笑って学べる!高齢者レクリェーション企画書のトリセツ!

[ 四季の記事 ]

はじめに…レクのネタに悩むあなたへ贈る、笑って読める企画力の育て方

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施設で働く皆さん、今日もお疲れさまです。

さて、今日のレクリェーションは何をしましたか?――と聞かれて、

「うっ…昨日と同じです」と答えたあなた。

大丈夫、ここに仲間がいます。

というか、全国に山ほどいます。

レクのネタって、考え始めると意外と深くて、

「ええい、もう今日は“じゃんけん大会”でいいや!」となる気持ち…よ~く分かります。

でも、そんな毎日をちょっぴりワクワクに変える魔法のキーワード――

それが「企画書」なんです。

「うわっ、公文書?なにそれ堅そう…」と身構えた方。

ご安心ください。

今回は、その“堅苦しそうなアレ”を、エンタメ脚本のように変身させて、レクリェーションの毎日がちょっぴり楽しくなる、そんな道筋をお見せします。

この記事は、読み終わるころには

「よーし、次はこのネタ🩷でレクやってみようかな!」

「え?この資料、ちゃんと評価表までつけたら…ちょっと私、プロっぽくない?」

なんて思えてしまう、笑って読める企画力トレーニングのようなもの。

あの利用者さんの笑顔も、ケアマネさんの評価も、そして職員みんなの「今日もいい仕事したな~」という達成感も。

実は、この“ちょっとだけ頑張った企画書”から始まっているのです。

では、さっそくその秘密のレシピ、のぞいてみましょうか♪

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第1章…企画書って堅苦しい?いえいえ施設界のエンタメ台本です!


「企画書って聞いただけで、書く気が失せるんですけど…」

はい、そう思ったあなた。正直でよろしい。

でもね、ちょっと待って。企画書って、実は舞台でいえば脚本、テレビでいえば台本。

そしてあなたは…演出家!というか、脚本・監督・主演・大道具小道具ぜんぶ担当のスゴ腕スタッフなのです。

介護施設やデイサービスでは、毎日どこかで誰かが、

「明日のレク、どうしよう…」とコーヒー片手に頭を抱えています。

そして思い出したように「あ、そうだ、去年のあのプリントあったな」などと、引き出しをガサゴソ。

ですが、レクってただの“場つなぎ”ではないのです。

その時間には、高齢者さんの未来が詰まってるんです。

筋力、認知、気分、やる気、社交性…。

あのたった30分のレクが、どれだけ人を元気にするかって、あなどれません

その「元気の種まき」をするための設計図、それが企画書。

そして、この設計図は、実はただの社内資料ではなくて――公文書。

はい、びっくりですよね?でも本当です。

実地指導という魔法の言葉、ご存じですか?

あの方々が来たときに「では、レクリェーションの書類を拝見」とおっしゃることがあります。

そのとき「あわわ…あの紙どこやったっけ…」となってはいけません。

だから保管義務があるわけですね。

もう、立派な“お役所仕事”でもあるわけです。

でもご安心を。

この章は脅かすためにあるのではなく、

「書くってこんなに意味があるんだ!」と楽しく納得してもらうのが目的です。

というのも、ただ「いつやったか」「誰が参加したか」だけでは足りません。

なぜやったのか、どんな狙いがあったのか、どんな効果が出たのか――

それを一目で分かるように書き記すことで、企画書はただのメモ用紙から“未来をつくる資料”へと進化します。

あ、ちなみにこれは余談ですが…。

送迎記録、勤務表、天気カレンダー、職員のタイムカード。

これらを横にズラッと並べて眺めると、実はちょっとしたミステリー小説みたいに真実が見えてきたりします。

「え?この日に雨でお迎え遅れたはずなのに、レクやってる?」

「職員が2人しかいないのに、こんなレクができるわけがない!」

などなど…。

ね?ちょっぴりドキドキしてきたでしょう?

