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子育てで誰しもが親としてぶつかる課題、お受験。
早い子だと保育園や幼稚園のお受験から挑むと言われている。
お受験の成功の秘訣?
いろいろあるけど…。
私、お受験、大反対派なんですよね。
少なくとも一般が受験する高校受験以外は廃止しても良いのではないかと…。
合格しても不合格でも、子どもの成長を歪めてしまう。
今日はその辺りの想いを記事にしてみました(*^▽^*)
お受験を控えた冬休み。
大晦日や元旦でも机に向かう受験生の姿がある。
朝から夜までサラリーマンのお仕事と同じくらいに勉強机に向かう。
数年前の息子の姿である。
夜も12時を回り、朝は6時には起きる。
合間にトイレに行ったり、休憩の時間も目立つものの…。
小学校6年生、12歳としては異常ではないだろうか…。
下の子どもたちはWiiや3DS三昧で遊び倒す。
時々、混ざって遊んではいるものの、遊びがいつも15分程度で切り上げられる。
ちょっとした息抜きで終わるのだ。
冬の冬季講習。
10万円の塾費である。
自分から行きたいと言い出したので行かせた。
模試も冬休み中に2回もある。
送り迎えもしつつ、少しでも栄養価の高いものをと料理に手間暇をかける。
私は一度も勉強をしなさいとは言わないことにした。
何故なら、我が家には高齢者が2人いる。
見たその場、その瞬間に口にしないと気が済まない人種である。
高齢者から再三、プレッシャーが…祖父母から交互に…息子の顔を見ると受験に関する話題ばかり…。
夫も仕事で機会が少ないからか、夜は勉強はどうだ?と日々、尋ねている。
話題がないのだろうか…家の中で勉強と大人3人から言われる息子の心理状態は、受験に向けて勉強机に向かう真剣な横顔ではあるけれど、私の心内では常に警鐘を鳴らし続けていた。
1章、いかがでしたか?
ちょっとドラマ風に書いてみました。
我が子の場合は祖父母が塾をしきりに勧め、友だちと協調して本人が塾を決めて通い始めました。
友だちは野球にサッカーにスポーツの習い事もプラスというハードスケジュールをこなしていた様子です。
でも、心技体をバランス良く進んでおられるようで、我が子が勉強一辺倒に傾く様子は、どうも腑に落ちませんでしたね。
塾の同級生全員が中学校のお受験に合格。
明けて入学式の校長の訓辞で私は受験させなければ良かったと最大の後悔をしました。
その内容はですね…。
□ 中高一貫教育の6年制で、5年間に短縮して全てを理解してもらい大学受験に向かう。
ここはまだヨシです。
同じく入学式の高校生もいてスポーツ科の学生に、スポーツで結果を出すように!勉強はどうでもいい!
…と言い切った校長。
教育者として大変、失格な宣言だろう。
この辺りはパンフレットやホームページなんかでは、とても窺い知れないものである。
毎年、受験生を合格させている塾の先生ですら分からないことだろう…。
良い教師なんて、本当は世に存在しないものではないだろうか…。
いや小学校の先生が身近でオールマイティー感が凄かっただけにそう感じるのかもしれない。
中学生以降は偏りが特に顕著になる。
専門教育の名のもとにそれしか出来ない片寄った教師が教える…。
これはとても危険だ…。
お受験で入学式で気付いた私の実感は、未だにうまい解決法も持たず、くすぶり続けている。
さて、記事として書きたかったのは、ここ3章の内容。
子どもたちも中学のお受験となりますと、自らいろいろなことを考えて頑張りますよね。
手ひどく誘導された我が子とは違い、世の中、一生懸命に自主的に頑張る子もいるわけです。
ただ、勉強一辺倒になりますと体の成長期でもありますから、将来的に心身のバランスをうまく保てないなどの弊害につながることにもなります。
ですから、親としてやはり子どもの体調は気にかけておきたいところです。
子どもを誘導して成長を歪めてしまうのは論外ですが、頑張る子どもを応援したいのは親の心情ですよね。
でも、勉強しなさい!勉強頑張れ!と言い続けるのは暗示や誘導であって、1日に何回も囁かれれば呪詛のようなものです。
この辺りは家族全体で1日1回程度に済ませる方が良いです。
さて、勉強に取り掛かりますと集中するほどに体の姿勢が固定されますし、血流が阻害されて健康を損ないやすいです。
鉛筆、消しゴムのカスも大気の乾燥と相まって風邪などに罹患しやすくなります。
体を伸ばして動かすことがとても重要になるわけですね。
あとは子どもが忘れやすい水分摂取と栄養補給に気配りをしましょう。
子どもらしく寝て体を休める時間も大事なのに、それまで潰しがちになります。
長時間、起きてますから、水分も栄養も多く摂る必要があるわけです。
冬の寒さや冷え込みもあるのでホットドリンクを差し入れしたいところです。
夜食も温かい鍋焼きうどんや雑炊などで温まってもらいましょう。
特にドリンクはミロやココア、ホットカルピス、柚子茶、生姜湯、葛湯など、いろいろと用意してあげるとリラックス効果にも繋がります。
その後に歯磨きをして、ホッと温かくて気持ち良い布団で、ぐっすり眠ってもらう。
親心って難しいものですよね(*^▽^*)
小学校はあらゆる勉強の基礎や土台が集約されていると私は思う。
中学項になった途端、現代的な実践と掛け離れて学問化する傾向がある。
もちろん学問と実生活の乖離を埋めて体得することも大事である。
小学校では大切にされた実習や遠足などでの学びがグッと減るのも仕方がないのかもしれない。
ただね…お受験する時に、宗教系の学校は避けるようにしましょう。
授業時間を潰して宗教カリキュラムを必ず盛り込むからだ。
さらに進学先ですと詰め込み教育をするでしょう?
しわ寄せは、当然、山のような宿題に委ねられるわけです。
学校での学びがゼロとは言わないが、高い学費が辻褄合わせで宿題に回されると思うと無駄な感じが半端ないのである。
この辺りは公立中学校では当然、あり得ない。
政治と宗教が分けられたように、宗教と学業も切り離されるべきだと思う。
宗教は宗教学校と適切に表示した学校のみが出来るように法整備するべきだろう。
この辺りとか、どれだけの勉強量に子どもが向かうのか、お受験の前に親は学んでおきたいところである。