世界の巻き巻きサラダ大集合!ドレッシングの日は“おうちで地球一周クッキング”

目次
はじめに…今日はかけない!つけない!?巻いて楽しむ世界の野菜サラダ旅
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夏休みの終わりが見えてきたころ、小学2年生の娘が言いました。
「ママ、おなかすいたけど、なんか冷たいものは飽きたー!」――なるほど、冷やし中華、そうめん、アイス、かき氷…体はすっかり“ひんやり生活”に浸かって、元気がカラカラに干上がっておりました。
ママもこっそり冷房の部屋でスイカをかじりながら「あれ…最近サラダすら手抜きかも…」と、じんわり反省。
そんな時ふと思い出したのが、カレンダーのすみっこに書かれていた「ドレッシングの日」なる存在。
8月24日、野菜の日(8月31日)のちょうど1週間前。
どうやら“野菜と仲良くなる日”として選ばれたそうですが、これはもう、ただの“かける調味料”として扱ってたらもったいない気がしてきたのです。
よし、今年の夏の締めくくりは、世界を旅するサラダ料理!
ただの葉っぱとキュウリじゃなくて、生でも、焼いても、茹でても、巻いても、のせてもOKな、どこから食べても主役級の“花火サラダ”を目指してみようじゃないか!
野菜のチカラをとことん引き出して、疲れた体と夏休みの終盤に喝を入れる🩷。
そして忘れちゃいけない、子どもと作るってだけで料理はワクワクする冒険に早変わり。
ママと娘のドレッシング大冒険、いざ開幕です。
第1章…ベトナムの“生春巻き”韓国の“サム”メキシコの“タコス”…サラダは世界を旅していた!
お皿の上に並べられたレタスとトマトに、「またこれ~?」と娘のテンションはしおれていた。
確かに、毎日同じような生野菜を“ただ並べるだけ”では、もはやサラダというより“葉っぱの記念撮影”だ。
そこへママの頭にピカッとひらめくひとすじのアイディアが降りてきた――「そうだ、世界を巻いてみよう!」
まず目に浮かんだのは、モチモチのライスペーパーにエビや香草を巻いて食べる、あのベトナムの生春巻き。
キュウリもにんじんもツルンと入って、見た目もきれいで食べやすい。
つけダレも選び放題で、「今日の気分は甘辛?それともナッツ入り?」なんて、サラダのくせに気取りすぎるその多様性。
次に頭をよぎったのは、韓国の“サムギョプサル”。
これはもう“野菜で包む”界の王者だ。
サンチュに肉をのせて、ニンニク、味噌、キムチ…自由自在に巻いていくこの文化、もはや“巻く=楽しい”を証明している。
そしてメキシコといえばタコス。
トルティーヤという優秀な皮が、野菜も肉もチーズも欲張ってくれる。
包むだけで一気にお祭り気分が爆発し、娘の顔もにっこり。
これって、もしかして「手巻き寿司」みたいなものじゃない?そう思ったママはつぶやいた。
「これってさ…手巻き野菜じゃん!」
世界は広い。
そしてサラダは自由だ。
葉っぱに包んだり、皮で巻いたり、タレでつけたり、ちょっと火を入れたり。
そうやって各国の“巻き巻きサラダ”を再現していくうちに、我が家の食卓がなんだか異国の屋台みたいににぎやかになってきた。
「今日はベトナム風、明日は韓国風!」なんて言いながら、娘と一緒に“包む手”が止まらなくなっていく。
さぁ、世界のアイディアを味方に、次は日本の夏野菜たちに魔法をかけて、家庭流の“ごちそうサラダ”へと変身させる番です🩷。
包んで楽しい、食べて元気になる、手巻き野菜大冒険はまだまだ続きますよ~!
第2章…ママと娘の試食探検!世界のサラダ巻きをおうちで再現してみたらまさかの大盛り上がり!?
