桜を用いる言葉やことわざに四字熟語をまとめてみました!桜尽くしでネタをご紹介
1はじめに
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1年に1つのシーズンである春。
日本人にとって、3月下旬の桜のお花見は、今や特別な行事の1つです。
お花見の席に欠かせないのが、お花見弁当と花見団子。
そしてお花見らしい華やかな話題があると、お花見の場がとても和んだものになるのではないでしょうか。
桜のお花見の席で話題にできるような桜にちなんだ言葉の豆知識をまとめてみました。
2桜を用いる言葉にはどんなものがある?
□ 桜雲 ( おううん )
・ 桜がたくさん咲いている様子を雲に例えた言葉です。□ 桜花 ( おうか )
・ そのまま。桜の花のことです。□ 桜桃 ( おうとう )
・ さくらんぼを指したり、桜と桃を表す言葉です。□ 桜皮 ( おうひ )
・ ↓大島桜の木の皮。粉末にして生薬に用いられる。咳や痰を沈める効能。□ 大島桜 ( おおしまざくら )
・ 野生の桜の種類の1つ。塩漬けになる派はこの種類がほとんどです。□ 寒桜 ( かんざくら )
・ 桜の種類の1つ。早いところでは1月頃から咲き始めます。□ 元日桜 ( がんじつざくら )
・ ↓の寒緋桜の別名です。旧暦の元旦頃に咲くことからの異名です。□ 寒緋桜 ( かんひざくら )
・ 桜の種類の1つ。沖縄に多くあります。□ こぼれ桜 ( こぼれざくら )
・ 桜がたくさんの花を散らした様子を指す言葉です。□ 西行桜 ( さいぎょうざくら )
・ 日本の伝統芸能 『 能 』の演目の1つです。□ 桜色 ( さくらいろ )
・ 薄い紅色のことを指す言葉です。□ 桜海老 ( さくらえび )
・ 海老の一種で、桜の色に似ているところから命名されたようです。□ 桜貝 ( さくらがい )
・ 桜色をした二枚貝です。□ 桜紙 ( さくらがみ )
・ 薄く柔らかいティッシュです。□ 桜前線 ( さくらぜんせん )
・ 全国の桜の開花予報のニュースで流れますよね。□ 桜草 ( さくらそう )
・ 春に桜と似たような花を付ける多年草の草花。□ 桜流し ( さくらながし )
・ 雨が降って桜の花が散ってしまう様子です。□ 桜並木 ( さくらなみき )
・ 桜の街路樹で彩られた道路の並木道です。□ 桜肉 ( さくらにく )
・ 馬肉の呼び名です。□ 桜祭り ( さくらまつり )
・ 多くの自治体や観光名所でシーズンにお花見のお祭りが開催されます。□ 桜餅 ( さくらもち )
・ 中は餡、皮は小麦粉や糯米で作り、塩漬けの桜の葉で巻いたおまんじゅう。□ 桜湯 ( さくらゆ )
・ 塩漬けにした桜の花びらにお湯を注いで風味を楽しむ飲み物。□ 桜羊羹 ( さくらようかん )
・ ピンク色の可愛らしい羊羹です。□ 桜ん坊 ( さくらんぼう )
・ さくらんぼ。漢字にするとこうなる。□ 枝垂桜 ( しだれざくら )
・ 枝がアーチ状にしな垂れるのが特徴的。桜の種類の1つ。□ 葉桜 ( はざくら )
・ 桜が散りはじめ葉が目立つようになった様子です。□ 八重桜 ( やえざくら )
・ 桜の花弁が6枚以上のものを八重咲といい、八重桜として区分されている。□ 山桜 ( やまざくら )
・ 日本の野生の桜の花の種類です。奈良の吉野山の山桜が特に有名です。□ 夜桜 ( よざくら )
・ お花見のシーズンになりますと夜に桜を楽しまれますよね、それです。□ 義経千本桜 ( よしつねせんぼんざくら )
・ 日本の伝統芸能の 『 歌舞伎 』 の演目の1つです。
桜はバラ科モモ亜科スモモ属という学術名…。
バラ?モモ?スモモ?
