遠方に住む高齢者の父母の一人暮らし!子世帯は不安で仕方ないですがトラブルもありますが大丈夫です

はじめに

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高齢者を取り巻く現状は、家庭内が3人より2人、1人となるにつれてリスクが増していきます。

大切な父母が一人暮らしとなり、遠方に住む子世帯がリスクに悩む…そんな構図はよくあることです。

…と言いましたが、一体どんなリスクがあって不安になるのでしょう?

本記事ではそんなリスクについてまとめてみました(*^▽^*)



遠方に住む高齢者の父母の一人暮らしを不安に思う子の気持ちは?

たまに帰省してみると…。

埃のある部屋…。

散らかった台所…。

寒い家の構造…。

いろんな不安を見つけては…『引っ越したらどうか?』『同居しないか?』いろんな考えが子世帯には浮かぶものです。

かつては大人数で過ごした家も一人住まいには広すぎるのです。

そういや…少し動きが鈍いし…

家事もできなくなったのではないかと不安に思うのです。

高齢者の父母が来訪を受けて思う気持ちは?

逆に一人暮らしの高齢者の思いはどんなものでしょう?

突然、来られても掃除一つ、すぐにはできんで…。

手料理を出すには調理にも時間がかかるし、一人分しか長いこと作ってなかったから骨が折れる…。

何人分、作ったらええだろう…。

買い物は何回も、往復せにゃいかんか…。

あ、布団も人数分、干しておかにゃ…。

掃除機もかけて…。

あ、孫も大きくなったから布団から足りん…。

そもそもお金、あったかな?

銀行から始めなきゃ…。

そう、来訪を受ける高齢者は常とは違う動きを日程が決まった日から時間をかけて行っているわけです。

こうして見ると一人暮らしの高齢者が来客を受けることはとても大変でしょう?

遠方に住む高齢者の父母と子世帯の見る視点のズレと感慨

互いが互いを大事と思う気持ちは当然ですけれども…。

離れて暮らせばいろんな事がズレを起こしています。

互いの生活を見ていないので文化的な水準も高齢者と働き盛りの現役世代では買う物も環境も考え方も異なるものです。

一人暮らしで何もかも自分で組み立てて成り立たせている人と多人数で家庭を成り立たせている生活は根本、1人辺りの作業量も単純に異なります。

高齢となって持久力や力が低下する傾向にある高齢者であれば尚、作業量は減少していまいます。

一人で過ごしているので、これで良しという生活水準は自ずと低下していまいます。

とはいえ、誰にも迷惑をかけていませんし、父母から見ればこれで良しなのです。

視点のズレを補正した後に、子世帯が介入すべき点を発見するコツとは?

一人暮らしの父母の生活に介入すべき点は家庭内だけでは発見できません。

だって家庭内は父母の城ですから、父母がやりたいように自由な空間活用をして過ごしているのです。

多少、味付けが濃くなろうが、風呂に数日、入らなかろうが、自由なのです。

子世帯が介入すべきかどうかという点を発見するコツは、じつは外にあります。

まずは盆や彼岸、正月前といった時期に訪問することをオススメします。

父母に訪問を告げるのも自然ですから。

でも1ヶ月以上前くらいには高齢になるほど伝えるようにしましょう。

準備したいこともたくさんあるはずですから。

その時に盆や彼岸、正月前、そうお供えやお中元、お歳暮の頃合いでの訪問です。

父母の顔を立てることは当然ですが、地域巡りをされることで介入すべきかどうかの視点は容易に発見することができるのです。

もし介護保険を利用しているのならば、担当のケアマネージャーにも会っておきましょう。日頃の様子を聞くことができます。

自治会長、民生委員、婦人会、生協や宅配弁当をとっていれば、その業者さん。

お寺の住職さんに散髪屋さんに新聞屋さん。

いろんな人に会うことが大切です。

会って話すことで日頃の父母の行動が伺えるのです。

祖父母も地域のコミュニティーで生きているのです

日頃の父母の言動に問題があるようであれば、地域の声を聞いて回ることで子世帯の耳に入るでしょう。

挨拶回りは子世帯のみ、出来れば子のみか、子夫婦で行うようにしましょう。

くれぐれも本人を同席させないように…。

本人が付いてくるとざっくばらんな会話にはならないですから。

挨拶回りをして、日頃のお礼とお供えや贈答をして、軽い会話を交わすだけで日頃の状況は伝わってくるものです。

それで何もトラブルがなければ、父母の自由な一人暮らしライフはまだまだ続けて元気に過ごせるでしょう(*^▽^*)

最後にご注意

高齢者になりますと…聡いです。

知恵が高まると言いますか…勘が鋭いところがあります。

特に一人暮らしですと、強盗や詐欺、不審者などにも用心しますし、常に身構えておりますから。

長年、親をしてきたのですから、子の考えなど見通せる!

そう豪語する親は多いものです。

ですから、子世帯は自分たちの生活を過ごしながらも、遠方に住む父母の一人暮らし先の状況を、あくまで自然体に…。

土地の風習や文化まで知っておいて、一人ではいろいろと大変だろうから…と手伝いを買って出て行う習慣を持つことが大切です。

マナー本も手近に売っている時代ですから、一般的にはこうだけど、そこのとこどう?

と、親に尋ねる習慣を持っておくのも良いことだと思います。

話せば分かる!

昔の政治家の言い訳でしたが…大概のことは話せば分かるものです(*^▽^*)

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