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10月に試験を受けられて2ヶ月。
12月に晴れて合格通知を受け取られた皆様、おめでとうございます。
不合格だった方、来年こそ合格できる素地が完成です。
来年に向けて頑張りましょうね。
さて、今回はちょっと古いお話も混ざるのですが…。
20年前の試験に合格して、後々、私が後悔したお話を掲載しておこうと思います。
最新願書と照らし合わせておけば良かったんですけどね…。
皆様の合格後の後悔がないように…。
あ、合格祝いに水を差しちゃいけません…(*^▽^*)
あらためまして介護支援専門員試験、合格おめでとうございます。
晴れて介護支援専門員になるための講義の受講を認められたわけです。
ここがスタートライン。
研修を受けられない、休んだなどの事態がありますと…免許が出てきません。
とても厳しい日程が3月まで入ってきます…。
私が合格した時に後々に後悔したポイントの1つはここ…。
アセスメントと認定調査の授業が選択制だったんですよ、現在はどうか分かりませんが…。
アセスメントというのは利用者さんから事前に情報を伺い、記録して分析する書類です。
ただ様式が決まっておらず、複数の種類あります。
項目さえ満たしていれば、自社様式も承認されます。
この分析が出来る出来ないはケアマネージャーのケアプランの命になりますので、選択制の場合、受講することをおすすめします。
私は見落としたか、重要度を理解していなかったので受けずに後に大後悔したんです…。
そしてもう1つ認定調査の講習。
ケアマネ―ジャーの免許だけでは認定調査員を行うことが出来ません。
認定調査員講習を終了していることが必須です。
この認定調査員講習が曲者でして…。
初回講習を済ませると受講地での調査員活動に登録されます。
でも、勤務地が他府県になっちゃうことがありますよね。
この他府県に勤務された場合に、その土地での認定調査員研修を毎年受けることで調査員活動は出来ます。
ですが、他府県から住民票を移さずに移動して来られた利用者さんの調査が出来ないのです。
初期研修での受講記録がないことで現役間、20年の間、何回か調査員が出来ない事態がありました。
そんなわけで、調査員講習がある場合は、受講期間に盛り込むようにしましょう。
認定調査員を市町村が全部を実施する傾向に向かい、民間のケアマネージャーの支援が不要になりつつあります。
それでも仕組みをご存じであることは土台情報の獲得能力に影響しますので重要なウエートを占めます。
さて、座学に実習研修、提出物。
すべてが日程消化です。
忘れた!風邪ひいた!…などの事態は考慮されません。
お仕事もお抱えでしょうが、調整能力を駆使せねばなりません。
合格が決まりましたら、動ける時に動いちゃいましょう。
事前ネタ収集はすぐにでも開始できますよね。
お住いの市町村、あるいは勤務されている事業所さんのある地域の資源調査。
どんな介護保険のサービス事業所と特色があるのかについてホームページで検索しておきます。
WAMNETで検索いただきますと一覧表が出ますし、厚生労働省のホームページもざっくり閲覧しておきましょう。
特に必須なのは、お住まいの都道府県ホームページで施策や一覧表も出てきます。
それこそ、ケアマネージャーになった後にある実地指導のチェックリストもここです。
この辺り、余裕があればパンフレット集めもしてみると良いです。
現場に入りますと、たまに収集して回りますからね。
後々に役立つツールにも繋がります。
さて、合格されますと4月には晴れて介護支援専門員の実務に就業できますよね。
合格の喜びと共に
転職
この2文字と就職活動が浮かぶ方もおられるかもしれませんね。
これまでと同一の法人で人事異動で済む方もあれば、次なる新天地を目指される方といろいろあるでしょう。
現在の福祉業界ではケアマネージャー=居宅介護支援や施設での介護支援専門員業務とは限らない構図があります。
と言いますのは、訪問介護や通所介護、通所リハビリテーションなどの各サービス事業所でケアマネージャーから発行されたケアプランで自分の事業所に委ねられている部分をまとめて詳細な計画を作るサービス計画書作り、これもケアマネージャーに任される傾向があるんです。
先の居宅介護支援や施設のケアマネージャーが個人で利用者を担当する構図とは違い、デイサービスなどの事業所単位で委ねられる数になりますし、報酬はデイサービスの報酬の中からということになります。
どちらの計画書も大事ではあるのですけども…。
お仕事の中身は研修とは全く異なることになりかねません。
合格後の自らの立ち位置、新しい動きが出来るのは4月からですが、4月以降に動いても何ら遅くありません。
それよりも、慎重に地域の事業所を調べ、丁寧に自分の人生とお仕事考えて転職を目指されることをおすすめします。
合格したら、誰でも嬉しい!
けど、当時は封筒の中身を見て、見るほどに固まった気がしますね…。
けっこうなボリュームがあるものです。
でもって合格気分を払拭する厳しい訓辞からスタートでした…。
当時は言葉もかなり悪い時代でしたからね…今では考えられないですけど…。
それでも、時間厳守と研修の長時間化、ボリュームアップの流れは継続しています。
その最新の研修プログラムに身を置けるあなた!
既存の数多のケアマネージャーの頂点に立つ一歩目は最良の環境に違いありません。
既存の数多のケアマネージャーは経験を持つに過ぎませんからね。
知識ではあなたが最新、最良であると自負しましょう!
厳しい研修ですが、体調管理に努めて乗り越えてくださいね(*^▽^*)