土曜の昼下がり。
ママはスーパーで買ってきたライスペーパーを水で戻しながら、「うまく巻けるかな…」と、ひとりでプチ緊張していた。
だって、ベトナムの生春巻きって、透明な皮の中にエビや野菜がきれいに並んでるじゃない?
あれ、プロの仕業じゃない?とビビってたら、娘が後ろから「これ、ぶどう巻いてもいい?」と参戦してきた。
――あぁ、いいとも。
もはや芸術的センスより好奇心が大事だと母は悟ったのである。
ライスペーパーにはレタス、千切りにしたにんじん、ゆでた春雨、キュウリに薄く切ったハム。
そしてちょこっとエビも投入。
ぎゅっと巻くと、それだけでなんだかおしゃれカフェのランチに見えてくる。
ポン酢、ゴマだれ、スイートチリ、マヨネーズ+七味…冷蔵庫の扉ポケットが“つけダレ選手権”の会場と化していくのも、これはもう恒例行事。
続いて韓国風にチャレンジ。
サンチュやエゴマの葉の上に、焼き肉の残り、ナムルっぽいほうれん草、コチュジャン、にんにくチップをのせて、くるくるっと巻く。
娘にはちょっと辛いので、甘辛味噌とチーズに変更したら、これがヒット!「チーズ入りサム」なる新たなジャンルが誕生し、娘は自分の創作にドヤ顔をきめていた。
ちなみにチーズを巻くときの顔はなぜか真剣だった。
芸術家か君は。
さらにメキシコ風。
トルティーヤがなかったので、なんとなく冷凍の餃子の皮を焼いてみたら、これがまさかの応用大成功。
タコス風に炒めたひき肉とトマト、レタス、チーズをのせて包み、サルサソース…の代わりにケチャップ&タバスコを混ぜた謎のタレをちょんちょん。
娘いわく「ちょい辛ハンバーグサンド」らしい。
命名センスは置いておいて、笑顔が出たならそれで100点。
こうして、ママと娘の世界巻き巻きツアーは大成功。
キッチンは粉まみれ、テーブルはタレまみれ、娘の口の周りはチリソースまみれ。
でもいいの、これは立派な“世界の味をめぐる冒険”だから!どこにも行ってないのに、心だけはしっかり旅行気分。
冷房の部屋で、熱い国の味を包んで食べる。
これこそ“夏休みの贅沢🩷”。
さぁ次は、世界から戻ってきて日本の夏野菜たちにバトンを渡す時間。
冷たいのもいいけど、焼いたり、茹でたり、いろんな顔を見せる日本の夏野菜たちに、今こそ光を当てましょうぞ!
第3章…日本の夏野菜で“ドヤ顔盛り”!焼いて茹でて生で魅せる夏のごちそうガーデン
包むのが楽しくなってきた我が家の食卓。
世界の巻き巻きレシピを経て、娘のやる気スイッチもフルチャージ。
「ママ、今日は日本の野菜で巻いてみよ!」――その一言に、ママの脳内ではまるで畑がざわめき始めた。
「おいおい、トマトもナスもオクラも、この夏の出番はまだ終わってないぜ!」
冷蔵庫の野菜室を開けると、そこには夏のスターたちが顔をそろえていた。
まずは生でシャキッと食べられるキュウリとレタス。
水分たっぷりで、食べるだけで体のクールダウンができる頼もしい存在。
そして、焼いてこそ甘さが際立つナス。
オリーブオイルでじっくり焼けば、トロトロ食感に早変わり。
さらに忘れちゃいけないトマトは、実は加熱することでリコピンの吸収率がぐんとアップするという科学的な小技つき。
トマト本人が「どうせならオーブンでひと仕事させてくれよ!」と叫んでいる気すらする。
茹で野菜の代表、ブロッコリーやオクラも、ビタミンCと食物繊維の宝庫。
ブロッコリーなんて、ビタミンCはレモンにも負けないくらいだし、オクラのネバネバは疲れた胃腸をなだめる魔法のとろみ。
夏の終わりにぐったり気味な大人にも、外遊びで汗びっしょりの子どもにも、これはもう最強の癒し素材だ。
