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結婚式を挙げたら新婚さん。
市役所に婚姻届けを出したら新婚さん。
今では両方で結婚の意味が成り立つ時代ですよね。
さて結婚した日はどちらに重きを置いても大丈夫です。
結婚したら、発生する結婚記念日。
今日は結婚記念日のプレゼント、記念品をどうするか?
じつは目安も昔からあるみたいで…。
その辺りを記事にまとめてみました(*^▽^*)
じつは結婚記念日をお祝いする風習って、日本になかったんですよ。
日本で結婚記念日を設けたのは、明治天皇と昭憲皇后だと言われています。
1894年、明治27年に銀婚式の式典をしたのが始まりで、そこから一般に伝わったと言われています。
文明開化の祖と称えられる一端の出来事ですよね。
その当時の記事にも、欧州の風習を取り入れたとあります。
そう結婚記念日をお祝いする風習は遠くヨーロッパの風習なんです。
では、ヨーロッパの中でも結婚記念日を祝うことにかけては、本場とされるイギリスでは…イギリス式の結婚記念日の呼び名がある…のです。
あとフランスも、この辺りを大事にする国のようです。
( 記念品 ) アルバムやレターセット、本などの紙製品を贈ります。
… 紙はまだ白紙。これから二人で染めようね!という意味があります。
( 記念品 ) 木綿や綿のハンカチや洋服などを贈ります。
… 質素倹約しましょう!という意味があります。頑張って絆を固めよう!という頃です。
( 記念品 ) バッグや靴、財布などの革製品を贈ります。
… 皮のように夫婦の絆を伸びやかにしなやかに強くする頃です。
( 記念品 ) 本や花束などいろいろな物を贈る。
… 花が咲いて実がなるようにとの願いが込められています。
( 記念品 ) おしゃれな家具など木製品を贈ります。
… 一本の木のようにしっかり根を据えましょうという頃です。
( 記念品 ) フライパンや鍋など鉄製品を贈ります。
… 鉄のように強い絆の夫婦になりましょうという頃です。
( 記念品 ) 銅で出来た食器や道具を贈ります。
… 体の胴にかけて、体幹のように太く根幹を成そうという意味です。
( 記念品 ) 青銅製品やゴム製品、電気製品も含まれるとか…何でも喜ばれる頃かもしれませんね。
… 青銅は2種類の金属を合わせて作ります。新たな挑戦を始める頃という意味です。元も大事にします。
( 記念品 ) 食器などの陶器の製品を贈ります。
… 前年始めた2つのことを割れないように割れやすいものに例えつつ丁寧に慎重に促す意味ですね。
( 記念品 ) ビアマグやタンブラー、アクセサリーなど錫 ( すず ) 製品を贈ります。
… 柔らかく柔軟な金属ですよね。夫婦も固く柔軟にという意味です。
( 記念品 ) 鍋や包丁などのスチール製の製品を贈ります。
… 前年から一転して、鋼のように固く出来ましたか?と問われる記念日です。大丈夫よね?
( 記念品 ) ブラウスや着物など絹や亜麻の製品を贈ります。
… 固さから一転、きめ細かさを大切にしようという意味です。
( 記念品 ) レース編みの敷物やハンカチなどの製品を贈ります。
… 一針ずつが芸術ですよね。細かい気遣いを高めようという意味です。
( 記念品 ) 象牙を用いた製品を贈ります。
… 象牙は1日にして出来ず、製品もとても長持ちします。きめ細かく長くという意味ですね。
( 記念品 ) 時計など水晶を用いた宝飾品を贈ります。
… 曇りなく透明性の高い夫婦のあり方を磨こうという意味ですね。
( 記念品 ) 陶器や磁器で出来た製品を贈ります。
… 年を重ねるごとに価値の出る品に夫婦のあり方が例えられています。
( 記念品 ) 銀の宝飾品を贈ります。
… ☆☆☆ 日本でもポピュラーになっているお祝いの目安です。
( 記念品 ) 真珠の宝飾品を贈ります。
… 『 健康・富・長寿 』の石言葉を持つ真珠を夫婦のあり方に例えています。
( 記念品 ) 珊瑚や翡翠の宝飾品を贈ります。
… サンゴ35の語呂もありますね。長年かけて作られるものですから…。
( 記念品 ) ルビーの宝飾品を贈ります。
… ルビーはいろいろな成分で成り立つ複雑な宝石の1つです。
( 記念品 ) サファイアの宝飾品を贈ります。
… 『 誠実・慈愛 』を石言葉に持ちます。夫婦のあり方もそう保ちたいですよね。
( 記念品 ) 時計や金の宝飾品を贈ります。
… ☆☆☆ 日本でもポピュラーになっているお祝いです。
( 記念品 ) エメラルドの宝飾品を贈ります。
… 秘宝の歴史も古く、幸せな結婚を祝福する意味のある宝石の1つです。
( 記念品 ) ダイヤモンドの宝飾品を贈ります。
… 『 永遠の愛 』の名を関するダイヤモンド…言うまでもありませんよね。
( 記念品 ) ブルーサファイアの宝飾品を贈ります。
… 『 誠実・慈愛・徳望 』 を石言葉に持ちます。そんな言葉が似合うご夫婦になってませんか?
