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タレントさんも、よくお身内の介護をされたり、不祥事から介護業界で研鑽…なんて方もニュースになったりされますよね。
今日は介護の現場経験を10年積むとどうなるのか?
私の周囲には10年選手もゴロゴロいるので、ちょっと細かいところをリサーチしてみました(*^▽^*)
介護現場、特に施設での経験値は10年積むとどっしりと重いものがあります。
訪問介護やデイサービスは通うための時間や送迎の時間、何より夜間経験が不足しますので、介護の経験値としては、入居施設になるでしょう。
そんな入居施設にも種類があるわけですが、そこは今回、割愛しまして…。
介護経験を施設で10年、真剣に研鑽を積むとどんな技術を身に付けるのか?
介護施設のスケジュールの根幹の1つ三大介護。
この1つ1つの介護所作が身に付きます。
自分の体への負荷を減らしつつ、お相手にかかる負荷や怪我もなく、手早くスムーズに介護を提供できるようになります。
排泄では陰部の弱い皮膚への刺激を避けつつ、汚染部位を残さないように…。
またお相手の羞恥心に配慮しつつ対応を手早くできるようになります。
そして後始末…これも汚染が広がらないように密封、処分まで手際が良くなるところでしょう。
食事。
人によって不足する食事を摂る能力の欠ける部分を補う発想と対応を可能にします。
ご自身で食べられない方に全ての介助が必要な場合が最も10年の研鑽が見えやすい場面です。
お相手の口内の残りを見て取りつつ、適量を匙ですくい提供します。
高齢になり、ご病気などでお話が出来ない方の口内…歯も匙が当たるだけで折れてしまいそうに弱くぐらつく…なんて方もおられますからね。
しっかりと栄養を摂っていただきたいのですが、闇雲に口に入れるわけにもいかず、丁寧に対応して、かつお相手の体の能力を知り、提供する必要があります。
匙ですくう、口に運ぶ、こぼさずに当たらずに口内から匙を抜く…。
10年選手の介護職員さんの、一連の所作…無駄がなくて手元に美しさを感じられるようになります。
お風呂。
お風呂も当然、多くの配慮が必要です。
弱い皮膚が濡れますと、ちょっとした打撲で表皮が切れるなんて悲惨な事態にもなりかねません。
洗剤とスポンジで体を洗うのも難しいことがあるのです。
見極めて洗い方を工夫する。
あ、その前後に衣服を着替える行為もありましたね。
着衣選びから着脱方法まで、1人1人に合わせた方法を実現できるようになります。
10年の経験値がありますと、三大介護でも触れたように、介護をするイメージからお相手に提供する、提供後の休息の環境整備までスムーズに実践できるようになります。
いろいろなご病気で障害を抱えられた方々に接するので、介護が基本セオリーだけでは成り立たない現実も見ますし、変則的な部分だけに絞られずに原則も理解しつつ対応できるようになります。
セミナーやノウハウ本にない範囲とか、あってもアレンジをしながら介護を提供できるということです。
既存の多くの本やセミナーは、あまりこのアレンジが書けていません。
既定路線を踏襲しやすいので、オリジナリティーが中身にないことが多いです。
経験値を文章化できればベストセラーも書けるでしょう。
本ブログのようなブログも楽しいですよ(*^▽^*)
既にたくさんの方がチャレンジされてますし…。
10年の経験値はあちこちで発揮できそうです。
そりゃもちろん。
10年も介護現場で働きますと、知識や技術はもちろん高いレベルになります。
介護現場では任せて安心のプロフェッショナルです。
年次昇給もありますし、有給休暇もMAXで溜まります。
お仕事場の経営陣の人柄から発想まで…。
会社の隅々まで理解できていることでしょう。
さて、所属される介護現場で10年、働いてきたあなた。
他の業界やお仕事から見て、どう映るのか?
考えられたことあります?
まずですね、どんな人にも愛想よく、穏やかなスタンスで接することが出来る。
段取りや仕組みを理解して美しい所作で介護が出来る。
介護のお仕事って大きくは国が作った介護保険の法律とサービス分類があります。
それに沿う企業としての施設の仕組み。
10年、ただひたすらに介護だけで過ごしたわけじゃないですよね。
会社に勤めるサラリーマンの顔もあります。
ご家庭を持たれ、お子様が生まれ…10年の歳月の間に培う新しい家族。
いろいろな経験があっての10年のキャリア。
この辺りでよぎるのは転職でしょう。
新しいことがしたい。
そう思われる方も多いです。
介護は衣食住に幅広く知識を求めるので可能性は無限でもあります。
簿記経理の才や十分な貯蓄があれば起業も見込めます。
10年、1つの道で頑張った介護職は、それだけで社会的に評価を受けることが出来ます。
多くの知人、友人に囲まれますし、そういった御縁を結べば人の輪をもって創業が可能です。
創業資金の貸し付けも容易に受けることが出来ます。
もちろん、簡単なことではありませんが、介護現場での10年の経験に違和感を覚えるならばご自身の理想を探し求めて達成するのも人生です。
タレントさんが不祥事を起こすと介護業界で研鑽を積むことがある。
失礼な…と思うのは介護業界に身を置く全ての人が思ったことがあるのではないでしょうか。
介護の世界は重労働で厳しいというイメージがある。
人に尽くす崇高なる場に贖罪意識を持ち込むなんて邪道な…と思えてしまいます。
介護の経験を10年積む。
その中にある経験値、実績はタレントさんに何をもたらすだろうか…。
きっと10年も介護現場に留まることは出来ないだろう。
介護業界で介護現場で10年を過ごした人はじつは少ない。
1つの施設で介護経験を10年積んだ人となるともっと少なくなる。
各施設で規模にもよるけど、20人に1人くらいの割合である。
10年を達成することは本当に難しいものなのです。
それだけに技術・知識は業界を担うにふさわしいものに育っている。
その経験を活かすのに創業をおすすめしたが、方向性はいろいろとある。
1人の優れたカリスマ介護士率いる会社。
介護士の技術をふんだんに発揮しつつ、挑戦してみてはいかがだろうか?
介護を受けながら、
□ 飲食店を楽しむ
□ お風呂を楽しむ
□ リラックスを楽しむ
□ 整容を楽しむ
□ マンツーマンツアー添乗員制度
□ マンツーマンレクリエーションインストラクター
ネイルアートやアロマ、入浴剤に爪切り、耳かきといった整容。
介護を受けながら飲食を楽しんでいただける空間と送迎のシステム。
お待ちいただく時間が退屈や障害ご病気で苦痛にならない配慮を行き届かせる。
う~ん、私の発想ではこの程度ですが、介護現場で経験を10年積まれた方はより大きな夢を抱けそうですよね。
あ、私の介護現場経験は断続的、通算8年です…ちょっと足りないです(*^▽^*)
介護の現場で10年の経験を積むことは容易ではありません。
しかし、10年で培う経験や知識は、とても素晴らしいものがあります。
それが如何なく発揮できるのは介護を提供している時の言葉や態度、しぐさに如実に現れます。
人生は一度きり…。
そのまま10年を20年へと同じ介護現場で研鑽を積んでいくのも達人の道ですが、理想実現のために創業するという道もあります。
人生いろいろ…世に新しい価値を提供してみるのも悪くないですよ(*^▽^*)