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毎年のように…。
介護報酬が引き上げになる…。
介護報酬が引き下げになる…。
そんな一喜一憂する報道が流れますよね?
でも、働く従業員の給料は変わりませんよね。
増えもしませんし…。
介護報酬が上がり下がりすることで困るのは経営者さん?
真っ当に頑張る経営者さんが、…飲まず食わずに追い込まれる…なんてことも、全くないですよね…。
困るのはシステム化して大規模な数字で見る大手企業さんくらいではないだろうか…。
株主配当も、支払わなきゃいけないですからね。
と、そんなことを考えていた時に、そもそも介護報酬に捉われる介護の世界に明日はないのではないか?
そんな考えが浮かんだのです。
だって最低限度保障をした結果の報酬が介護報酬ですからね。
そこを強調されると、とてもヒモジイ人生になりませんか?
今回は、介護報酬を脱却するビジネスの話題に挑戦した記事です(*^▽^*)
『 介護業界全体で〇〇万人が雇用されているので影響が出る 』
これは嘘です。
先述してきたように、すぐに影響が出てくるようなシステムじゃないです。
それでも声高に叫ぶのは、介護報酬という枠のみで、単価を釣り上げて、既存のシステムのまま維持したいという…誰かの狙いがあるから騒がれる素となるのでしょう。
この介護報酬の引き上げ、引き下げに捉われて思考することは、マイナス効果があります。
1つは介護保険そのものが国による最低限度保障のシステムであること。
2つは最低なシステムに沿うだけでは健康を勝ち取ることは難しく、依存してはいけないこと。
3つは依存することは楽で、ここが最低ベースという認識が出来なくなってしまうこと。
国による設計は最低限度保障。
国民に最低限度保障を基準の枠組みにして当てはめることが、本来の自立にどこまで結びつくのか?
枠からはみ出して上昇する思考を持つことが可能なのだろうか?
じつは雛型や芽吹きとも呼ぶべき兆候は、いろいろなところに既にあるものなんです。
例えばケアハウスさんやサービス付高齢者専用賃貸住宅さんですと、食事代、介護費用、家賃以外にも細々とした費用が必要なのはご存じですか?
洗濯はコインランドリー式で、1回100円~200円、洗剤は別途料金など。
小銭がたくさんないと成り立たない場所でもあります。
他にも目にするところでは、自動販売機はポピュラーですよね。
特別養護老人ホームやデイサービスセンターでも設置されています。
もともと、定時に飲料を無償で提供もする施設ですが、設置されていますね。
他にもレクリェーション代、日常消耗品代など1日に数百円の費用が施設側に徴収されますよね。
いろいろ並べましたけど、これ普通ですよね?
つまり、入居者さんは施設利用者であって、金蔓の位置付けなんですよね。
入居や施設利用費以外にも、ご家族の面会などで払える機会にどんどん払ってくださいという…。
介護報酬で1日に1人の利用者さんが10,000円以上を支払うことになっても、さらに細かく徴収していくわけです。
この取れるところから取れる機会に、取れるだけ取る…この発想は限界になると私は思います。
だって、元の入居者さんの懐具合に限界がありますもの。
1つめの章で、介護報酬は、最低限度保障であることの説明をしました。
2つめの章で、利用者さんの懐には限界があり、事業所さんによる巻き上げには限度が出てしまうことを説明しました。
さて、仕上げとなるこの章では、1つめと2つめのバランスと調和を組み立てる!
これが眼目になります。
全て逆に発想いただくと良いです。
最低限度ではないサービス水準とは?
利用者さんがさらに気持ちよく支払えるコストとは?
そこを達成しますと介護報酬に頼らない経営が実現してしまいますよね。
より求めに応じて、完璧であることでしょうか…。
医師や看護師、介護職員、バラバラな専門職員ですが、個々人でも能力差があります。
見落としも出ますし、結果として介護技術水準の差にもなりますよね。
それから日々の記録から周知、技術向上と現場へのフィードバックが大事ですよね。
もう一段、ここから昇華しましょう。
接遇面では他業界で言えば、SPやホテルマンのように上がありますよね。
体力面では、土木建築や農業のように、より体力を使うお仕事は多くあります。
この上のクオリティーを持つ業種の良点を取り入れていく発想が大事です。
上には上があるので、職員1人1人の技量の向上を図ることが大切です。
研修先は既存の介護研修を3年ほど経過しましたら、このようなクオリティー研修に向かう方が効果的になります。
介護保険サービスは最低限度保障として維持します。
そこから上の世界。
最低ではないところのサービスを企画することが大事です。
24時間365日の安全と安心、質の高いケア計画です。
美容も健康も、食事も排泄も環境も…。
あらゆる点で上の水準を企画することは、容易ですよね。
無い袖は振れぬと言います。
利用者さんの懐が潤沢でなければ、最低限度水準を超えたクオリティーを企画しても企画倒れになってしまいますよね。
施設にいる利用者さんにも稼いでいただく道を共に作ってみては、いかがでしょう?
1つは施設ホームページです。
施設紹介やアクセスマップはもう古いです。
利用者さんと共に行う行事の分析記録。
蓄積されたデータを元に研究発表を行う。
グーグルアドセンスや楽天アフィリエイトなどの商用系リンク収益を設定する。
美容・健康・ファッション・介護用品・季節行事などの地域交流を含む地域貢献。
全てが記事になりますよね。
お話が出来る利用者さんには、昔の地域の話などを語っていただくことも良いでしょう。
お話が出来ない方は、写真のモデルになっていただいてはいかがでしょうか?
昔から手先が器用で物づくりが得意な方にはバザーで出す商品の制作をしていただいてはどうでしょう?
ホームページに販売カートを載せることも効果的ですよね。
そうして得た収益を利用者さん全員で均等に割れるようにしていきます。
他にもランサーズ、クラウドワークス、シュフティなどのインターネットを用いた在宅ワークを活用する方法もあります。
このようにインターネットを活用する方法と実際にバザーや施設商品を販売する方法などを取り入れつつ、地域交流を図ることで、購入対象者は地域に広がることになりますよね。
でも大事なことが1つ。
記録と記録そのものを系統立てて整理すること。
そして活用することで本項の内容が成立するわけですが、整理と活用はセンスと経験が必要です。
何事も改革しようとしても、即効性はなく、時間をかけた先に勝利ありということですね(*^▽^*)
現在、私はいろんな記事を書いてブログにアップしていますので、ふと、こんな記事もありだろうと思い記事にしてみました。
施設の入居者さんに働かせるなんて!そう思われるかもしれませんけど、死ぬまで人はお金がかかるものなのです。
高齢者さんは遺産が頭を過ぎりやすく、子や孫に残すのに必死でいかに使わないかを思考します。
稼いで、より残す!そんな発想が死ぬまで大事かなと思うのです。
活き活きとした生活とは、常に発展を目指す思考と行動力が必要です。
寝たきりとなっても、稼げることは、きっと生涯に渡る安心と安全を産むとも思うのですよね。
ちょっと、変わった記事ですが、参考になれば幸いです(*^▽^*)