さらに、茹でたとうもろこしをほぐして入れると、サラダが一気にお祭りモードに。
つぶつぶの甘みが噛むたびに広がって、娘が「もう一口!」とフォークを突き刺すスピードが明らかに上がった。
これぞ、自然のスイーツ。
母としては、料理中に味見と称してつまみ食いしてる時点で“とうもろこし泥棒”なんだけど、まあそれもご愛敬。
そんなわけで、焼く・茹でる・生と、火の通し方を変えるだけで、野菜たちの持ち味がガラリと変わる🩷。
まるで一人三役の俳優陣。
主役も名脇役も勢ぞろいして、皿の上はもうサラダ界の紅白歌合戦。
そこにさりげなく、ゆで豚や蒸し鶏といったたんぱく質チームも登場すれば、栄養バランスも完璧。
包んでも良し、のせても良し、つまんでも良しの豪華ラインナップに、娘の「これ巻いて!次これ入れて!」のオーダーが飛び交う、サラダ職人ごっこの開幕である。
さぁ、野菜たちが本気を出したら、次は味付けのターン。
いつものドレッシングで終わらせない。
今日はちょっとひと工夫…いえ、ふた工夫。包むサラダにぴったりの、“つけて楽しいとろ~りソース”が登場しますよ。
第4章…ドレッシング開発部!市販をアレンジして“わが家史上最強ソース”を作るの巻!
野菜も巻いた、肉も巻いた、タレもちょんちょんした。そんな満足そうな娘を見ながら、ママはふと思った。
「この勢いで、ドレッシングも作ってみる?」――すると、娘の目がキラーン☆と輝き、キッチンにあるボウルと泡立て器がまるで魔法の杖のように見えてきたのだ。
まずは基本の材料をおさらい。卵、油、お酢、塩。
ママは「ふむふむ…これはマヨネーズの基本形」とつぶやきながら、そこにちょっとだけすりごまを追加してみた。
すると、娘が「あれ入れよ!あれ、昨日残ったヨーグルト!」と張り切り、ついでに冷蔵庫からチーズも取り出してきた。
これはもう…家庭の冷蔵庫という名の研究所、いや“冷蔵庫ラボ”の始動である。
材料を入れてぐるぐる混ぜてみると、なんとも言えない、とろっとろの半固形ソースが完成した。
ドレッシングとマヨネーズの中間ぐらい。
これが、すごく“つけやすい”のだ。
しゃばしゃばしてないから、野菜巻きの断面にぺとっとくっつく。
娘は「つけてピタッ!のやつ、これ最強!」と命名し、そのままキャベツ巻きを2連続でぺろり。
うん、命名はさておき、味は確かに新世界だった。
「でもママ、市販のドレッシングも使っていいの?」と娘が聞くので、ママはにっこり。
「もちろん使うよ、ただし、ちょい足しするのが今日のポイント!」そう、あくまで今日は“アレンジ日”。
ノンオイルの青じそにはすりごまと味噌を足して、和風ごま味に進化。
レモン系のドレッシングにははちみつとチーズを混ぜて、キッズ向けにまろやかに変身。
マヨベースのごまドレには、ちょっとだけ七味を足して、大人だけの“ピリ辛エリア”も爆誕。
ママと娘の手元には、見た目は似てても味がまるで違う“家庭ドレッシングコレクション”が並んでいく。
「今日はなんの味にしよう?」という楽しみが増えるだけでなく、「これ、うちだけの味!」という満足感がすごい。
まるでカレーに“わが家の隠し味”があるように、ドレッシングにも“その家だけの決め手”があってもいいじゃない。
というわけで、かける、包む、つける、巻く、のすべてが一体化した“おうち巻き野菜フェス🩷”。
いよいよラストは、「その味、どこに仕込む!?」の究極の選択。
中に味を入れておくか?あとからつけるか?――家庭に巻き起こる“味付け派閥バトル”が火を吹くのである。
