最近のデイサービス事情と介護支援専門員との連携について

はじめに

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これは筆者が近年、実地に2~3カ所ですけど市町村を調査した結果…。

介護保険における通所介護というサービス、世間ではデイサービスと呼ばれる事業所さんに持った私の漠然としたイメージのまとめです(*^▽^*)

ですから、同じものを見て同じように感じる方もいるかもしれませんし、真逆に思う方もあるやも…。

真相は現場にあるので、皆様、是非、行って見学してみてくださいね(*^▽^*)



通所介護(デイサービス)とは?見てきた感想は?

デイサービスの1日は、受けた利用者さんは自宅にお迎えがあって、デイサービス事業所へ行って、1日を過ごして夕方に自宅にまた送ってもらうという流れ。

…と、思うでしょ?

介護保険設立当初の昔からある1日過ごして食事介助を受けて、入浴の介助を受けて、レクリェーションに参加して…という事業所さんもちゃんとあって賑わっていました。

他に機能訓練という体操の延長の訓練みたいなものを主軸に機械を取り入れて…早い話が送迎付き+介護サポート付きのトレーニングジムみたいなデイサービスが増えていた。

各市町村に3つ~5つくらいここ数年で乱立しています。

1台1~2万円程度のホームセンターで売られている機器から100万円以上する目玉機器まで取り揃えていて、どこも10種以上は機器を揃えていましたね。

機器に頼るだけではなくて、集団体操にも力を入れていました。

レッドコードと呼ばれる天井で固定したピンから滑車を吊るして赤い紐を下げ、下で利用者さんが両手に1本ずつ紐を持って活用することで体操になる道具とか…これも結構な値段がするものです。

運営方法が定員20名程度でAMとPMの2部制、中には丸1日のパターンを含めて3部制をこなすところもありましたし…。

でもって昔からあるデイサービスも機械で運動するタイプのデイサービスも送迎は定年後のシルバーさんが当てられているのも傾向かな…。

利用者さんから見て、歳が近いので話が弾んで車中は楽しいという声が多かったです。

通所介護の傾向はそんな感じではあるのですけども介護支援専門員から見ると?

介護支援専門員から見て、どこも大きな差がなくて右向けば右、世の風潮に沿うところです。

で、中には通所介護ですけども柔道整復師さんや理学療法士さんを設置している事業所さんもあって、通所リハビリテーションというもう一つある医療の混じる通称デイケアとの差がなくなってきている気がします。

とはいえ、市町村庁舎の中にフィットネスジムが作られて、健康体操教室が定期的に毎月開催される近年の状況から見れば、デイサービスが機械運動中心に傾注してくることは当然なのかもしれません。

従来型も維持されていますから、二極化傾向にあるのかもしれませんね。

そして機械系は利用者さんが重度であっても参加できますけど、機器が限られたり、おむつ交換や入浴といった必要な介助が必要であったり、午前中だけで帰るとか忙しないので体力も必要で、重度者の方にはやはり向いていない傾向にあるのも事実です。

介護度の分布図でいきますとピラミッド型で軽度者の方が裾野が広いので機械系デイサービスが急激に数を増やすのも当然の成り行きとも言えます。

通所介護と介護支援専門員の連携のあり方とは?介護支援専門員が求めるビジョンは?

介護支援専門員は効果、根拠ありきで利用者さんをデイサービスの利用に導くのですけども、そこには効果の予測があります。

いろいろなものがあるんですけど、まずは時間と費用面の効率的な導入?

一定時間に介護保険単価や利用者さん負担を加味して考えて求める介護がどれだけ得られて効果的か?ということ。

時間数が多くてコストが少ない、いろいろしてもらえるという流れが利用者さんの利益と考えるわけです。

例えば要介護状態の方でも比較的軽度の方、そこからさらに軽度であればあるほど、訪問看護1時間よりもデイサービスでの1日の単価の方が安く、デイサービスの中にも看護師はいるので訪問看護と同内容を包括してしまうことができる…といった発想です。

他にもリスク軽減です。

1日を介護施設であるデイサービスで過ごすことで必要な介護が受けられて自宅で一人で暮らして介護が不足するとか、事故リスクが高まるような事態にならないようにするという調整です。

あとは細かく、必要な栄養バランスの取れた食事を摂る、安全な入浴機会を設定する、同世代との交流の機会を持つ、そして適度な全身運動を行う機会を持つ、介護者さんの負担軽減という具合に個別目的を持って利用者さんにはデイサービスでの時間を過ごしていただきます。

デイサービスと介護支援専門員の連携は、介護支援専門員からケアプランがデイサービスに提出されて、デイサービスは任された時間内でどのように利用者さんにアプローチして課題を達成するかという通所介護計画書という計画書を作成します。

そして月間の成果を毎月、介護支援専門員に提出する。

介護支援専門員はデイサービスを利用する間の様子を見に行ったり、ケアプランと通所介護計画書の整合性を検証したり、トラブルがあれば調整したりと動きます。

けっこう私の場合はデイサービス様にアポイントなしで飛び込むことが多かったですね。

いつでも空いてる事業所さん、利用者さんはそこにいるのが分かってますし…。

家族さんに対して見学を勧める時はアポイント入れて、担当者を掴まえて行くといいですよ…と、オススメしてましたが(/o\)

最後に

このデイサービス、介護保険の中では訪問介護に次いで開設しやすい事業所種類と言われ、年々、単価は引き下げられる傾向にあります。

専門性が…と言われるのですけども、機械系の事業所さんは機械が計測してくれたり、動画で数か月スパンで撮影した歩行の様子を残して重ねて比較できるとか、定期的に理学療法士の指導が入るなど、いろんな工夫をされているところもあります。

あと我が町にはないですけど、インターネットで検索してみますと、他にも例外的な通所介護がたくさんあります。

中には作業所と合併したような稼げるデイサービスとか…。

豪華客船やホテルの運営する高額実費付きではあるんですけど、とても豪華なデイサービスとか…。

ぬ…多くなってきましたので、今日のところはこのくらいで…(/o\)

管理人
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niiro makoto