春の介護戦線に異状アリ?~新人教育という名の“愛と波乱の物語”~

[ 4月の記事 ]

はじめに…春風に乗ってやって来た新戦力!でもその風が“突風”にならないために…

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春って、なにかが始まる季節ですよね。

桜も咲くし、鼻もムズムズするし、新人さんも職場にやってきます。

どこもかしこも“新しい風”が吹きますが…問題はその風、そよ風ですか?それとも突風ですか? 

介護の現場にやってくる新人さんたちは、期待と不安と花粉を抱えて入社してきます。

でもね、最初の数週間が肝心。

ここでうっかり変な風に巻かれると…あっという間に「退職願、春一番で飛ばしました」なんてことに。

介護の世界って、求人だけならまるで“桜満開”。

すぐに入社できるのはいいけれど、長く続けるのが難しい…。

なぜか?

それは最初の教育に“ズレ”があるから

新人さんの理想と、現場の現実、そのギャップがどんどん心を削っていくのです。

この記事では、新人教育という名の「介護現場・春の人間ドラマ」をひもといていきます。

理想を持って入ってきた新しい風たちが、すぐに迷子の突風にならないように🩷。

教える側も、教わる側も、ちょっと笑って、ちょっと考えて、明日からの風通しをよくするヒントになれば幸いです。

さぁ、春の介護戦線、いよいよ開幕ですよ~!

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第1章…歓迎ムードの裏で転ぶ!?新人教育でよくあるズッコケ大失敗劇場!


春の陽気に包まれて、「よーし、今日から介護職員デビューだ!」と鼻息荒く出勤してきた新人さん。

名前入りの名札がピカピカに光って、靴も制服もまだ新品、そんな姿はまさに“希望の星”。

しかし、そんな希望の星が…なんと1週間後には宇宙の彼方へ飛んでいくことも少なくないのです。

それはなぜか。

はい、新人教育の“ズレズレ大失敗”があるからなんですねぇ。

とにかくよくあるのが、「うちのやり方、見て覚えてね♡」という魔法の呪文。

これ、昭和の忍者修行ですか?ってツッコミたくなる。

見て覚えるには限界があるんですよ。

特に新人さんの目には、ベテラン職員の動きは“忍術レベル”に見えるもの。

テキパキ動く先輩、サラッと重い人を持ち上げる職員、いったいどんな魔力を使ってるのか…と目が点です。

さらに大規模施設になると、教育マニュアルなるものが登場します。

「はい、最初にこのDVDを見てね」「これが新人職員マニュアルでーす」って、ええ、ありがたいです。

でもね、そのマニュアル、10年前の写真使ってません?

あと、登場人物が全員“若かりし日の伝説の職員”だったりして…。

現場とのギャップがすごすぎて、新人さんは「あれ?あの人いない…」とパニック。

研修が進むほどに、「え?理想の介護って幻だったの…?」という疑念がふくらんでいきます。

一方で、小規模事業所にも落とし穴はあります。

人手が足りないから「はい!今日から戦力ね!お願いしまーす!」と、いきなり現場デビューさせちゃうパターン。

え?それって育成じゃなくて放流じゃない…?

