介護保険のショートステイの申し込み手続きや日数の確保は大変ですよね?確実に確保するには?

はじめに

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ケアマネージャーさん…。

利用者さんや家族さんからショートステイの依頼を受けたら、手続きやご要望の日数の確保を調整するのは大変じゃないですか?

楽ちん?

日数取れません!

そうケアマネージャーさんに聞かされて、落ち込む利用者さんや家族さん。

今日はこの辺りの
『 ショートステイ利用の手続き! 』と『 ご希望の日数を確実に確保する! 』

この2点について、まとめてみた記事をご用意してみました(*^▽^*)



介護保険のショートステイの申し込み手続きは?

利用者さんやご家族さんから、ショートステイのご希望を受けたら…。

1希望する施設を選んでもらう。
2利用者さんの健康状態や既往歴などの情報を施設に提供する。
3具体的な日程や滞在中の段取り、コストなどについて、詳細を打ち合わせする。
4契約やサービスチームの担当者会議やケアプラン作成などの保険手続きも同時進行…。

と、大きく分けて4点の流れを当日までに完了すると晴れて施設に宿泊するショートステイが利用できるわけです。

1と2はそれほど難しくはありませんが、とても丁寧に行うことで、ショートステイ利用中の利用者さんの過ごし方が豊かになるメリットがあります。

3は初回利用ですと、どうしても施設側の流れに沿いやすい傾向があります。

利用者さんは宿泊イメージが出来ませんし、緊張しますもんね。

これは仕方ありません。

回数を重ねるほどに、居心地は安定しますし、スタッフさんなどと仲良く楽しいショートステイに変わっていく…と思いたいですね。

4は他のデイサービスやヘルパーさんなどのサービスを利用する時も同じ手順です。

1~4をケアマネージャーさんは目的とするショートステイの日までに、スケジューリングして達成していけるように計画することになりますよね。

介護保険のショートステイの日数の確保をどうする?

さて、ショートステイの調整で困難となる点がいくつかあります。

『 ご希望の日数の確保・予約 』

本記事の目玉の1つの話題ですね。

まず、何故、ショートステイの日数の確保が難しいのか?

きっと、『どこでも大丈夫!』と意見を下されば、日数を確保することは

じつは、それほど難しいことではありません。

ショートステイの日数確保を難しくさせる理由!

1 利用者さんやご家族さんが1日辺りの値段に拘るほどに難しくなる。

2 利用者さんやご家族さんが困難な条件を内包している場合。

※施設側は安全に滞在してもらわねばならず、安全性を担保することが出来ないような場合は難しくなりますよね。

3 地域性で予約が殺到する場合にも難しくなります。

※桃や柿などの農繁期に家族介護力が低下することを目的に予約が殺到するなど。

4 ケアマネージャーさんや施設担当者の技量がない場合。

1・値段に拘るとは?

サービスの利用料は施設の種類ごとに異なります。

食事代や備品代などの値段も異なりますよね。

それに多床室といって4人部屋であったり、2人部屋や個室という部屋の形式でも値段が異なります。

この辺りは医療保険での入院でも同じことが言えますよね。

特に部屋代コストは同じ日数でも、大きな差となる要因になります。

2・困難な条件を内包される利用者さんや家族さんとは?

『 絶対に確保して!安くね! 』と限定されてしまうと4人部屋を探すのが条件になりますよね。

さらに、この部分では4人部屋って、利用する予定の利用者さん以外に、3人おられますけど、利用者さんと同性であることが挙げられますよね。

じつは、ここも1つネックでして…。

施設全体でも利用者さんって9割ほどが女性と圧倒的に女性が多い世界です。

男性は少ない。

ほとんどが女性部屋なんですよね。

例えば男性利用者さんが1名申し込みをされて、施設に空床がない場合に、多床室1部屋が空床だった場合には、男性1名を入れるよりも女性4名を入れる方が、人数を探す労力は4倍ですけど、施設側としては女性を探す方がとても楽なんです。

結果の売上も4倍ですから…。

男性で安く探すのが難しいのは、とても部屋数、ベッド数が少ないことが理由になります。

2・困難な条件を内包される利用者さんや家族さんとは?その2

施設側から見て、受け入れて安全性を担保出来ない場合、受け入れて事故でもあったら、訴訟などの問題に発展しちゃいますよね?

