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春です。
フレッシュで勢いある新入社員を見ると羨ましい限りです。
古株の職員は新入社員と仲良くなって大きなお仕事に挑戦したい時期です。
そこで開催される４月の新入社員歓迎会。
幹事に当選した方に、新入社員の歓迎会をこうしてみたら？という記事を用意しました。
どこまでも人付き合いは大事。
新入社員を大切にできていますか？
幹事に当選された方、お疲れ様です。
普段の仕事にプラスアルファで、歓迎会の段取りを決めるのは手間です。
可愛い後輩のため、いずれは立派に肩を並べて大きな仕事を成し遂げることになる仲間のためですから、一肌脱ぎましょう。
さて、幹事と言いますと、歓迎会の費用を預かり、お店を決めて予約して参加者を募り集めます。
当日は歓迎会を取り仕切り、深い親睦の絆を培うキーマンになります。
気合いが入ります…。
でも、気を抜いて軽く新入社員歓迎会は行うべきです。
何せ、この後、５月病になる社員も出てくるかもしれませんから。
大はしゃぎして深酒をして、翌日に朦朧としながらお仕事…そんな時代はもう昔の話。
お酒抜きで、会話とお食事を中心に楽しむ会がベストです。
新入社員の歓迎会の企画では、
□ お店の選定 ( お料理選び )
□ 円座に囲める座席
□ 当日の予約が出来るか？
□ 会社の主要メンバーが揃うか？
この辺りが大切です。
この歓迎会の主役はもちろん新入社員。
会社の社長や理事長が同席しても、主役をはき違えた会にしてはいけません。
できましたら、主要部署のトップまでの参加に留めまして、会社役員などには辞退いただけることが望ましいです。
新入社員にとって最初の宴会ですから。
新入社員の歓迎会の座席は、当然、主役として中央に。
幹事は新入社員を全員の顔が見える席へと誘導します。
遠慮がちな新入社員ですと、先輩方の盛り上がりを背景に…すみっこでポツンとなってしまうなんてことも…。
これでは誰の歓迎会だか、意味不明になってしまいますから。
幹事になられましたら、席決めをする時に新入社員の言葉を多く歓迎会で聞けるように配置に働きかけをしましょう。
さて、もう１つ大切なことが…。
新入社員の歓迎会…夜に行います。
昼間が仕事帯であれば仕方がありません。
新入社員は羽目を外す大人の宴会に不慣れです。
ん？同級生らと飲み会してない？
そう思われるかもしれませんが、親しき仲で飲む会と歓迎会という厳かな場は違うもので、まず間違いなく仕事の延長気分で参加します。
つまり、歓迎会の時間が長いほど、気疲れます。
長くても２時間程度で切り上げるようにしましょう。
歓迎会は残業みたいなものですから、心身の疲労が蓄積します。
翌日をお休みにしてあげますと、新入社員も気分が楽になります。
翌日がお仕事ですと、どうしても明日を考えて寛げませんから…。
特に肉体労働の比重の高いお仕事ほど、この配慮が必要かもしれません。
まだまだ新入社員は体がお仕事に慣れておらず、若さと勢いだけで突き進んでいますので、電池切れにならない配慮は大切です。
お料理が何と言ってもメインです。
□ 肉
□ 野菜
□ 魚
□ 刺身
□ 寿司
□ 天ぷら
いろいろとあります。
誰もが経験の少ない料理は料亭の懐石料理でしょうか…。
新入社員が食べた経験が少なく、美味しくいただけるということも利点です。
何より、１人１人前で、御膳で登場しますから。
懐石料理では歓迎会での親睦の意味合いが少し薄れてしまうかもしれません。
先輩方を差し置いて料理をつつき合いすることは、新入社員にはとっても難しいことです。
居酒屋で、
□ 唐揚げ５人前～
□ 刺身盛り合わせ１０人前～
□ 四季の天婦羅盛り合わせ５人前～
と、オーダーする形式もハードルが高くなる場合があります。
このような場合は、新入社員は逆に全体量が読めず、注文に躊躇してしまいます。
幹事はまったり慌てず、こっそりと、新入社員が注文した料理から全員で褒める雰囲気にしつつ、完食するようにします。
最後に新入社員の歓迎会では、新入社員がどんな考えを持って、どう成長していきたいのか。
それを知る絶好のチャンスです。
もちろん公的なお仕事の話も大事ですが、私生活を含めて抱えている新たな野心や得意な技術なんかを秘めているなんてこともあり得ることでしょう…。
お互いによく知った先に、お仕事の連携や成果の飛躍が待っています。
新入社員の歓迎会の最大の成果、魅力はそこにあると言えるでしょう。
幹事は目的を明確にして、軽く、まったり、新入社員のためになる宴会になるように心がけましょう。
普段は制服の会社の場合、会社のイメージがあるので新入社員の歓迎会に関わらず宴会は私服になります。
新入社員は歓迎会が初めての公的な社交界ですので、私服選びから悩むかもしれません。
そんな時には、幹事が予め日常の話題の中で、
『 普段、デパートに買い物に行けるくらいの服装で 』
『 普段、家で着ている楽な服装で。Ｔシャツとジーパンで大丈夫！ 』
と、一言、声をかけて意思統一をしておくと良いでしょう。
４月とはいえ、夜は冷える日もありますので寒くないように考えるのも大事かもしれません。
お仕事の数に比べて人材が少ないと言われる昨今。
新入社員には気持ち良く、長く、最重要戦力に成長して欲しいものです。
頑張れ！新入社員！
幹事が中心となって、新入社員を応援する機会が歓迎会です。