、さらに2ヶ月が経過。
そんな秋も終わり頃に主治医から二度目の手術提案がある。
夫は拒否した。
強制的に次回、診察日を決められて帰ってきたものの、電話をして予約をキャンセルして主治医をお別れすることにした。
現状のまま放置すると詰まる腎臓は徐々に働きを失い、機能しなくなってしまう。
一度、その状態になれば腎臓という臓器は復活することができない。
そう腎臓とは悪化しないように維持する臓器で、悪化したら回復は見込めないので透析治療に至るのである。
あるいは移植を受けるしかない。
もちろん移植臓器は適合性も去ることながら、未来ある子などへ優先されるという流れがある。
その後、夫は仕事柄、多くの医師と知り合いなので、泌尿器科の医師を訪ねる。
超音波検診のレベルだが、一応の完治を結果、治療を終了とした。
そう、気休めの誤魔化しである。
CTと超音波では検診の精度が違うし、同一の医師から貰った結果ではない。
単なる気休めを貰いたかっただけである。
一度、完治をしたら、油断があったのか、不養生が続いていたのか、半年後の夏、腹部痛の再来。
けども、その部位は右も左も両側である…。
入院手術に掛かった費用は20万円以上。
再発したのは自分の不摂生がゆえである。
夫は医療機関の門をくぐることがなくなった。
…あ、お仕事では普通に行ってますけどね。
プライベートで受診することはなくなっちゃいました。
すっかり医者嫌いが定着しちゃったのです。
その時の言い訳より…。
行くと尿検査があり、支払いの時に必ず『 次回、お支払いが変動する可能性があります 』という紙を渡される。
細胞を培養して検査する項目が含まれる。
癌検診が毎回盛り込まれている。
人によっては癌になりやすい治療ってことだろう?
苦痛とストレスが癌を作るとも言うし?
…と、こじつけた理由を元に行かなくなり、耐えつつ、運動と食事改善に励む生活改善の自己療法へシフトした(*^▽^*)
まぁ…夫は頑固でして…。
これでケアマネージャーがよく勤まるなぁと思いつつ。
尿管結石は結局は完治診断まで持ち込んでいないわけですね。
疼痛も毎年のようにある様子なんですけども…。
あれから3年。
今年はトイレは正常化している様子ですが、未だに近い。
水分の多め摂取を続けてますし、冷えでもさらに近くなる。
で、こまかいところなのですが、男性の方が、複雑な排泄機構なので、普段、出すだけのところから器具が挿入されることで障害が残ったということもあったんじゃないか…と、今でも唸ってます。
過敏鈍感な個人差も大きいみたいですけどね(*^▽^*)