だからこそ、企画書にはリアルな現場の姿を正直に、でも前向きに残すべきなのです。

「こんなに頑張ってます!」と誇っていい。

そして「ここはちょっと改善します」と堂々と書いていい。

その繰り返しが、レクの質を、そして職員自身の誇りを育ててくれるんです。

さあ、企画書はもう怖くない。むしろあなたの努力をカッコよく見せてくれる“舞台の台本”なんです。

この一枚で、今日の舞台もバッチリ決めていきましょう!🩷

第2章…狙いはハッキリ!五感と五体にズバッと効かせよう!


「レクリェーションって、楽しい時間をつくることですよね♪」――はい、大正解。

でも、実はもう一歩奥に進むと、そこにはプロの仕事がひしひしと光ってくるのです。

レクというのは、ただのお楽しみ会ではありません。

ちゃんと、しっかり、ガッツリと、狙いと効果が求められるのです。

しかもその狙い、ぼんやりしていると「ふわっとした時間を過ごしました」で終わってしまい、何も残らない…。

それってちょっと、もったいないですよね?

たとえば、「歌をうたう」というレクリェーション。

一見シンプルに見えて、実はものすごく奥深い。

声を出す➡喉を使う➡腹筋を使う➡呼吸が深まる➡姿勢が整う➡気分も上がる➡思い出話が出る➡他人と会話が弾む…。

もう、1つのレクで七変化の効果がてんこ盛り!

だからこそ、企画書に「何を狙ってこの活動をしたか」を、きちんと書くことがとっても大事なんです。

何に効かせたいか、どの部分にアプローチしたいか。

そこが見えていると、レクは単なる“行事”から“ケア”へと進化します。

さて、狙いを立てるには、まず「どこに効かせたいか」を考えることから始まります。

目?耳?手?足?それとも脳ミソ?――そう、まさに五感と五体の大冒険です。

視覚を刺激して「キレイね~」と感性をくすぐるのか、聴覚に働きかけて昔の歌を思い出してもらうのか、はたまた触覚を通じて、懐かしい手ざわりに胸がキュンとするのか。

これを組み合わせれば、もう無限に近いレクのネタが浮かんできます。

「片手だけ使って懐紙を折ってもらう」とか、「足踏みしながら昔話を語る」とか、なんだか妙なメニューが次々浮かんでくるけど、それこそが発想の宝庫なんです。

企画書というと、つい“かっちりした正論”でまとめがちですが、実は“ほんの少しの想像力と遊び心”があると、途端に魅力が増します

利用者さんの精神面と身体面、どちらかに効かせても良し。

もちろん、両方に効いたら拍手喝采。

でも一番大切なのは「この人に、これが効きそう!」というあなたのまなざし。

誰かのために考えたレクは、やっぱり特別な輝きを放ちます。

まるでオーダーメイドのプレゼントみたいに、心にも体にもじんわり届くのです。

そして、そんな素敵なレクリェーションの時間が、「なるほど!だからこの活動をしたのか」と他の職員さんにも、ケアマネさんにも、ご家族にもちゃんと伝わるように、その“狙い”をそっと書き添えておく。

それが、あなたのレクが“ただのイベント”から“心に残るケア”になる、たったひとつの秘密🩷です。

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第3章…魔法のExcelシート!ネタが泉のように湧き出す秘技とは?


さあさあ、皆さんお集まりください。

今日ご紹介するのは、「レクリェーション企画に悩む全ての人類を救う」と噂される、伝説の魔法アイテム――その名もExcelシートです!

え?

「えくせるってあの…数字の表とか計算するやつじゃ?」

そう思ったあなた、惜しい!

