介護保険を受ける利用者さんが車を運転する田舎の諸事情…。

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[ 車は必需品だけどリスク高いのよね(/o\) ]

はじめに

田舎では車がないと生活ができないと言われる。

運転免許証を持つ要介護老人も少なくはない。

田舎で交通量が少ないから大丈夫なんだろう…と、思われるかもしれないけれど、事故はそれなりにニュースで公表されていないものも含めれば、かなりある…。

介護支援専門員として免許証の返納をオススメしたことはよくある出来事でした。

重大事故になってニュースにも載る高齢者の車の運転…本当に危ないのは間違いがない。

介護保険を受ける利用者さんが車を運転する状況はどんな感じなのだろうか?

介護保険を握る市役所と車を管轄する警察署は同じ行政でありながら、情報のやり取りは…じつは必要時のみに限られる。…はず。

常に『この人、免許持ってて危ないから』などと情報が行き来していれば、今度は介護保険の課から介護支援専門員に『危険情報があるから、返納を促して!』という流れになるはずである。

行政は縦割とよく言われますが、個人情報保護法から申しましても市民のデータを預かるわけで取り扱いは最も慎重に管理されているはずなので、簡単に身動きできないとも言えます。

だって、あちこちに本人の了承なしに情報を流しまくると処罰になっちゃうでしょ?

と、そこはさて置き…。

私の介護支援専門員としての経験から考察するに要介護2くらいまでの範囲であれば車の運転をする利用者さんはいる。

要支援者では日常的に活用し、要介護者は必要に迫られた時、それも時々という頻度くらいまで利用度は下降します。

うん、田舎ですから運転できない…となると日々の食材購入にも困るわけです。

そこに要介護者であれば介護タクシーの活用が見込めますけどもタクシー代をホイホイ払うほど生活にゆとりはない方が多いわけです。

乗り合いバス、デマンドバスと呼ばれる自宅近くまで寄ってくれる予約制バスもありますけど、バスはバスで乗り込む手間が大変。

買い物をして荷物を持ったまま乗るのも大変というわけです。

そして電動車いすという介護保険で借りられる車椅子を借りるわけですけども、これも運転が結構、難しいものがあります。

充電の手間もありますしね…コンセントタイプとかいろいろありますけど。

電動で動く3輪型のバイク未満の電動車いすです。

これは一か月、1割負担の方で、2,500円ほどの自己負担でレンタルすることができます。

要介護2以上は条件がありませんが、以下の軽度者の方の場合、市町村によっては認定があれば自由と妥協しているところから、主治医が判断した証拠書類(主に介護支援専門員が作成して承諾を求める)を作る必要があるとしている市町村までいろいろです。

介護保険を受ける利用者さんが車を運転する諸事情とは?

では介護保険を受ける生活に支障のある利用者さんが車を運転せねばならない諸事情とはどんなケースがあるのか?

一つは田舎ほど農家が多いです。

年金なんてかけていなかったとか、あっても数万円などとても少ない事情の方が多い。

そこで要介護となろうが、現役で農業をしている方が多い。

…とはいえ、体力がなくて不自由も抱えているので面積は加齢と共に小さくなってしまう。

それでも頑張って出荷して生活を補うわけです。

それとそんな長閑な田舎風景の中ではお医者さんやスーパーなどが遠くて徒歩では難しく、やはり車に頼らねばなりません。

で、最大のネックが後継者がほとんど都会に出てしまい、帰ってきても稀ということ。

日常生活はやはり本人か夫婦単位で何とかしなければならない方が多く見えるのが、介護支援専門員として担当する傍らの感慨です。

よく仕事で車を走らせていますと、公道を30km程度の低速で軽トラックがひたすら走り、後ろは渋滞…という光景も珍しくはありません。

そして目の前で事故を起こされて救急車対応をしたこともありますが…その時は何故に対抗線にふら~と入って行かれたんですけどね。

1台目に当たっても戻らず、2台目に正面衝突するまで停止できない数秒がとても長く思われたものです。

でも、きっとそれでもその時、運転せねばならない事情を抱えられていたのだと思います。

過去にはあって現代に失われた物…商店街

田舎では店の並ぶ街まで片道車で20分以上かかる場所にお住まいの方も多くおられます。

先祖伝来の土地だったり、住み慣れた我が家ということで、アパートから介護施設まで充実してあるとしても転居できないご事情はいろいろあるものです。

昔はあった行商人さんが今はなくなったり、小規模な個人商店は廃業して去ってしまいました。

ドローンで宅配やインターネットで物を買う…そんな若者には当たり前の技術が高齢者にはなかなか身に付けられないものです。

スマートフォンですら、目の前で操作して、実演してみても導入していただける方はとても少なく、好奇心旺盛なごく一部の方に留まる。

時代と田舎の環境に取り残された世帯の悲哀を見るにつけ…このままで良いのだろうかと思う一面がそこにはあります。

後書き

う~ん、中途半端な記事になりましたけども…。

車の運転が難しくなっても活用せねばならない状況で、変化に対応できない高齢者はとてもたくさんいるものです…という記事です。

パソコンやスマートフォン教室なんて、それこそ街中にしかありませんし、通う学費なんて払う余裕がないですもの。

そこはやはり市町村の方で、基本的操作教室をカバーしてもらえると田舎ほどグッと効果があるんじゃないかなぁと折に触れ、提言しています私。

体操教室のバリエーションが増えるなら、その分、教室開いてみても可能では?と…。

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