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介護支援専門員の9月は毎年とても忙しい月になりませんか?
秋になって涼しくなって活動的になれる頃合いです。
元気に振舞いたいけど振舞えない。
皆様は『9月病』をご存じでしょうか?
体調不良を感じてしまうのは9月病が原因になっているからかもしれません。
9月に起こるので9月病です。9月病に備えたり、予後の対策を打ってみませんか?
9月病は9月に起こります。
原因としてよく言われるのは、ストレスですけども、ストレスだけが原因ではありません。
9月に入ると気温と湿度は適度になり、活動がしやすくなります。
活動しやすくなりますが、厳密には冷え込みがあったり、猛暑日も発生したり、
とても変化が激しいので体に負担がかかりやすい月とも言えます。
この変化の激しさに体調が左右されてしまうことも、原因の1つになります。
衣類や空調の使い方がとても大事に時期になります。
また秋の長雨などで外出が、どうしても億劫になるということもあります。
運動の秋、スポーツの秋と励まれている方は大丈夫ですけども、
散歩に出掛けるのも雨天では…と、家にこもりがちになりますと、食事や水分の内容や量に変化が出るようになります。
根幹となる食事に影響が出てしまうと、9月病の大きな原因に発展してしまいます。
9月初旬は同居家族にお子様がおられる方の場合は、
孫の学校が始まり家庭内の雰囲気が一変します。
大好きな孫が見えない日中に感じる寂しさがストレスを誘発する原因になります。
一方、9月下旬は、敬老の日もありつつ、お彼岸があります。
このお彼岸そのものもご先祖様や霊魂を想像したり、あの世を意識させますので、
利用者さんは自らを重ねて見やすく、影響を受けてストレスを蓄積しやすくなります。
またお彼岸参りに来訪した親族との楽しい時間を過ごすほどに、
去った後のギャップでストレスを抱えることになります。
お彼岸という行事をご先祖様に対してつつがなく終え、
達成感と寂しさのギャップで心理的にダウンされる場合もあります。
微熱やめまい、嘔吐、下痢など様々な症状を伴う9月病ですが、
まずは温かい飲み物と食べ物を摂り、暴飲暴食を避けることを徹底しましょう。
もちろん症状が激しい場合はお医者様に通うことが必須です。
例えば、先述の体調が悪い、下痢が続くというような場合。
気になり始めると、ますますストレスになります。
ストレスに対しては、早期に徹底して分析して対応することが望ましいです。
いつまでも答えが出せずに悩んで何もしないと
体調不良が癖になってしまい、なかなか治らない。
不調が長く続くといった悩みに発展してしまいます。
お薬をいただいても症状が改善するのに時間がかかるようになり、
悩みがどんどん、ぐるぐると巡り巡って悪化するという事態に繋がってしまいます。
お医者様で検査を受けても 『 健康 』 と言われるけども、
体調が悪い、そう悩むという利用者さんの言葉に、介護支援専門員は真摯に向き合わねばなりません。
向き合い方は、環境、食事、消化から排泄のチェックに始まり、
家族構成などの人付き合いについて、客観的に分析することが大事です。
アセスメントツールを用いて、利用者さんの実状を把握しながら、
『 心理 』を読み解く作業が必要です。
利用者さんの中でも、
『 運動 』『 食事 』『 睡眠 』『 持病 』『 環境 』
のいずれかに課題を抱え、サポートが不足している方は、
連動して、9月病に至る原因になりやすいので注意が必要です。
9月病は、気候の変化のせいにされがちですが、突き詰めると原因が理解しやすいものです。
介護支援専門員のお仕事に見る9月は、どうしても多忙になってしまう月なのですが、その要因は分析不足だったり、対応の手打ち不足が生じやすいところにもあると言えます。
ちなみに介護支援専門員の9月を多忙にさせる要因の1つに…。
誠に個人的な解釈でもあるのですが、実地指導を受けた経験上、この月と翌月に当たることが多いです。
4月、5月、7月、8月、12月、1月、3月に実地指導は少なく、
6月、9月、10月、11月と秋に多い傾向にあります。
余談ですけど…。