介護職が高齢者施設でレクリェーションを行う方法とオススメを記事にしてみました(*^▽^*)

はじめに

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介護支援専門員時代には、利用者さんから『高齢者向けのレクリェーションはいつも同じことの繰り返しで飽きる』とか、『幼児ではないのだから』と言う声をよく耳にしました。

確かに。

覗きに行くといつものプログラムでいつもの時間に、いつも同じことを繰り返してしまうデイサービスや施設があるものです。

でもよく考えてみてくださいね。

通所介護でも自宅の中でも、振り返れば日常は、同じことを繰り返しで出来ている部分もありますが、そこには明確な違いがあるものです。

そんな違いを把握しておくことが大切です(*^▽^*)



介護職が高齢者施設でレクリェーションを行う理由。

そもそも何故、あえて『レクリェーション』と呼び、時間を定めて行う必要があるのでしょう?そんな疑問もありますよね。

通所施設であれ、入所施設であれ、タイムスケジュールがとても大切にされる一面があるのです。

不通に考え現代の介護職が妄信しているところを考察してみれば、

『利用者さんを退屈させないように楽しく過ごしていただく』

『頭と体を動かして元気に体操していただく』

『利用者さん同士や職員との親睦を図っていただく』

というところが理由になると思います。

そもそも…。

ご家族様や介護支援専門員が期待するビジョンは、

『 任せた時間を怪我なく過ごしていただく 』

『 必要な介護を受けて無事に乗り越えて帰宅していただく 』

『 毎週〇〇曜日は定期的に通っていただく 』

☞そのことで不在となる時間、介護の余力を作り、家庭生活の仕事を片付けておく、介護を休息する時間を作といった主旨と近年では…。

『 通所中にしっかりと体を鍛えてくる 』

『 宿泊して生活リズムを整える 』

『 食生活を整える 』

など、利用する意味も多様化してきています。

さて、いろんな思惑で通所サービスにしろ、入所サービスにしろ、利用者さんは目的意識をもって時間を過ごしに来所するわけです。

そこで待っているのはレクリェーションという名の集団統制です。

個々人の利用者さんやご家族、ケアマネージャーの思惑とはズレて集団統制の為にレクリェーションを利用していませんか?

個別性の担保がなされていない場所ではそのように見受けられてしまいます。

介護職が高齢者施設でレクリェーションを行う方法の基礎・土台となる資料作りが大切です

限られたスタッフと限られた時間内でいかに個別性を重視してレクリェーションを提供するのかが鍵です。

まず大事なのはアセスメントです。

ケアマネ―ジャーから利用者さんは施設を紹介されて乗り気になって利用する流れがあるのですが、紹介元のケアマネージャーさんから高齢者施設はまず情報を得ますよね。

けれど残念ながら、ケアマネージャーの元には十分な利用者さん情報はありません。

…断言しちゃいましたが…生きた情報なんてないんです。

お名前や住所や生年月日、病気やお薬、既往歴とか利用スケジュールといったお決まりの資料はありますよ。

でも、その人がどんな人生で何をしてきて、興味をもって生きてきたか、利用者さんの歴史に触れる資料はとても少ないのです。

ケアマネ―ジャーさんでは十分に集められませんから、介護職でじっくりと利用者さんと向き合い、情報を収集することが大切です。

手先の活用や特別なスキル、旅の思い出、うれしかったこと、悲しかったこと、いろいろなスキルや場面が聞き取りできます。

この聞き取りを充実させてレクリェーションに反映することが一つの鍵になります。

介護職が高齢者施設で個別レクリェーションを行う時の注意点

利用者さんの数に対応して職員が配置されていますが…もっと手配しろ…というのは経営者に言いましょう。

それはともかく、個別レクリェーションの有効性は想像するに効果的なのは分かると思いますが、難しいと感じるかもしれません。

大事な注意点としては事故リスクの徹底した洗い出し、想定作業をしておくことです。

利用者さん一人一人の個別性を考えて表にまとめておきます。
Excelでまとめてリンクを貼って毎日、利用される人のリストで注意点が抜き出せる仕組みを作ると作業は効率的です。

工夫はいろいろありますが、一つの事故や発作で大きなスケジュール上のリスクが生じてしまうので、見守りの死角が生じないように検討します。

検討の際はフロアの広さとどこでどんなレクリェーションを行うのか、そこに誰が参加するのかを1日の流れの中で細分化してスタッフ全員が共有しておくことです(*^▽^*)

最後に

お?

まとまってないが…。

と思われた方。

ここはさらりと…。

要点は事故なくレクリェーションは1つに絞らない。

20人来所されるなら20人分の個別ケアとレクリェーションを実践するプログラム化を図るということです。

慣れない内は11:30~12:30は食事の時間~と、集団摂取になっている食事と同じように一斉に行う集団統制型レクリェーションしか行えません。

急に行うと介護職の連携が取れず、事故の元になってしまいます。

まず大切なのは利用者さん一人一人を把握して個性を尊重することです。

余談ですが…個別性が高い情報が集まりましたら、月々の実績と共にケアマネージャーにフィードバックしてみると別角度で効果的な結果もあるかもしれません(*^▽^*)

管理人
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