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5月の介護現場で気づくこと──一つひとつの思いと経験が教えてくれた大切なこと

はじめに…

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🍀5月と9月。

実地指導が行われることが多いこの時期。

介護現場で働く人たちは、それぞれの立場でこの“お客さま”を迎えることになります。

職員たちは、「何かが変わるかも」と小さな期待を抱き、経営陣は、慌てて付け焼刃の書類を整え、最低限の体裁を取り繕おうとします。

でも、私はこう思うのです。

「実地指導は、本当に“現場の声”を救っているだろうか?」

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実地指導が来るということ


春の風が少しずつ暖かくなってくる頃、介護の現場では「そろそろかな…?」と、どこか落ち着かない空気が流れはじめます。

そう、“あの人たち”がやって来るんです──そう、実地指導。

この言葉を聞いて、「うわ、面倒くさい…」と眉をひそめる人もいれば、「もしかして、今回こそは…」と、少しだけ期待を抱く人もいます。

そうそう、実地指導って、立場によって見え方がまるで違うんですよね。

現場で働く一般職員やパートさんたちにとっては、普段は言えない小さな“気づき”を見てくれるかもしれない、そんなちょっとした希望のまなざしがあります。

それこそ「いつもは足りない人手でバタバタしてるけど、大丈夫って思ってる?」「この流れ、なんか変だと思ってたんだよね…」って、心の中でモヤモヤしていたことを、第三者の目がスッと指摘してくれるかもしれない──そんな淡い期待です。

一方で、経営者や管理職の皆さんは、少しばかり胃が痛くなる時期でもあります。

普段あわただしくて手が回らなかった書類の山に向き合い、慌てて整えようとする姿。

それを横目に見ながら、「本来なら毎日きちんとしておくのが理想だけど…まあ現実って、そうはいかないよね」と思ってしまうのもまた、人間らしいところです。

だけど、そのあわてる姿の中に、やっぱり私は思ってしまうんです。

**「この慌てぶりが、そもそも“何かおかしい”ことの証なんじゃないか?」**って。

もちろん、現場が忙しいのは分かっています。

日々の業務の中で完璧を求めるのは難しい。

でも、もし本当に“きちんとした運営”ができていたら、ここまでバタつかないのでは?とも思ってしまう。

そして何より気になるのは、実地指導の本来の目的です。

それって、事業所を責めることでもなければ、書類を整えることでもない。

利用者さんにとって、安心 🩷して過ごせる場所をつくること。

その一歩を、ちゃんと踏み出せているのかどうかを見つめるための時間──それが実地指導であってほしい。

でも、そう願っていても、実際には現場の職員の声が届く場面は少なくて、なんとなく“通り過ぎるイベント”のように消化されていってしまう。

だからこそ、私は思うのです。

この5月という節目の月に、「ちょっと立ち止まって、自分の現場を見つめ直す」ことができたら、それだけでも大きな一歩になるんじゃないかって。

利用者さんも、働く私たちも、どちらも大切にされる職場であるために──

実地指導のあるなしにかかわらず、“心の指導”を大切にしたいな、と思うのです。

指導が見逃してしまう“はかない現実”