その“ちょっとだけ地味な表ソフト”こそが、レク企画の世界では創造の泉となるのです。

ではまず、想像してください。

画面いっぱいに広がるマス目たち――そう、それはまさに、可能性のグリッド。

そのマスに「五感」と「五体」を並べてみましょう。

目、耳、鼻、口、肌。そして、手、足、肩、腰、脳。

ついでに「ひじ」とか「まぶた」とか「おへそ」なんかも入れてしまえば、もう何でもアリ。

今度は、縦に春夏秋冬や月ごとの行事、さらには朝昼晩や「おやつの時間」まで入れてみましょう。

するとどうでしょう?

マス目の交差点ごとに、アイデアがポンポンと浮かんでくるではありませんか。

たとえば「7月 × 手」なら、「七夕飾りを一緒に作る」なんてネタが自然に出てくるし、「11月 × 鼻」なら、「焼き芋の匂いを楽しみながら秋の思い出トーク」なんてのも。

まるでアイデア自動販売機です。

押せば出てくる、やってみたくなる。

でもこれだけじゃ終わらないのが、Excelのすごいところ。

シートを複製して、今度はそこに利用者さんの名前をずらりと並べます。

横には、先ほどの五感五体の項目たち。

レクを実施した後、その効果を◎・○・△などで記録していけば、**ひと目で「誰に何が効いたか」**がわかる超便利表のできあがり!

これ、地味だけどすごいんです。

後で振り返ったときに「あ、この方、歌うとすごく元気になるよね」とか、「この人は手を動かすレクが得意だな」なんて、その人らしさの見える化ができるのです。

さらにシートをもう一枚増やして、個人別の月間レク評価シートにしちゃうと、ご家族への報告資料や、ケアマネージャーへの連携資料、さらには医師に送る治療効果の検証資料にまで化けるというスーパーマルチ機能つき!

もうね、Excelさま、あなた一体何者なのって感じです。

もちろん最初はちょっと面倒かもしれません🩷。

でも、一度この魔法を使えるようになると、企画の世界がガラッと変わります。

「今月のネタが浮かばない…」なんて悩み、ちょっと笑えるレベルになってきます。

ネタ切れの恐怖から解放されて、次々と“効かせるレク”が浮かんでくる。

しかも利用者さん一人ひとりの反応を見ながら、最適な組み合わせがわかる。

気づけば、あなたの周りでは笑顔が増え、書類の評価も爆上がり!

「なにこれ、楽しいじゃん…」と自分でも思えるようになります。

そう、これはただの表ではなく、あなたの“企画力”を育てるレクノート

Excelという名の魔法書を使って、今日からあなたも“レクの魔導師”として伝説を刻んでみませんか?

第4章…七夕?運動会?イベントも効果もミックスジュースでOK!


さてさて、ここまで企画書の意味やシートの魔力について語ってきましたが、

「でも結局、具体的なネタってどう作るのよ?」という声がそろそろ聞こえてきそうですね。

ご安心ください、ここからはイベントのネタの宝箱を、こっそり開けてみましょう。

まずひとつ、想像してみてください。

7月。

七夕。

「よし、じゃあ願い事を書いて短冊吊るすか」…って、それだけじゃもったいない!

例えば「頭を使って由来クイズにチャレンジ」、

「手を使って折り紙で星飾り」、

「口を使って“たなばたさま”を大合唱」、

「目で見てキラキラ飾りに心ときめき」、

「鼻で…そう、スイカの香りでも嗅がせちゃいましょう!」

気づけば、五感フル活用、脳みそまで回転フル稼働。

そうです、ひとつの行事でこんなにもレクの幅が広がるんです。

「え?短冊吊るすだけだったのに?」って思った方。

そう、アイデアをちょっと膨らませるだけで、七夕はもはやレクリェーション界のスーパースターなんです。

それだけじゃありません。

秋の運動会だって、ただの玉入れじゃ終わらせません。

腕を使った後は、口で応援歌!耳で聞いてリズム!

「おっとっと!」とよろけたらバランス訓練になっちゃったりして、気づけば全身運動+笑い声+職員の汗だく=最高のレク!