( 記念品 ) プラチナの宝飾品を贈ります。
… 白銀ですね。価値もガンガン上昇していきます。希少価値と同じ夫婦の価値ですよね。
( 記念品 ) ダイヤモンドの宝飾品を贈ります。
… ですから、ここまで行くと本当にご夫婦としてはとても少ない希少価値です。
( 記念品 ) 樫の木で出来た食器やお箸、スプーンなどの製品が喜ばれるようです。
… 樫の木のように丈夫で年輪を重ねたご夫婦という意味です。
( 記念品 ) 当然、ワインですけど、日本なら日本酒でも、泡盛でも良いかもですね。
… 夫婦の歴史に酔えるほど誇りに思えるようになっているという意味ですね。惚気話ですが…。
~式の名前に合わせて…、も、物が溢れていますね…。
イギリスの方のセンスですね。
身近な素材で結婚記念日のネーミングが揃っていますよね。
でも、質素な物から豪華な物へ。
愛情と共に膨らませていく発想はとても素晴らしいと思いませんか?
もちろん、それが出来れば越したことはないですよね。
結婚記念日に夫婦二人の時もあれば、子や孫が誕生していることもあります。
人生での立場はいろいろですよね。
それぞれの婚式に含められている応援がありますよね。
結婚1年目から85年目まで。
最初は身近なもの。
だんだん固く高貴な物。
最後にはワインで酔って蕩けましょうと…。
…とてもロマンチックですよね(*^▽^*)
夫婦の歩みを回りから、少しずつ固めて最後は以心伝心の境地と言いましょうか…。
溶けて混ざる二人で一人のような存在を目指しましょうというメッセージです。
貴金属に例えられるのは、きっと人生の上昇志向を二人の心と絆を強く持とうということですよね。
是非、少しずつ夫婦の絆を深く固く確かなものへ成長させてくださいね。
ですから、物を買い込む必要はないです。
もちろん、物は生活を豊かにしますので、あるほど豊かさの加速に繋がるかもしれませんね(*^▽^*)
この記事を書いていて…。
古くから結婚は祝福に満ちたものなんだなぁとしみじみと思います。
外来文化ですから、表面上の言葉だけを捉えますと、
『 物 』『 金 』
…の2つが浮かんでしまい、下品になるのですけど、意味合いを考えますと、とても豊かな心が込められていますよね。
将来を誓い合い、結婚して夫婦となるのですから、暗くを共にして、少しずつ固い絆と成果を二人で実感していきたいですよね。
閲覧者の皆様は、きっとご多幸に恵まれると思いますよ(*^▽^*)
追記~
さて、介護支援専門員の皆様へ提案です。
利用者さんのアセスメントを行う時に、ご結婚や出産など、介護と関係ない項目も、いろいろと埋まっていますよね。
アセスメントは分析をして、提案するためのツールです。
この辺りの結婚記念日から算出した婚式を前に、
『 〇〇式ですね、おめでとうございます 』
この一言を、面会の時に話題してみてはいかがでしょうか?
きっと利用者さんとの心の信頼関係が深くなる一言になると思いますよ(*^▽^*)