ですから、リスクを取りません。

例えば、集団生活ですから…。

他の利用者さんに悪影響が出るかもしれない。

訴訟になる可能性がある場合とか…。

責任を負えないリスクは面談時や判定会議などで断られてしまいます。

地域性の課題とは?

農業地域には農繁期というものがありまして…。

夏とか秋などの収穫時期に、ショートステイの予約が殺到するという現象があります。

予め予測されるお得意様と言いますか、常連客は、毎年、 『 来年もお願いします 』 などと軽い口頭約束は1年前に入っているもの…。

常連さんですから、言われなくても施設はベッドを空けてますよね。

定期顧客は大事にされる傾向がある…その一環でもあります。

逆に、この期間にショートステイが欲しい!という事態になったご家庭の場合、とても確保が難しい要因の1つになっちゃいますよね。

ケアマネージャーさんや担当者さんの技量とは?

ケアマネ―ジャーさんって、ショートステイの事業所さんと法人とか会社とかで繋がっている場合を除き…。

『 ショートステイの空床は見れない 』
という立場です。

逆に言いますと、空床があっても、申し込みの時に、
『 今は満床で… 』
そう言われてしまうと、それまで何ですよね。

見えないがゆえに仕方がない…と言えますよね。

言われたら、支援経過記録に書く…ことまでしませんしね。

基本的には、それまでということで、他を探しますもの…。

あ、各施設様のホームページで、空床情報を載せる施設様も増えてきました。

ですが、とてもザルです。

本来は毎日、下手したら数時間単位で変わるデータの世界ですから、更新が遅いと無駄な表示されているだけのページでしかありません。

ケアマネ―ジャーさんは空床情報を信じて電話する…なんてレベルでは手遅れですし、ダメですよ。

さて、ショートステイ担当者さんの技量もベッド確保に影響します。

ショートステイ担当者さんは、施設内の顔でまとめ役のポジションです。

ですから、看護師長さんや介護主任、施設長、事務長など、いろんな役職を意識しながら、空床が出ずに、どの部署にも連絡を回しつつベッド差配を段取りしていきます。

けっこう、裏方でやるお仕事が多いポジションなんです。

電話が頻繁にありますし、面談にも出ないといけませんし…。

その中で、利用者さんの予約管理をしていますから…。

お仕事とは言え、漏れや手間と感じたり、手抜きをすると、あっという間に祖語に繋がります。

こうして見ると、ケアマネージャーさんもショートステイ担当者さんも、結局は人の輪の中で動くので、

□ 感情を大切にする。
□ 礼儀正しく接する。

ショートステイ確保の最終奥義の1つは、やはり人付き合いが、いろんなレベルで円滑になっているかどうかになると思うんですよね。

介護保険のショートステイの調整はやはり大変?

最後の章ですから…。

ショートステイを確実に決まった日数を確保するための必殺技を…。

1 利用者さんや家族さんは場所とコストに拘らないこと。
2 ケアマネージャーさんは常からの情報収集をしっかり行っておくこと。
3 常に人の輪を大切にすること。

この3つを守れる利用者さんと家族さん、あるいはケアマネージャーさんで、ショートステイが確保できない人は、まずありません。

…え?そもそも難しくない?

その時は誰も読まれない記事として…いつの日にか削除するだけです…はぃ…(*^▽^*)

まとめ

必殺技がさらり…でしたね。

1における人の輪でお仕事をする、サービスを利用するということは、嫌われると弾かれてしまうことがあるんですよね…。

これは社会のルールですし、コストにまつわるお話は、どこでもあるという話です。

2の情報収集は、利用者さんがお住いの市町村に留まらず、隣接市町村範囲くらいまでは情報収集しておきたいところです。

施設の種類も多いので、

□ 短期入所生活介護
□ 短期入所療養介護

の2つがポピュラーですが、

『 小規模多機能 』
『 サービス付高齢者住宅 』や『 ケアハウス 』などの本来はショートステイとしては活用しないサービスであっても体験利用として活用できることもあります。

小規模多機能を活用される場合は、利用月間においての調整になりますので、それまで担当していたケアマネージャーさんが外れるという縛りがあるのでご注意くださいね。

※もちろん例外もありますが、例外は極力、作らない方が無難です。

…後のトラブルの素になります。

そんな1~3を大切にしつつ、早めに申し込むほど%的には確実になっていきますよね。

管理人
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niiro makoto