いろいろと学問の世界がありますが、言葉に抽出してみますと『 桜 』の一字を盛り込んだ熟語もありますが、多くは単に『 花 』としての意味で盛り込まれることが多いです。
お花見、花冷えや花かがり、花吹雪といった使い方です。
この『 花 』の言葉は、すべて桜を指していると言われています。
桜の品種を指す言葉も入っていますが、日本での品種の主流はソメイヨシノです。
でも…品種の種類となると、200種類を越える数があると言われており、今も尚、新しい品種が続々と誕生しているそうです。
現代では新しい品種を探し求めて、お花見を楽しんでみるのも一興かもしれません。
3桜を用いることわざにはどんなものがある?
□ 明日ありと思う心の仇桜 ( あすありとおもうこころのあだざくら )
・ 仇桜は散りやすい桜を意味しています。明日も咲いているだろうと思いこんでいて明日は散ってしまっているかもしれません。
そんな儚さを指摘したことわざで、儚いものの例えに用います。□ 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿 ( さくらきるばか、うめきらぬばか )
・ 梅は無駄な枝を残すと実に影響しやすいので切る方がよいと言われます。桜は切っても、折っても傷口から痛みやすいので、枝を大事にしようという言葉です。
□ 花は桜木、人は武士 ( はなはさくらぎ、ひとはぶし )
・ 花の中では桜が一番で、人の中では武士が一番と誇る言葉です。綺麗に咲いて潔く散る…。
一時の桜のように、武士も死に際の潔い瞬間が華であると例えるような言葉です。□ 世の中は三日見ぬ間の桜かな ( よのなかはみっかみぬまのさくらかな )
・ 世間の移り変わりが早いという例えです。三日間、家に籠って外へ出たら桜が満開だった様子を俳句に残したものが由来です。
こうして並べてみますと桜の見た目、華やかさが大切にされてきたことが伺えます。
4桜を用いる四字熟語にはどんなものがある?
□ 桜花爛漫 ( おうからんまん )
… 桜の花が咲き誇る様子ですよね。□ 桜梅桃李 ( おうばいとうり )
… 桜 ( さくら ) 梅 ( うめ ) 桃 ( もも ) 李 ( り…すもも ) 。
それぞれに良さがあるので、それぞれを大切にしようと言う意味です。
いろいろと調べてみたものの四字熟語は2つでした。
桜!とダイレクトに用いたり、花とだけ、ぼかすようにして用いたり、花の意味はじつは意味は桜を指していたというような、奥ゆかしい漢字の使い方が日本人は大好きなようです…。
奥ゆかしい美徳を大事にしてきた様子が、桜の言葉1つでも…顕著なのではないかと思います。
5まとめ
3月27日は 『 さくらの日 』です。
1992年に、日本さくらの会が制定した日だそうです。
ちょうど、近年の桜の開花時期に合ってています。
ちなみに由来は、桜が咲くの『 咲く 』から、3×9は27だから27日と…。
ユニークな洒落・語呂合わせがキラリと光る…抜群のセンスです。
しっかりとビンゴしてます。
さて、余談ですが…。
高齢者さんの介護の世界で、『 桜 』が登場する場面がありますが、ご存じでしょうか?
認知症高齢者の日常生活自立度を判断する指標の1つとなる、長谷川式テスト30点満点の問題の中に、
□ 桜 □ 猫 □ 電車
この3語を覚えていただき、数分後に思い出せるかな?という項目が登場します。
馴染はあるけど、脈絡のない3語であることと、ふいにテストされることで思い出しにくい…という記憶力を試す項目です…。
何はともあれ…。
お花見弁当、お花見団子にスイーツ盛り沢山で、
絶好のお花見スポットを獲得して楽しむ!
是非とも、お花見の楽しい1日をお過ごしください。
誠にありがとうございました。
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