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夏の夜。
お布団で大の字になって、じっとしてみると手も足も熱い~…。
だるい~…。
眠れない~…。
そう悶えておられるそこのあなた。
今日は快眠へのお誘い記事を書いてみました(*^▽^*)
人間の体は恒常性と言って、体温を一定に保つ働きがあります。
ウオーキングなどの運動後に観察されるとよく分かると思います。
ウオーキングで体内は激しく血が巡り、汗をかいて、冷やし全身の温度を下げようとしますよね。
同時に手足は、体幹よりも、もっと熱くなっていませんか?
手のひら、足の裏はさらに熱を外へ出す働きをしているのです。
この事自体は健康な証拠です。
むしろ手足が冷たく感じられる場合は、血行不良などの異常がある可能性を示します。
糖尿病の方の場合は手足の冷たさが現れましたら、要注意です。
主治医と相談して治療に臨む必要があります。
手足が熱い時に、冷やす!
気持ち良いですよね。
でも、体は熱を放出したい!という正常な反応を外的に抑え込むことになりますよね。
体が話を出来るとしたら?
熱を出して冷まされて抑え込まれる…。
普通は嫌がって、苦痛を訴えますよね?
その苦痛は神経を伝い、いつまでも眠れないことにつながっちゃうのです。
そんな体内の熱の循環、恒常性の問題で手足が熱く感じられることが1点目でしたね。
次に、手足は疲れが溜まるのです。
朝起きて夜寝るまで、最もよく使われる場所が手先と足先。
先の発汗も手先足先に最も多く発汗しますよね。
心臓から血を送るのに手先足先が最も遠い場所にあり、最も先端に届かせるのに力を使います。
送られてくる血が不足しても使われる手先足先ですから、栄養がないのに使われると疲れとしてどっと残りますよね。
そうです。
よく使われているので、疲れが溜まる。
これがだるさの原因になりますよね。
1点目で最後に触れた抑え込む行為の負担。
これも疲労に繋がります。
だって体が望む自然な発汗を抑え込んでしまうからですね。
夏は1日を通じてクーラーなどで外気を下げて、体の働きを抑え込んでしまいがちになるのです。
冷たさを得て、心地良く感じることは、とても簡単です。
ですが、それは体を抑え込むことになるので、体はいつか悲鳴を上げてしまいます。
結果が、夏バテになるわけですね。
効率よく快眠を得ることが大事です。
冷やしてしまうと抑え込むので手足が負担を感じます。
逆に熱を放出しやすく、汗をかきやすくすることが大事です。
昔からある方法では手浴、足浴です。
お湯に手足を浸けることで手足の発汗は促進されます。
総合的にお風呂にゆっくり浸かることでも、同じ効果が得られますよね。
温めることで筋肉の強張りが緩み、緊張が解けます。
これが眠れるようになる秘訣の1つにつながります。
お風呂で四肢全体のマッサージをします。
□ 表皮
□ 関節
□ 血の流れ
この3つを意識して先端から体幹までの血流を促進させていきます。
血管は直線じゃないですからね。
カーブもあり、太さ細さもありますが、全身隅々に張り巡らされています。
丁寧にマッサージを施すことが眠れるようになる秘訣その2です。
手足など外からの刺激で改善するのが秘訣その1とその2。
内からも改善を図りましょう。
血流は全身に巡りますけど、同時に栄養を運びますよね。
女性の方は美容に意識が向きやすく、化粧品などで表皮からのケアに専念しますよね。
でも体の中の栄養が不足しているとどんなに化粧品を駆使しても、肌は荒れますよね。
それと同じで手足が熱感して眠れないような事態まで発展しますと、工夫は1つや2つでは効果薄になります。
根本的な改善には食事療法が大事です。
夏野菜は体を冷やす効果があり、冬野菜は体を温める効果があります。
え?ここでも温める?
そうなんです。
体は適度な冷えを超えると負荷を蓄積してしまいますので、温める適度な恒常性を維持することが大事なんです。
夏に野菜たっぷりの鍋も効果的なんです。
温かいお茶など、じっくりとゆっくり摂取する飲み物は胃腸の働きを整える効果があります。
栄養を吸収できる胃腸でなければ、体調が悪化してしまいますからね。
夏の水分補給は脱水予防と共に大事ですが、たくさん摂取すれば体に馴染むわけではありません。
弱った胃腸では、汗に繋がらず、排泄されるだけですし、お腹を壊す元にしかならないことも多いです(*^▽^*)
夏の夜の手足が熱を帯びる現象は、体に籠る熱を放出するための自然現象です。
熱いから冷やすと、体に負担をかけるので、夏バテ街道まっしぐらということになっちゃいます。
体を冷やすことは心地良いのですが、落とし穴だらけ。
何事も適度適切が大事です。
ゆっくりと心地良く、深い眠りを得るために、体を内外からメンテナンスすることが夏バテ防止や健康を保つ秘訣になります(*^▽^*)