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H30年度の改訂では、福祉用具貸与の単価に目安の設定がされることになって、各事業所さんはてんやわんやの大騒ぎとご多忙のことと思います。
…とはいえ、そんなところは記事にしても面白くないといいますか、私の記事らしくないので…。
一般向けに福祉用具貸与事業所は頑張っている(*^▽^*)そんな記事です(*^▽^*)
福祉用具貸与事業所は県に届け出て認可を貰った事業所で、福祉用具をレンタルで利用者さんのご自宅に運び届けるお仕事です。
でも、レンタルだけじゃないんですよ。
レンタルできない、使い回しの効かない商品もあるでしょ?
介護保険では福祉用具販売というカテゴリーがあって用具を1割負担で販売するのもこの事業所さんになります。
それから、手すりの取り付けだったり、段差解消という住宅改修もこの事業所さんが元請けになって実施して、後の保険給付までサポートしてくれたりします。
福祉用具貸与事業所には福祉用具専門相談員という専門資格を持った方が在籍してます。
また住環境コーディネーターという資格も併せて持たれていることが多いです。
利用者さんの生活環境を2つの資格で支えているわけです。
でね、品物ってそれこそ星の数ほどあるもんでしょ?
用具屋さんならではの研修や展示会、カタログもあったりするんです。
介護支援専門員のところや利用者さんのところに配られるカタログとは違って分厚い、細かいの専門カタログ…。
見せてもらえる機会があれば見てみてくださいね。
凄いですよ。
いろんな事業所さんが経営者の理念によって雰囲気が異なるとか…いろいろとあるのでしょうけども…。
ここは、ほれ、私の独壇場ですので、イメージで…。
商売道具は福祉用具なので、商売気質が良い意味で先行して根付いていると思います。
だってですよ、ハンズフリーの携帯電話を持たされて外勤してる人が多いですもん
。
そして介護支援専門員から電話が入ると急でも『行きます』って愛想良く走ってきてくれますもん。
まず、『あーだ、こーだ』と用事がぁ…と、言われることがない。
…急に今日、退院でポータブルトイレが欲しい…とか…。
…今日来た新規の方に急ぎで環境を整えてあげなきゃいけない…とか…。
…退院前のカンファレンスが〇〇病院であるんだけど、今日、来れる?…とか…。
…担当者会議を開催してみると全員OKだったのに、福祉用具貸与事業所さんだけになった…とか…。
いろんなケースがあるけども、私は否とか、無理と言われたことがない。
福祉用具貸与事業所の職員さんが抱えている件数は一人当たり100件以上とも言われる。
介護支援専門員からケアプランという大枠の計画書を貰ったら、任されている担当部分の内容で福祉用具貸与計画書を作成することも法的な義務である。
でね、他のサービス種別が月末とかに遅く提出されることが多いのに比して、福祉用具貸与事業所は早い。
コピペにしても早い。
だって物理的に事務所に届けに来ますから…時間も必要なわけで…。
とかく、しっかりしているというイメージが私にはある。
H30の改訂で同じ用具にはこの値段幅ですよという目安が設定されることになり、福祉用具貸与事業所間における不均衡は是正されてくる見込み。
では、他のサービスと比較すると訪問や面談の頻度が著しく少ない…かもしれない。
レンタルの契約をしてしまうと半年程度、利用者さんと会わないということもあり得る。
利用者さんから追加注文など新たなニーズが発生しない限り、会いに行くのは定期メンテナンスくらいである。
それも月1回あれば良心的である。
もちろん定期メンテナンスの内容も重要なのは言うまでもない。
梅雨時前に、利用者さんの特殊寝台に使われるマットレスを一斉交換してみるとかって重要じゃない?
それはさておき、道具は常に新製品が開発されて市場に回っているものである。
何年も同じ商品をレンタルし続ける利用者さん…。
新しい商品が出ていることも知らない介護支援専門員。
そして利用者さんに伝えない福祉用具貸与事業所。
もしかしたら、利用者さんは知らされても、交換が手間で『このままで』という方もあるかもしれません。
レンタル価格は介護保険で1割~3割(H30夏から3割導入)ですから少額ですけども、お国の財政ですから大事に使わないと…。
新製品ほど新しい改良があるのも事実。
新しい用具に交換することで新しい自立の芽が見える可能性も高いですよ(*^▽^*)
と、この交換で交換料は発生しないものです。
レンタル価格に織り込まれていると言いますか…。
定期的に交換を検討されることをオススメします。
福祉用具貸与事業所さん、利用者さんのお宅で、ハンズフリーの機械だけじゃなくてタブレットやスマホで動く道具は見せてくれたりする事業所さんもあります。
最先端機械を取り入れる姿勢はこのサービス種別が最も著しいと思います。
で、他にも福祉用具貸与事業所さん、凄いところは、特殊寝台、ベッドですね。バラバラのパーツで運び込んで組み立てるのも早い。
手際が良い。プラモデルみたいです。
掃除機で一部屋を綺麗にしてくれて設置するサービスを持つ事業所さんもある(*^▽^*)
あとあと…。
利用者さんがお亡くなりになった場合、部屋を急遽、広げなくてはいけないなどの場合に、早朝とか深夜帯とかでも連絡がつくように、担当者さんは1人1台、携帯電話を持っていて、きちんと対応してくれるというありがたさがあります。
この辺りは事業所さんにも寄るところですが…。
そんなわけで介護業界の最先端機器を活用して走る福祉用具事業所さんの記事でした。