そう、ここで大切なのは、“これとこれ、くっつけちゃおう”という発想🩷。

真面目な評価項目と、季節の行事と、利用者さんの表情と、ちょっとした豆知識や遊び心。

それらを全部、ミキサーに入れてスイッチオン。

すると完成するのは、**効果てんこ盛りの“レク・ミックスジュース”**なのです。

ちなみに、“ミックス”の技術は時間配分にも応用できます。

「午前中はちょっと難しい頭の体操、午後はゆったり手作業」なんて組み合わせもアリ。

1つのレクでも複数の角度から効果をねらえるようにしておくと、まるでバイキングのように、参加者それぞれが“自分に合ったおかず”を見つけられます。

そして何よりも大切なのは、利用者さん一人ひとりに、ちゃんと効果が届いているか。

「みんな楽しそうだったからOK!」じゃなくて、

「この方は指をよく動かしていたな」「あの人は今日は歌わなかったけど、最後に笑ってくれた」

そんな風に見ていくと、レクはどんどん進化します。

もちろん、毎回すべてが大成功なんてありえません。

でも、ちょっとした工夫や組み合わせが、“あ、これは効いたぞ”という結果につながる。

それが面白くて、また次のレクを考えたくなる――

もう、ここまで来たら立派なレク中毒ですね(笑)

あなたが思い描いたその一日が、誰かの「今日も楽しかった」に変わる瞬間。

そのために、ちょっとだけ工夫して、ちょっとだけ欲張って、レクリェーションをミックスジュースのように楽しく、濃く、豊かにしてみませんか?


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まとめ…失敗OK!振り返りが名作を生む、レク職人への道


さあ、ここまで読み進めてくださったあなたは、もう立派な“レク職人のたまご”です。

企画書って聞くだけで「うへぇ…」となっていた頃が、懐かしく思えるかもしれません。

でもね、最初から完璧なレクなんて、誰にもできません。

誰しもが「盛り上がると思ったのに、なんか静かだったなぁ…」とか、「プリント配ったけど、誰も書いてくれなかった…」なんて日を経験しています。

でも、それでいいんです。

むしろその“失敗っぽい日”こそが、次の一手を育てる最高の肥料。

「じゃあ今度はもう少し手を動かす要素を入れようかな」

「歌う前にストレッチを入れてみようかな」

そんなふうに一歩ずつ、企画力が育っていくのです。

そしてその振り返りを**“利用者さんひとりひとりの視点”で見ること。**

「この人はいつもより笑っていた」

「あの人は途中で離席した」

そんな些細な気づきこそが、次のレクに活きてくる“金のタネ”です。

また、五感や五体を細かく分解していけば、ネタは無限に湧いてきます。

今日は“耳と心”、明日は“手と記憶”、来週は“鼻と笑顔”…。

まるでパズルを組み合わせるように、あなたのレクリェーションはどんどん進化していくでしょう。

そしてその先には、利用者さんの生活全体への広がりも見えてきます。

たった30分のレクが、その日の気分を変え、食事が進み、会話が生まれ、夜の眠りにつながる。

そんな“24時間へのアプローチ”としての可能性が、レクには詰まっているのです。

あなたのレクが生んだ笑顔は、実はそのまま、あなた自身の喜びにもつながります。

「ああ、今日も誰かの役に立てたな」

そんなささやかな実感が、介護の仕事に彩りを与えてくれる。

だからこそ、書くんです。

工夫するんです。

そして、笑って失敗して、また立ち上がるんです。

レクとは、ただの遊びではありません。

想像力と愛情をかけて、誰かの明日を照らす、素敵な魔法です。

今日のあなたのレクが、誰かの心にずっと残りますように。

そのはじまりが、たった一枚の企画書からだったとしても――

それはもう、立派な“奇跡のレシピ🩷”なのですから。

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