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子どもや若者って外によく出掛けたり、成長したりで衣服をこまめに購入しますよね。
最新トレンドを追え!というわけではありませんが、高齢者の方が衣服にこだわらねばならない理由がいくつかあるので、今回はその辺りを記事にしてみました(*^▽^*)
高齢者の体の状態で多く医師から診断が出されるのは生活不活発病。
一昔前は廃用症候群と呼ばれていました。
運動不足による筋肉の萎縮に始まり、身体機能が低下する状態です。
もちろん、身体機能が低下すると悪循環を引き起こして、外出不足や自宅内でも活動不足になり、心理的にも欝々と晴れない日が続きます。
さらに長く続くことで、外出しませんから、衣服に無頓着になっていきます。
『あるものを着ればそれでいい…。』と、流行からはもちろん、衣服の新旧が無くなり、すべて古着で薄れていきます。
衣服は日常の洗濯で色あせてしまったり、縫合部が解れたり、傷みが生じる消耗品の側面がありますが…。
そんな高齢者にとって、もっと恐ろしい事態を招くことになりかねない、恐ろしい落とし穴があるのです。
衣服は着用することで見目麗しく、外出も出来て気持ちを晴れやかに保つという効果があります。
それ以外にも寒暖の調節や発汗の吸収、通気性など様々な機能が内包されています。
ここで高齢者が衣服をこまめに買うことの大切さですが、服の持つ機能が年々、向上しているということです。
気候温暖化で気温も上昇したり、もの凄く天候が不順であるなど変化は激しくなっていますが、衣服を買わないことで数年前の装備で、嵐に挑むようなものです。
ですから、注意していても、熱中症や脱水になりやすい。もちろん、高齢者の特性として保有水分が少ないということもありますが、衣服を多量に着込んだり、通気性が悪い服ではやはり病になりやすいと言えます。
高齢者の施設では、週2回くらいしか、入浴がありませんが、日常的に毎日、入浴する習慣を持ちましょう。
とはいえ、皮膚状態の脆くなりがちな高齢者の方が毎日、びっしり洗身を行う必要まではありません。
シャワーを浴びて、半身浴でリラックスします。
何故に風呂に記事が変わった?と、思ったでしょ?
発汗もしちゃうし、ダメじゃんと思うなかれ。
お風呂は 『 命の洗濯 』 と言いまして、先のリラックス効果もそうですけど、毛穴を開く効果もありますよね。
このリラクゼーションと毛穴を開くことで、寒暖に敏感に反応できる能力を培うことができるのです。
次に肌に触れる肌心地を注視して、肌触りFastで衣類を四季で揃えていく。
バーゲン品に向かいたいところですけど、肌触りで選ぶことが重要です。
バーゲン品は売れ残りですからね。
他の誰も選ばないモノは選んではいけません。
きっとそこで倒れる側に含まれてしまいます。
『 安物買いの銭失い 』 とも申しますし、良い物は高くて当たり前なのです。
あともう一歩です。
原色系衣類ではなくて、淡色系衣類を選びます。
爽やかさ重視です。
誰しも春の息吹を感じる桜であったり、新芽の色合いに心躍りますよね?
その辺りを選択することが重要です。
お風呂→服選び→コツで話が進んでますよ。
次は外出です。
外出先に子ども宅というのも、ありですけども、出来れば長年来の親友と喫茶店…と言っても古びたところではなくお洒落なところ。
あるいは都心など商業施設群の中の喫茶店に行きましょう。
会話も弾み、楽しいひと時が過ごせるはずです。
高齢者さんの肌の活性化を図り、日常的に適切な肌の感知能力を磨く。
急にやるとダメなので少しずつ活性化を図ることが大事なコツです。
乳液や美肌効果の化粧品を併用導入するとさらに効果的なのは言うまでもありません。
高齢者でも磨くとガラリと変わるもんなのです。
閉じこもりだった人ほど何もしませんので、試された結果に起こる変化は必ず劇的なものになります。
肌で実感することから、服を適切に選ぶこと、さらには良い物を食べることで食事や水分の適切な摂取量を確保できることになります。
服の機能の違いについても数年単位だと別物くらいに変化していますからね。
いろんな細かい部分に注視して、変化を付けることで、新しい境地が開けることになります(*^▽^*)
ケアマネ―ジャーをしていて、この辺りまで利用者さんに説明して、実践してね…と言いますと、『 同世代はみんな亡くなったんじゃ… 』と最後には呟くのですけどもね。
次々と亡くなる友だち…じつに寂しいことですけども、それを理由に閉じこもっちゃいけません。
いろんな社会交流のイベントや教室なんかも豊富に出来てきているのですから。
いくつになっても、活気を持って前進する姿勢が高齢者のライフスタイルには、とても大切です(*^▽^*)