まるで“新人”というより“新人魚”、荒波の海へ泳がされていくのです。

そして、どちらの現場でも共通するのが“志のギャップ”。

「人の役に立ちたくて…」「おじいちゃんとの思い出が…」そんな温かい気持ちで入ってきた新人さんたちに、待っていたのは書類地獄とナースコールの嵐。

しかも、頼れるはずの先輩たちは、意外と冷たい(ように見える)。

「それ、まだ無理だから」「あ、あとで説明するから」…説明、来ない。

はい、ここで心がぼっきり。

でもね、これ全部、新人さんのせいじゃありません。

研修する側が、新人の“理想と現実のすり合わせ”をサボってるだけ📌。

思い描いた介護のイメージが、実際の職場で“幻”にならないように。

ズレを笑いでごまかさずに、ちゃんと埋める努力が必要なんです。

だからこそ、新人教育は「マニュアルだけじゃダメ」「現場だけでもダメ」。

この二つを行ったり来たりしながら、ちょっとずつ“リアル”を教えてあげるのがベスト。

そして何より大事なのは、新人さん自身の“初心”をちゃんと聞いてあげること

そこからすべてが始まるのです。

第2章…やる気も理想も空回り!?新人さんのハートに灯す“やさしい火種”の育て方


さて、新人教育でよく言われるのが「まずは心構えをしっかりと!」。

うん、確かに正しい。

でも、その“心構え”って、いったい誰のどんな心を、どんな構え方で?と聞かれると、ふわっとしてて説明しづらいのが現実です。

だってね、新人さんって一人ひとり、「熱量」が違うんですよ。

生活のために働く!という燃費重視のエコカー型の人もいれば、「人のために生きたいんです!」と涙ながらに語るハイブリッド夢追い型もいます。

そして職場の方はといえば、「とにかく人手が欲しい!即戦力歓迎!」のガソリン全開フルスロットル。

はい、ここでエンジンの種類が違いすぎてクラッチ大炎上。

オートマ車主流の時代に分かるかな?

さらに問題になるのが、“理念”と“現実”のギャップ

どんな事業所にも、だいたい素敵な…現実と大きく乖離したような企業理念があるんです。

例えば「ご利用者様の笑顔を第一に」「地域とともに歩む施設」みたいな、読んだだけでホッコリする言葉の数々。

ところが…現場で飛び交う言葉が「早くして!」「また転んでるよ!」「今日も人が足りない!」だったりして、新人さんの心が迷子になります。

特に“人の役に立ちたい”って想いで入ってきた人にとって、これってかなりショックなんですよね。

理念がポスターの中だけの飾りになってると、理想の灯が消えそうになる。

だから新人教育では、まず「あなたの想いは大事だよ」「その気持ちこそ、現場を変える原動力だよ」ってことを、誰かが真顔で、でも優しく伝えてあげなきゃいけないんです。

そして、これは新人さんにも言いたいんです。

「その理想、どうか捨てないで」と。周りが慌ただしくて、ちょっとピリピリしてても、それが全てじゃないから。

誰か一人でも、あなたの理想に「いいね🩷」って言ってくれたら、それだけで救われる現場ってたくさんあるんです。

「介護って…手間かける愛情だと思うんです!」って語ってくれる新人さん、めちゃくちゃ素敵です。

現実はバタバタかもしれないけど、だからこそ、その“思い”が尊くて、大事。

企業だって、職員だって、新人さんのそんな火種に温められることがあるんです。

理想を持った新人が職場の中で浮かないように、潰されないように、うまく混ざっていけるように。

そう、理想って“隠すもの”じゃなくて“共有するもの”なんですよね。

そして最後に、教える側へそっと言いたい。

「その理想、あなたも最初は持ってましたよね?」

忘れかけていた“あの日の初心”を、新人さんがそっと思い出させてくれる春。

新人教育って、実は“教える側が育つチャンス”でもあるのです。

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第3章…人間関係はフラワーアレンジメント!?調和のバランスが肝心カナメ!


