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9月9日は重陽の節句。
五節句の1つで今年最後の節句です。
しかし、近年、とってもマイナーに風化してしまったかのような…。
高齢者さんが楽しいと思える1日を過ごしていただく機会としては、良いのではないですか?
コロナ下でお祭りも自粛ばかりですし、
ちょっと工夫を添えて華やかに過ごせるよう、
いろいろと企画を考えてみました。
9月9日は救急の日…の方が語呂合わせで、有名になったのではないでしょうか…。
重陽の節句は、江戸時代には祝日として、盛大にお祝いされたのだとか。
重陽の節句は別名、菊の節句とも呼ばれ、菊が邪気を祓うと重宝されました。
あれ?菊?と思われた方。
新暦と旧暦の差がここに出ちゃうわけです。
旧暦に換算すると10月中旬~下旬の頃合いになるわけで…。
自然の草花である菊は、その頃に見頃を迎えます。
このズレが重陽の節句を廃れさせた原因の1つかもしれません。
それでも現代社会、一方で菊を題材に楽しむ方法はあるものです。
食用菊にしても栽培技術が進んで年中手に入ります…。
菊の画像や映像もごじゃまんとインターネットで収集することも出来ます。
…と、強引に結びつけたところでレクリエーションの話題へ。
重陽の節句を高齢者施設で、どうレクリエーションやイベントにするのか?
コロナウイルス感染症で自粛ムードもあります…。
冬に備えて備蓄!自粛!緊縮!…では高齢者さんの精神状態も萎縮してしまいます。
ここらで息抜きを考えなければいけません。
と、重陽の節句のお祝いのあり方を考えてみました。
9月9日~10月下旬まで長~いイベントを用意してみるのも風流かもしれません。
新暦~旧暦まで重陽の節句を引っ張ってみるわけです。
間にある敬老ウイークや運動会なんかも混ぜこんでしまって長期間のお祝い週間を設けてみるのはいかがでしょう?
新暦と旧暦では約40日のズレがありますので40日間のお祝い期間を設けてしまうわけです。
え?40日間もイベントをやれない?しんどい?
そりゃ、予算もありますし、人員が限られますし、方法も限られてしまいますから…。
そこは日常のプラスワンというレベルを狙っていきましょう!
さて、40日間、仮に9月9日スタート!~10月20日終了としまして企画です。
1日 菊酒 菊御膳 雅楽調べ
2日 救急講習会 コロナに負けるな研修! 衛生の基礎知識
3日 救急講習会 簡易担架作り(七夕の竹を置いておこう)
4日 美容教室 秋はお肌の曲がり角~♪
5日 美容教室 爪は大事!雑菌を防ぐ爪切り方法!
6日 美容教室 足の爪も大丈夫?
7日 落語会 3日間、ネタを替えて披露しよう!
8日 落語会 3日間、ネタを替えて披露しよう!
9日 落語会 3日間、ネタを替えて披露しよう!
10日 十五夜 お団子づくりとお月見会
11日 墓参り ご家族と一緒に墓参りに計画的に出掛けてもらおう!
12日 墓参り サポート体制も万全にしよう!
13日 墓参り 代わりに墓掃除を買って出てみよう!
14日 彼岸法要
15日 墓参り 代わりに墓掃除を買って出てみよう!
16日 墓参り サポート体制も万全にしよう!
17日 墓参り ご家族と一緒に墓参りに計画的に出掛けてもらおう!
18日 リラクゼーション日 とにかく全員で1日をのんびりしてみよう!
19日 敬老会
20日 敬老会
21日 敬老会
22日 衣替え
23日 衣替え
24日 衣替え
25日 総点検日&お掃除日 衛生チェックやお片付けデーにしよう!
26日 秋祭り
27日 秋祭り
28日 秋祭り
29日 総点検日&お掃除日 衛生チェックやお片付けデーにしよう!
30日 寒露祭 あなたの鼻は大丈夫?鼻喉耳の総点検!
31日 寒露祭 芳香剤アロマオイルの品評会
32日 寒露祭 芳香剤アロマオイルの品評会
33日 総点検日&お掃除日 衛生チェックやお片付けデーにしよう!
34日 スポーツ祭 観戦デー
35日 スポーツ祭 どこまで歩ける登山の日!
36日 スポーツ祭 観戦デー
37日 総点検日&お掃除日 衛生チェックや片付けデーにしよう!
38日 菊と言えば天皇家家紋?天皇陛下の歴史と由来 座談会
39日 菊と言えば重陽の節句 40日間の大反省会!来年に活かそう…。
40日 菊酒 菊御膳 雅楽の調べ 菊品評会
と…40日間、いろいろな視点で連続性あるイベントを企画してみたら、いかがでしょう?
3密にならずにご家族と高齢者さんと職員で少しずつグループになりつつ動くのが大事です。
40日間の間に、お彼岸や敬老会、秋祭りに寒露のシーズン、スポーツの日があって
旧暦の重陽の日を迎えて終了~って流れです。
是非、挑戦してみてください。
新暦と旧暦の時間差…長い!
企画を考えるだけでも骨でした…。
敬老会や秋祭りは別記事にすることにして…あれこれ詰め込んだ第3章。
施設であれば、眼科や耳鼻咽喉科の先生に来苑いただいて、全員の往診をかけてもらうのも良いかもしれません。
重陽の節句は、鼻で香りを楽しむ、目で見て楽しむのが主眼になります。
日頃の健診が十分でない場合は、年に1度くらいは実践してみても良いと思います。
健康長寿を願う敬老ウイークもありますから、高齢者さんの健診の頃合いとしても妥当かもしれません。
萎縮し過ぎず、のびのびと節度を保って叡智と努力を重ねて、コロナウイルス感染症の受難を乗り越えましょう!
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こんばんは! ブログランキングから来ました
重陽の節句、懐かしい響きでした。亡くなった母を思い出しました。
そういえば、昔は、母がお祝いをしてくれていたと思います。
無くしてしまうのは、もったいないので、何とか残していきたいと思います。
また、のぞきに来ます。
おはようございます。
菊の仄かな香り、大輪の美しい花、素晴らしさを感じますよね。
新暦と旧暦では40日ほどの差があるのですが、前と後で2回お祝いしてみても良い頃合いだと思います。
9月9日と10月20日頃、ゆっくりと体を労わる日にされると効果的かもしませんね。
お体をご自愛くださいね(*^▽^*)