変形性膝関節症の痛みは治るの?期間はどのくらい?生活で注意することとは?

はじめに

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変形性膝関節症…。

膝の骨と骨の間の軟骨や油分が減って直接すり合ってしまうことで痛みが出る。

高齢者になりますと、整形外科でよくそんな診断がされます。

実際にケアマネージャーをしていますと、利用者さんが整形外科に通っている場合、9割の精度で腰か膝で変形性〇〇と診断をもらっておられます。

現役時代に、この変形性膝関節症と変形性腰椎症…いろいろと思うことがあったんですよね。

今日はその辺りを記事にしてみました(*^▽^*)



変形性膝関節症って治るもの?

正直なところ、治る…ことはない。

だって骨同士が擦り合わさって削れてますからね。

実際は手術でカバーを付けて補ったり、骨の形を整えたりして痛みを緩和するのが限界です。

手術そのものは高齢者であっても、2週間程度の入院で済みます。

20年前は一ヶ月以上3ヵ月くらい入院したものですが…。

病院のシステムからか、現代医療の急速な発展のおかげか、認知症発症を恐れてか早期退院になります。

短い入院期間は基本的には国が定めた制限のためだと思います。

さて、骨を整形するなり、金属カバーなどを挿入するなり、骨の部分までメスが入りますよね。

麻酔をして行いますけど…表皮から中まで入るメス…。

私は確実に半月程度では治らないと思っています。

表皮のかさぶたの治癒と異なり、内面の肉付きはとても時間がかかります。

手術前の関節症の痛みとは異なる傷の痛みが残ること…これは覚悟して臨まねばなりません。

変形性膝関節症の痛みは治る?

手術後、経年して肉付きもして痛みが治る…私は個人的には半年作業と利用者さんに説明してきました。

手術後はどうしても傷の痛みがあるので庇いますよね。

すると、残る足に負荷がかかったり、姿勢が悪いなどで他の痛みにつながるわけです。

使わない術後の膝は傷の痛み…さらなる他の動作苦痛へと繋がります。

両膝をいっぺんに手術すると生活に響くので片側ずつ行うのですが、後に両膝を手術される方も少なくはありません。

どうしても痛みは苦痛ですからね。

逃げたり避けたりしたくなっちゃいます。

…さて、お医者さんや医療福祉事業者が知る真実。

いや誰もが知っている事実!

目を背けて楽をしたところに穴アリです!

手術はじつは治してくれるから…は、とても安易な選択なのです。

最も有効な痛みの緩和、治るという道はじつはまったく別のところにあります。

変形性膝関節症の治る期間?

その痛みの緩和と治る道…人によって異なります。

数か月で達成する方もあれば数年かかる方もあるわけです。

では変形性膝関節症、さらに変形性腰椎症の治し方です。

リハビリです。

運動して前後に筋力が付きますと痛みは緩和してきます。

関節に負荷をかけずに筋力を造成していくわけです。

すると痛みは確実に緩和します。

ですが、日々の地味な訓練や繰り返しに、基本的に成果はその日に見える!なんてことはありません。

1週間や1ヶ月でも見えないこともある。

1シーズンが過ぎる頃まで頑張れた方はきっと効果の体感に結びついているでしょう。

でね、効果を掴むとその後、放置してもよほどでなければ再発まで期間を稼げます。

そうリハビリで鍛えるとなると頑張っては諦めて、放棄して悪化して…を繰り返すわけです。

痛みの苦痛から逃れたいとも思うわけですが、訓練の苦痛からも逃れたいと…。

けっこう我儘で怠惰にも思えるところには手術が到来して傷の痛みに泣く…。
片側ずつして、次は腰…手術カ所は次々と増えるんですよね…。

悪循環の連鎖です。

じゃ、どうすりゃいいのさ…となりますよね。

リハビリは1つの方法ですが、それだけではありません。

朝起きて夜寝るまで1年365日の動きや動作の歪み。

毎日の食事の内容の歪み。

この歪みを徹底して修正します。

修正をした適切な体制の中、専門的なリハビリ運動を取り入れますと痛みは緩和していきます。

是非、お試しくださいね(*^▽^*)

まとめ

変形性膝関節症や腰椎症…。

軽度の痛みの間に見直すようにしましょう。

重度になりますと中を通る神経に響きやすく痛みも大きくなりますからね。

ちょっとの習慣改善や運動なんて役に立つどころか、痛くて出来ないです。

さて、膝にや腰に痛み止めの注射をしてもらうでしょう?

あれ、痛みを取り除くのですが、目的は麻痺して痛みを取り除いている時間、動けるようにするためです。

痛みをやわらげて寝ていましょう…ではないんですよね。

無茶して痛めたりしちゃだめですけど…一定の動きを出来るようにするのが痛み止め。

寝ちゃうと寝たきりで弱るだけですからね…。

誰もが苦痛なく手術で乗り越えて…そんな幻想を抱いてしまう…。

肥満だったり、特定の動作を伴う職業だったり…いろいろな根本原因も治さなきゃ元の木阿弥ですよね。

痛みの軽減のために、しっかりと生活のあり方を見つめ直してみてはいかがでしょうか?(*^▽^*)

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