さて、新人さんが職場にやってくると、現場はなんとなくソワソワします。

「あ、今日から新人入るって」「名前なんだっけ?」「あの人教えてあげてよ」…と、ザワザワしながらも、どこかよそ行きの空気が流れるのです。

まるで、親戚の集まりに初めて彼氏を連れて行った時のような、微妙な気遣いが満ちていきます。

でもね、実際のところ、“いきなり仲良くなる”なんて…ムリです。

新しい環境でいきなり全員に好かれる人なんて、マンガの主人公くらいのもんですよ。

1日目で好かれる人もいれば、1年経ってやっと輪に入れる人もいるし、残念ながら最後までポツンな人もいる。

人間関係って、そんなもんです。

大事なのは、「みんな違って、みんな不安」ってこと。

新人も不安、既存の職員も不安。つまり“新人教育=相互理解のチャンス”なんです。

にもかかわらず、「できないなら見てて!」「それじゃダメでしょ!」と、つい口から出てしまう“正論パンチ”。

これ、気をつけないと新人の心、即・ダウンです。

一番怖いのは、悪気のない“集団の圧”。

たとえば、ひとりのベテランが「〇〇さん、あの対応ちょっとねぇ」と言えば、すかさず「うんうん、私も思った~」と乗っかる周囲。

もうね、これ新人からすると公開処刑。

人間関係は「調和」っていう名のハーモニー、誰かが音を外せば、みんなで音を整えるんです。

「あなたが主旋律、私がハモリ!」くらいの気持ちでいきたいものです。

あとね、新人さんの失敗は“素材”。

「なにやってんのよ!」と怒るより、「そのミス、私もやった~」と笑える職場こそ最強です。

新人さんが失敗するのは当たり前。

それを“育てどころ”と捉えてくれる職員が一人でもいれば、そこはきっといい施設。

そして忘れてはいけないのが、成長って“声かけ”で加速するってこと。

「今の対応、よかったよ~」って言ってもらえると、もうそれだけで新人の胸の中には花が咲くんです。

ほめられて伸びるのは子どもだけじゃありません。

新人だって、ベテランだって、みんな誰かに認められたい生き物なんです。

だからこそ、春の介護現場には“言葉の花束🩷”を贈りましょう。

きつい口調を押さえて、ふんわりした言葉で、新人を包むように。

それができる施設こそが、これからの時代に咲き誇る“人材の花壇”になるのです。


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まとめ…新人が先輩に学び先輩が新人で学び直す「春の成長リレー」始めよう!


春は別れと出会いの季節――でも、介護の現場にとっては「育てる季節」でもあります。

新人さんが希望とちょっぴりの不安を胸に扉を開けてくるその瞬間、実は、職場もまた“自分たちの在り方”を見つめ直すチャンスを迎えているのです。

新人さんは、まっさらなノート。

そこにどんな言葉を綴っていくかは、先輩たち次第。

でも、そのノートには…ページをめくるごとに先輩自身の字も写っていくことを忘れないでほしいのです。

「先輩についていけば大丈夫!」とばかりに右へ倣えで歩かせてしまうと、実はそこに落とし穴があったりもします。

なぜなら、先輩=完璧ではないから。

新人さんの最大の武器は、“新しい視点”と“まっすぐな想い”。

この2つは、時にベテラン職員の眠っていた「やさしさセンサー」や「理想スイッチ」を再起動させてくれる、貴重なエネルギーなんです。

だからこそ、教育って「一方通行」じゃもったいない。

新人が先輩を学び、先輩が新人に学ぶ。そんな“心のキャッチボール”こそが、職場の空気をふんわり、あたたかくしてくれるんですよね。

もちろん、新人さんにもひとつだけお願いがあります。

どんなにバタバタでも、目の前の利用者さんとの時間を“宝物”として大事にしてください。

言葉遣い、力加減、気づかい…すべてがまだ不器用で、もどかしくても、その中にこそ、あなただけの“介護の芽🩷”が育っていくんです。

そして、周りの職員さんたちも、新人の失敗に慣れっこにならないで、同じ場面でも「今の言い方、大丈夫だったかな?」「自分も昔そうだったな」と、ちょっとだけ立ち止まって、自分の心を整える時間を持ってみてください。

春は、芽吹きの季節。

芽は、すぐに花にならなくてもいい。

焦らず、でも確かに、水をやり、陽をあて、風通しをよくしていけば――

その芽は、きっといつか、あたたかい場所で花開くのです。

さぁ、新しい季節、新しい仲間と一緒に、ちょっとドタバタ、でもあたたかな“春の介護”を始めてみませんか?(^-^)

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