季節を感じよう!秋の暦はいつからいつまで?秋の二十四節気と七十二候まとめ

はじめに

Menu

テレビのニュースなどでさらりと、
『 暦の上では秋です! 』
と報道されますけど…。

具体的にはいつからいつまでを秋と呼ぶのでしょう?

今日は歳時記から、暦のまとめ記事です。

旧暦の時代の慣習ですから、新暦に換算せねばならない面もあるのですけど…。

秋の暦のまとめ記事です。

どんな暦があるのかについてもざっくりご紹介します(*^▽^*)




季節の秋の暦はいつからいつまで?

ズバリ!

立秋の日から立冬の前日までが暦の上での 『 秋 』 です。

例年のズレがあるのですが、大体は8月7日頃~11月6日頃の間が秋です。

では、秋の暦をご紹介です。

秋の二十四節気は何がある?

二十四節気とは、1年を二十四等分した暦です。

だいたい春夏秋冬で四等分。

さらにそれぞれを真ん中で二等分。

立春、立夏、立秋、立冬が真ん中です。

さらにそれぞれの間に2つずつ節気が入り、二十四節気を構成しています。

それでは立秋から立冬前までの秋に含まれる二十四節気のご紹介です。

☆ 立秋 ( りっしゅう )
8月 7日頃 …
… 秋の気配が感じられる頃とされる日。

☆ 処暑 ( しょしょ )
8月23日頃 …
… 暑さが終わるという意味の日。

☆ 白露 ( はくろ )
9月 8日頃 …
… 草花に白い露が出来始める頃という意味の日。

☆ 秋分 ( しゅうぶん )
9月23日頃 …
… お昼と夜の長さが同じになる日とされます。
彼岸の中日にあたります。

☆ 寒露 ( かんろ )
10月 8日頃 …
… 草木に冷たい露が出来始める頃という意味の日。

☆ 霜降 ( そうこう )
10月23日頃 …
… 初霜が降りる頃という意味の日。

☆ 立冬 ( りっとう )
11月 7日頃 …
… この日から冬の始まりと言われる日。

二十四節気より細かい七十二候には何がある?

各二十四節気の期間をさらに3等分にしたものが七十二候です。

各節気に3つずつあります。

順番に1つめを初候と呼び、2つめを次候、最後の1つを末候と呼びます。

…漢文です。

昔の人は賢かったのです。

☆  8月 7日頃 ~  8月11日頃
… 涼風至 ( すずかぜいたる )
… 涼しい風が立ち始める頃という意味。

☆  8月12日頃 ~  8月16日頃
… 寒蝉鳴 ( ひぐらしなく )
… 蜩が鳴き始める頃という意味。

☆  8月17日頃 ~  8月22日頃
… 蒙霧升降 ( ふかききりまとふ )
… 深い霧が立ち込める頃という意味。

☆  8月23日頃 ~  8月27日頃
… 綿柎開 ( わたのはなしべひらく )
… 綿を包む咢 ( がく ) が開き始める頃という意味。

☆  8月28日頃 ~  9月 1日頃
… 天地始粛 ( てんちはじめてさむし )
… ようやく暑さが鎮まる頃という意味。

☆  9月 2日頃 ~  9月 6日頃
… 禾乃登 ( こくものすなはちみのる )
… 稲が実る頃という意味。

☆  9月 7日頃 ~  9月11日頃
… 草露白 ( くさのつゆしろし )
… 草に付いた露が白く光る頃という意味。

☆  9月12日頃 ~  9月16日頃
… 鶺鴒鳴 ( せきれいなく )
… 鶺鴒 ( せきれい ) が鳴き始める頃という意味。

☆  9月17日頃 ~  9月22日頃
… 玄鳥去 ( つばめさる )
… 燕が南へ帰っていく頃という意味。

☆  9月23日頃 ~  9月27日頃
… 雷乃収声 ( かみなりすなわちこゑををさむ )
… 雷が鳴り響かなくなる頃という意味。

☆  9月28日頃~10月 2日頃
… 蟄虫培戸 ( むしかくれてとをふさぐ )
… 虫が土の中で冬眠の準備を始める頃という意味。

☆ 10月 3日頃 ~ 10月 7日頃
… 水始涸 ( みづはじめてかる )
… 田畑の水を枯れさせる頃という意味。

☆ 10月 8日頃 ~ 10月12日頃
… 鴻雁来 ( こうがんきたる )
… 雁が飛来し始める頃という意味です。

☆ 10月13日頃 ~ 10月17日頃
… 菊花開 ( きくのはなひらく )
… 菊の花が咲く頃という意味。

☆ 10月18日頃 ~ 10月22日頃
… 蟋蟀在戸 ( きりぎりすとにあり )
… 蟋蟀 ( きりぎりす ) が戸口で鳴き始める頃という意味。

☆ 10月23日頃 ~ 10月27日頃
… 霜始降 ( しもはじめてふる )
… 霜が降る頃、霜が出来始める頃という意味。…昔は降ると言いました。

☆ 10月28日頃 ~ 11月 1日頃
… 霎時施 ( こさめときどきふる )
… 小雨が時々、降る頃という意味。

☆ 11月 2日頃 ~ 11月 6日頃
… 楓蔦黄 ( もみぢつたきばむ )
… もみじや蔦が色づく頃合いという意味。この前後が紅葉狩りに最適です。

まとめ

久々に漢文を見て頭が沸いています…。

さて二十四節気と七十二候、いかがでしたか?

暦を知っていると待ち遠しくなったり、
時には備えたりして、昔の人は日々の暮らしを楽しんできました。

とはいえ、天候や四季はそのまま農作業のお仕事の目安。

日本は農業国でしたから、農作業の指標という意味が大きかったのです。

でも、現代は農業ファーストではないですけど、
自然を感じて生活を営むということは、心豊かに過ごせる気がしてきます。

秋はお月見やお彼岸、紅葉狩りにお祭り…。

イベントたくさんですけど、暑い夏の次は秋、そして冬の寒さへ移行する中間季節です。

時に暑く、寒い…。

体調を整えて、たくさんのイベントを楽しんでみてください。

管理人
本記事の閲覧、
誠にありがとうございました。
お気づきのご感想を
是非、お寄せくださいましたら幸いです。


[ ☆ブログランキングに参加しています☆彡 ]


人気ブログランキング


にほんブログ村

[2つも参加して欲張りですが…、
応援をよろしくお願いします]



niiro makoto