実地指導が終わったあと、なんとなくホッとしたような、それでいて心の奥に“何かが引っかかる”ような気持ちが残ることがあります。

「終わったから良かったね」

「指摘が少なくて安心した」

そんな言葉が交わされる一方で、私はふと立ち止まってしまうことがあるんです。

本当に、あれでよかったんだろうか?って。

たとえば、利用者さんの生活を支えるには、どうしても**“最低限の人員”**が必要です。

それはただ「人数がいる」ということではなくて、「安心して任せられる人がちゃんといる」ことが大事なんです。

でもその“最低限”すら、本当に満たせていたのかな……と感じる瞬間がある。

表向きには「基準をクリアしてます」という数字や書類。

でも、実際にはギリギリで回していて、お昼休憩すら満足に取れない日もある、そんな毎日を送っている職員の姿は、書類には映らない。

そして何より、その無理を支えている人たちには、“ねぎらい”も“報酬”も、ちゃんと届いていないことが多いんです。

人が足りなければ、何とかするのは現場の職員たち。

残業、サービス出勤、時間外対応……

頑張った分が報われることは、実はほとんどなくて、むしろ「乗り切れてよかったね」で終わってしまう。

それどころか、浮いた分のお金がどこへ行くのか分からないまま、なんとなく経営側の空気が良くなっている、なんてことも……。

もちろん、経営のことを悪く言いたいわけではありません。

運営が大変なことも、資金繰りに苦労されていることも分かっています。

でも、現場の努力がそのまま“無かったこと”になるような空気だけは、どうしても切なくて、悲しくなってしまうんです。

「やりがいはあるけど、報われない」

「おかしいと思うけど、誰も何も言わない」

そんな静かな違和感を抱えて働く人が増えていくことこそが、本当は一番危ういことじゃないかと、私は思うのです。

だからこそ、実地指導が「見えにくい本当の現場」に目を向けてくれる機会になったら……

少しでも、そんな現場の声を拾ってくれるようになったら……

もっと安心🧡して、もっと誇りを持って働ける場所が増えていくのにな、って思わずにはいられません。

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本当に求められている視点とは?


たしかに、制度を厳しく見直したり、不正を暴いたりすることは大切です。

でも、現場で毎日働いている人たちが本当に望んでいるのは、「誰を罰するか」ではなく、「どうすればもっと気持ちよく働けるか」なんじゃないかと、私は思うのです。

働いている人も、サービスを受ける人も、どちらも大切にされる場所。

声をかけ合って、無理を一人で抱えずにいられる空気。

そんな「優しさが自然に循環する場所」こそ、本当の意味での“いい事業所”なんじゃないかなって、心から思います。

たとえば、朝の「おはよう」が自然に飛び交う職場。

ちょっとした変化や困りごとに気づいてくれる同僚。

誰かが困っていたら、手を止めて「大丈夫?」って言える文化。

そんな小さな“人としての営み”がきちんと根付いていれば、制度の不備だって、時間の足りなさだって、きっと乗り越えられるはずなんです。

もちろん、現実はそう簡単じゃありません。

忙しさや人手不足、慣れ合いや遠慮……いろんな壁があります。

でも、それでも「こうありたいね」って願う心があるだけで、一歩ずつ前に進める気がしませんか?

実地指導という大きなイベントがなくたって、日々の仕事の中で、目を合わせること、声をかけること、そして「自分たちの働く場所は、自分たちで良くしていける」という気持ちを持ち続けること

その積み重ねが、きっと“心の実地指導”みたいな役割になると思うんです。

誰かが評価📌するより前に、自分たちが誇れる現場を育てていくこと。

そのために必要なのは、特別なスキルでも資格でもなくて、「人を大切にする気持ち」と、「声を届け合う勇気」なんじゃないかなって思います。

そうやって、少しずつ少しずつ、みんなで作っていける現場。

そんな場所が増えていったら、きっとそれは、利用者さんにとっても、働く私たちにとっても、幸せなことですよね。


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まとめ 心を持ち寄って少しずつきっと前へ


介護の現場で過ごす日々は、慣れるまでは大変なことばかりで、慣れてからもまた、悩みや迷いが尽きることはありません。

それでも、誰かの役に立ちたいという思いや、目の前の利用者さんの笑顔に支えられて、今日まで歩んできた方がきっと多いと思います。

そんな中で迎える5月。

新しい風が吹き、実地指導が入り、いつもより少しだけ“見つめ直す”空気が流れるこの時期は、自分たちの職場がどうあるべきか、どんな未来を描いていきたいのかを考える、小さなきっかけになる季節でもあります。

もちろん、どの現場にも理想と現実のギャップはあって、すぐに全部が整うことは難しいかもしれません。

でも、それでも──「おかしいな」と感じる心も、「こうなったらいいのに」という願いも、そのどれもが、きっと未来を変える力になります。

誰かを責めたり、裁いたりするよりも、心を寄せ合って、“こういう職場だったらうれしいね”と語り合える場所。

そんな空気が広がっていけば、今よりちょっと、働くことが楽しくなって、利用者さんにも、もっと安心が届くようになるはずです。

無理せず、焦らず、でも歩みは止めずに。

🌞笑いながら、迷いながら、ときには立ち止まりながら──一緒に、気持ちのよい介護の現場を育てていけたら素敵だなって、私は思います。

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niiro makoto