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介護現場は大きな伸びも頭打ち…。
利用者さんの数も規制枠があるので、収入としても頭打ち。
補助金や助成金は経営者の懐…いや、収入の限界があるので職員まで利益が回ってきませんよね。
昇給しても月々1,000円止まり?
現状の継続では経営はおろか従業員給料も、じり貧になることは間違いないですよね。
そんな中で、現場を変えて躍進する秘訣となるかも?
そこを3つのお仕事を例にとらえて考えてみました。
今回は訪問系事業所スキルの追加案です(*^▽^*)
1つめはクオリティー、質の向上。
2つめは専門性の向上。
3つめは将来性…。
この3つがバランス良く伸びることで収益アップを狙う。
…とお金に走るのはナンセンスなところですけども…。
お金は後で付いてくるもの。
利用者さんFastで、利用者さんとそのご家族さんに喜んでもらう視点を3つの軸を元に組み立てていくことが大切です。
もちろん、国の公的な制度の一翼を担うので、守るべき大事なところがあります。
まず、
1点目は人員基準。
2点目に職員の労働基準。
3点目に対価の適正支払いです。
この辺りを疎かにしますと、土台が揺らぎ、積極的な成長に結びつきません。
今回は訪問系事業所の才覚向上の為の記事です。
ヘルパーさん、訪問看護師さん、ケアマネージャーさんなどが該当します。
これら専門職の方々って、適当感ないですか?
いえ、失礼。
全力で日々、頑張っておられるのも承知。
( 1 ) ただ情報共有の輪が適切に出来ているか?
( 2 ) 『 このお仕事は私の専門外ですので…。 』と言った返事をして後の繋ぎはしてますか?
そう、人と人のやり取りというものは個人の力量で、限界や取りこぼしが発生しやすいものなのです。
これは公的な介護保険制度の各事業所さんでも、有能な方と言われる人であっても同じことが言えます。
1日24時間、365日は皆に等しい時間ですけども、人力は限界があるということです。
うっかりや見落とし、とことん詰め切れなかった…そんなことは日常、往々にして発生するものです。
さて、訪問系事業所が相互連携や関連部署として社内に取り込むべき事業としてオススメするのは、元の事業所種類にも寄りますので、まず、追加しがいのあるヘルパーさんの場合。
掃除のプロ技術の導入やコインランドリーなどの洗濯技術を導入することが最も相性が良いところです。
人力で家庭用具を用いて水回りの掃除を毎回毎回、訪問ごとに生活援助で提供していませんか?
専門プロ道具を持ち込むことで一気に解消が図れ、毎回の掃除はグッと短縮化します。
専門プロ道具の活用は利用者さん次第で、コストを別に応相談で実施することになります。
コインランドリーは地域にいくつかありますが、自社に運ぶことで一定の売上になりますし、運ぶ手間などを無償化したり、利用外に実施する形で福祉感を醸成することで売り上げに寄与します。
もちろん訪問介護の移動時間に投入することで移動の無駄を省くコストカットでもあります。
さて3つめです。
宅配弁当です。
とはいえ、自前で調理場からスタッフを雇い頑張るわけではありません。
低コストの宅配弁当専門業者が登場しています。
一括購入による宅配です。
会社内に置くべきものは大型冷蔵庫1台だけです。
ここから、随時、訪問介護で訪問している先に宅配を届けるわけです。
お弁当については施設の食事が1食辺り400~1,000円程度ですから、これ以下の仕入れ値であれば利益に繋がる流れになります。
いらないですかね。
同じ時間で訪問介護さんの2倍も稼ぐ効率性がありますので…。
看護上の必要な物品の充実が最大の方向性ですね。
時間の短縮にもなりますし、充実した看護にも繋がります。
そしてケアマネージャーや主治医への情報密度の向上を図ることで事業所は安泰と言えるでしょう。
ヘタにいろいろやるとその専門性の性質から、本業が崩れやすくなり、緊急時などに支障が出る為、他事業併設には向かないと言えるでしょう。
専門性がありそうでない…。
かといって全くないわけでもない…。
雲を掴むような職種の部署になります。
お金がないと悩む利用者さんって、多いですよね。
1割負担で数千円の支払いができないからサービスが要らないと我慢される方…。
さらに生活保護の基準にも当てはまらない。
悩んだ結果に放置してませんか?
そう…。
そんな利用者さんにはそんな利用者さんなりの生活があります。
ケアマネージャーの進化先はそんな利用者さんの生活を豊かに変えていく発想の境地も大切です。
貯蓄があるようであればファイナンシャルプランナーに繋ぐ。
なければ、シルバー人材センターでの就労や自宅での内職への取り組みなど、利用者さんだからと言って全くできないわけではありません。
どこまで具体性があって有効な助言や提案ができるのか、漏れなく対応するということが大事になってきます(*^▽^*)
工夫って、いろいろあるものでしょ?
現状で忙しくてピーピー現場が言うのに経営者は手を打たない。
これは経営者が従業員を歯車の一つと見る方向性があるからです。
一定の収益ベースが回ればヨシという事業所はこれから潰れていくでしょう。
進化できる事業所、工夫を煮詰める事業所だけが勝ち残り、利用者さんの信頼を得ていくことになります。
あ、介護保険で訪問系に訪問リハビリさんは書き損ねました…。福祉用具貸与も性格が異なるので書きませんでした…(*^▽^*)