Menu
啓蟄の頃とは3月6日頃~です。
雪が降りにくく、日中も温かな日が徐々に増えてきます。
誕生から小学校以前のお子さんにとって外遊びの機会はとても大切です。
今日はその辺りを記事にしてみました(*^▽^*)
さて、啓蟄と言いますと二十四節気という1年を24等分した暦のうちの1つで3月6日頃から始まる期間を指します。
啓蟄そのものは冬眠していた虫たちが目覚める頃という意味ですが、冬眠しない我々人間も、じつは大切な頃合いでもあるのです。
よ~く、振り返っていただきたいのですが、夏は滝のように汗を流しますよね。
では冬は?多少の運動では汗が流れることもないですよね。
この辺りは大気の乾燥具合で汗が空気に揮発してしまうということです。
汗をかく能力自体は夏も冬も同じということ。
ただ皆さん、寒いと厚着になりますし、丸まって動きが少なくなりませんか?
厚着が邪魔になり動きが制約され、寒さで丸まりやすい。
グッと丸まる力を入れやすいわけです。
つまり、筋肉や神経が凝り固まるのです。
だんだん、薄着になり、温かくなるにつれて活動しやすくなった頃、そう5月の頃には…。
『 あれ?何か気力が振るわない…ボーっとする 』
いわゆる5月病を迎えてしまうのですよね。
さらにちょっと先の6月~8月には、熱中症に夏バテへとつながってしまいます。
今回、子ども達に外遊びを推奨しますのは、自宅や保育園などの建物内だと温かくしましても、やはり運動量が制限されてしまうからです。
冬場はインフルエンザなども流行したり、汗をかいて放置しますと風邪の素になってしまうので、どうしても安全策を採用すると外出機会が減ってしまいます。
夏向きの体調に向けて体を安定させることもありますし、のびのびと運動することは、子どもの心身の発育にプラスとなることは言うまでもありません。
啓蟄って、虫が登場しますよね。
お子さん…いや、お父さんお母さんも虫を素手で触れますか?
嫌だぁー!…となりますよね。
じつは、この虫さんたち…子供たちの発育に非常によろしい働きをしてくれます。
冬眠から目覚めたばかりなので、寝ぼけているかもしれませんが…。
そう、まず寝ぼけているので、隠れている虫を発見する楽しみにつながります。
宝探しの気分ですよね。
虫たちから見ますと、子どもたちとはいえ、大きな巨人。
掴まれるとなれば、逃げるのに必死になりますよね。
逃げる虫を追う!
捕まえるまで捕まえる工夫を考えながら追う。
子ども達は、さながら狩猟のハンターの気分でしょうか…。
この追いかける時の行動力も、もちろん大事ですが、路面や環境のいろいろに配慮しながら追う注意力もとても大事なのです。
危なければ注意の声かけをしますけど、夢中になる中でも大人の声を聞いて対処できる聞き取る能力の向上にもつながります。
ただ急に『危ない!』と言いますと、子どもは急に反応して硬直します。
急ブレーキで慣性の法則に則り、頭が重いので転倒…といったことにもつながりかねないので、声かけは後の結果まで予測しながら、注視しつつ、声をかけるようにします。
危機感を煽ってしまうと急ブレーキになりますので、子どもの注意をこちらに向けるような声かけがベストです。
『 〇〇ちゃん、お母さんが追い付けない 』
…お子様は基本的には、お母さんが大好きなので、停止して振り返り、確認してくれますので危険が回避できる声かけです。
『〇〇ちゃん。ここにダンゴムシが!』
…このように新たな目標に向けて誘導してあげることも注意を引くことが出来ますよね。
さて、このように外遊びをご紹介してまいりましたが、のびのび外で大気を感じ、自然を感じて遊ぶわけです。
さらなる工夫としては路面がフラットではない環境がベストと言えるでしょう。
虫たちは土の中にいますので、これから耕す前の畑の持ち主に声をかけまして、スコップで掘り返して遊ばせていただくのはいかがでしょう?
啓蟄の頃はまだ耕す前の枯れた雑草だらけの畑が多いものです。
そんな地中には虫たちがたくさん跋扈しています。
荒地に見えますが、畑の持ち主からすれば計算通り…。
春から夏へ、一気に耕して新緑に恵まれ収穫に向けて進んでいきます。
その直前に、お子さんの成長に向けて、ちょこっとお借りしようというのは、きっと了解を得られます。
だって…お母さんとお子さんが気ままに土をかき交ぜたところで、農作業には何ら影響しませんもの。
お子さんの足腰の鍛錬や自然から学ぶ貴重な機会に協力していただける農家さんは、きっと多いことでしょう(*^▽^*)
啓蟄の頃には、土から虫が出てくる季節と言われています。
そんな自然の変化を体感することは、とても貴重な機会になります。
自宅など平坦な屋内では足腰が育ちにくくなります。
じつはですね、老人ホーム。
転倒して骨折する…高齢者によくある出来事と言われますが、お預かりした以上、怪我をしてもらっては困るわけです。
どこの老人ホームを見ていただいても、訓練室を除いて、バリアフリーでしょ?
平坦な廊下が続くわけです。
階段すらほとんどなくて…。
こう考えてみますと…。
日々、路面の悪路のバランスをとって、注意力と筋力、バランス感覚を磨くことが幼少期から老齢期までの1つの大事な課題なのではないかなと思います。
是非、お子さんが誕生されましたら、積極的にいろいろな路面を注視して散歩と活動を楽しんでみてくださいね。
啓蟄は宝探しゲームも織り交ぜて、とても有益な頃合いになりますよ(*^▽^*)
View Comments
初めまして、こんにちは。
啓蟄の頃、暖かくなり虫がはい出て来る頃ですね。
子供も元気に外遊びをさせたいですね。(^^♪
応援ポチ。
お便りありがとうございます。
子供の元気な姿って眺めていると、こちらも元気をもらえちゃいますよね。
将来あるお子様の成長!
やはり体が資本!健康第一ですものね。
これからも、応援よろしくお願いします(*^▽^*)