一人暮らしの高齢者が緊急入院?問題はセキュリティと貯蓄と退院対策です!

はじめに

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誰にでも起こり得る緊急な入院。

その時にです、一人暮らしの高齢者ですと、いろいろと失敗やミスが重なって退院してみたら…ゾッとする事態が…なんてことにもなりかねません。

今日は一人暮らしの高齢者さんが万一に備えてしておく準備!

この辺りを記事にしてみました(*^▽^*)



一人暮らしの高齢者が緊急入院すると起こる問題は?

高齢で一人暮らしをしていますと、老化で抱える病気も曲者ですよね…。

突然の発作や転倒、意識不明の重体…なんてこともリスクがゼロではありません。

運良く発見されたら、救急車で搬送されるでしょう。

遅いと当然、命に関わります。

最大の問題はこの辺りを迅速に短縮することでしょう。

ご親族との定時連絡の取り決めやご近所さんとの日々の交流が、こういう時に役立ちますよね。

さて、1章ではこの搬送前、有事に備えて、備えをどうしておくべきかということがテーマです。

□ 既往歴、現在の飲み薬はセットにして持ち出す。
□ 衣類セット数日分を鞄に1つ作っておく。
□ 親族など自分に関連する連絡先一覧を用意しておく。

この3点が非常に大切です。

いえ、緊急時ですから持ち出せるとは限りませんし、気づけば病院…なんて事態もあります。

ですから、有事に備えてセットしておくわけですが、セットした場所について、お子様などの親族の方…が遠方であれば、近所の親しい方へお伝えしてお願いしておくようにしましょう。

一人暮らしの高齢者宅のセキュリティーと貯蓄が課題になる?

さて一人暮らしの高齢者さんご自身は入院中。

どうしても気になるのは、ご家庭の留守の状況と退院に向けた費用…この辺りが悩みの種になりませんか?

まずは意識が戻って自宅の様子を振り返る時、

□ 新聞、ヤクルト、牛乳、置き救急箱などなど契約類の停止。
□ 戸締りなどセキュリティーの現状確認と徹底
□ お金の振り込みや引き落としなどの確認と手配

この辺りが気がかりになりますよね。

ご親族、あるいは近隣の方にお願いできる体制を整えておきましょう。

怠ってしまったり、お願いが出来ないという事態の場合、帰宅して見れば新聞受けは溢れ、ヤクルトや牛乳は腐り…。

と、困った事態になります。

もちろん市役所では一人暮らし世帯や年齢を把握していますが、介護認定を受けていれば担当のケアマネージャーさんが付いているなどしますが…、じつは入院しちゃうとこの辺りは放置されます…。

ケアマネ―ジャーのお仕事に含まれない、グレーゾーンの境界線なんですよね。

だって、市町村では入院情報は掴んでいるから所在が分かるので問題化しない。

ケアマネ―ジャーさんは自宅での介護計画を練ることがお仕事なので入院すると次は退院前まで動かない。

そしてです。

ケアマネ―ジャーさんを動きにくくさせるのが、過去のケアマネ―ジャーさんたちの犯罪です。

高齢者の一人暮らし宅を担当して金品を根こそぎ…なんて報道が…過去にはたくさんあるので、常識的なケアマネージャーは預金通帳や印鑑に触れることすらしません。

ですから、個人で契約された新聞やヤクルト、セキュリティーについて停止処置をとることなど細かいところは、業務には含まれないので見落とされてしまいがちなのです。

お金についても委任状をいただいて、代行して引き下ろし…なんてことも同様の理由から行いません。

よって2章でも信頼できる親族、あるいは近隣の方の支援がどうしても有効になります。

一人暮らしの高齢者の退院対策もとても難しい

長期に入院となりますと一人暮らしの高齢者さんの体調の変化も気になる点ですが、自宅での生活に復帰できるのかどうかが課題になります。

病気が発病した時の病院は急性期病棟と言いまして、病状が完治していなくても安定すてば転院せねばなりません。

転院先は一般病院、あるいはリハビリに特化した回復期病棟です。

さて、入院時もそうですが、この転院でも再び保証人が必須です。

ご親族が遠かったりする場合、入院・退院・入院 ( 転院 ) ・退院と4カ所で書類に署名捺印していただかねばなりません。

ご近所の親しい方でも大丈夫なんですけど、親族に拘る病院も多いようです。

さて、自宅に戻ることが可能になったとして、しばらく住んでいなかった家庭内の復旧作業…。

とても手間です。

2章の契約停止解除もそうですが、自宅内が荒らされていないか、不審物がないかといった泥棒確認もあります。

さらに通気して換気、水道の開栓、ガスの開栓…。

たまった埃の大掃除…。

大掃除は介護保険に含まれない…。

ここもご親族や近隣、有償ボランティアさんが登場するところです…。

慣れたご自宅に帰宅されましても、しばらくは大変ですね…。

まとめ

一人暮らしの高齢者さんへのアドバイスとしては、身近に頼れる人材との交流を厚く日頃から心掛けるようにしましょう。

信頼はどうしても1日では築けませんからね。

自宅での介護を行うケアマネージャーさんへのアドバイス。

入院リスクの軽減はもちろんのこと、緊急時対策準備の慣習を持っていただけるように支援すると良いでしょう。

また退院日には退院直後に訪問介護を1時間、それから2時間後に1時間を臨時で設定して対処できるようにしましょう。

念の為、翌日の朝8時以降に1時間設定するのも良いと思います。

もちろん一人暮らしの高齢者さんが退院後の自宅での不測の事態に備えるわけですね。

病気には誰もがなりたいと思ってなるわけではない…。

でも、なっちゃったものは仕方がありません。

備えあれば憂いなし…。

じつは物の準備だけではなくて、近しい真摯な友人が最も大事…というお話でした(*^▽^*)

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