第5章…中に味を仕込む派?それとも外でちょんちょん派?巻き巻きタレ文化を語る夜
夕ごはんも終盤、巻かれた野菜たちはほとんどお腹の中へと旅立ち、皿の上にはまだ少しだけ残るドレッシングと、なぜか最後まで巻かれずにいたナスの端っこ。
そんな静けさの中で、娘が口を開いた。
「ママ、さっきのチーズ入りサム、タレいらなかったよね?」と、何気ない一言。
でもママの中では、その一言がまるで巻物の奥義を問う忍者のように響いたのだった。
そう――そこには古くから語り継がれる、二大派閥が存在する。
ひとつは「中に味を仕込んでおく派」。
食べた瞬間に味が完成している、いわば“ワンバイトの完成形”を愛する一口職人タイプ。
そしてもうひとつは「あとでタレをちょんちょん派」。
好きなだけ、好きな味を後付けできる自由さが魅力の、いわば“味のアドリブ派”。
その夜、キッチンは小さな料理哲学会議の舞台となったのだった。
娘はどうやら“仕込み派”だったようで、「巻くときにお肉にタレちょっと塗ると、食べた瞬間に“うまっ”ってなる!」と満足げ。
一方でママは「いやいや、ちょんちょんこそロマン。ひと口ずつ味変できるから最後まで飽きないでしょ」と力説。
2人の間に、薄いライスペーパー一枚分の溝が生まれかけたその時――なんとばぁばが登場。
「両方やればええがな」と、ひと言で論争を沈めていった。
ありがとう、ばぁば。やっぱり昭和は強い。
というわけで、我が家の結論は“ハイブリッド派”に決定🩷。
例えば、仕込みで味噌だれをほんのり入れておいて、仕上げに柚子ドレをちょんちょんとか。
あるいはチーズ巻きの上からヨーグルトソースをとろりと垂らして“二層仕立ての濃厚系”。
巻き巻きにルールはないのだ。家庭というキッチンスタジアムでは、ひと巻きごとに新しい味の発明が生まれる。
娘も気づけば「次は納豆巻いてみたい」などと言い出し、タレ派論争はもはや次元を超えた“創作巻き料理”の未来へと突入した。
こうして夜は更けていく。
冷蔵庫の片隅に残った野菜たちも、明日はまた違う味で巻かれるだろう。
ドレッシングの日に始まった巻き巻き冒険は、夏休みの終わりとともに、しっかりと記憶に刻まれていくのであった。
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まとめ…サラダはまだまだ進化できるんだ!ドレッシングの日に世界を包むひと皿
夏休みという名の長編ドラマも、気がつけば最終回。
自由研究もラジオ体操もなんとか形になって、でもなにより家族で囲んだ“手巻き野菜の食卓”が、心に一番残っていた。
世界を旅するように食べて、日本の夏野菜の力強さに感動し、ドレッシングを自分たちで生み出して、それを巻いたりつけたりで盛り上がる。
料理って、作るときも楽しいけど、やっぱり一番は“思い出になる”ことだと、ママはしみじみ実感したのである。
そして娘がぽつりとつぶやく。
「ねえママ、またやろうね、今度はお正月野菜でも巻けるかな?」――その言葉に、ママはちょっと笑いながら、冷蔵庫の奥にまだ残っていたゴマだれの瓶をキュッと閉めた。
きっと来年の夏も、またこのドレッシング冒険は続いていくのだ。
夏の終わり。
まだ少しだけ残る蝉の声と、口に広がる焼きトマトの甘み。
そして、手についたちょっぴり濃いめのチーズドレッシングをぺろりとなめる娘の笑顔🩷。
これこそ、最高のサラダの味。
たとえドレッシングの日がカレンダーの片隅にひっそりと存在していたとしても、我が家の夏には、ちゃんと主役級の座を射止めていたのだった。
来年はどんな巻き巻きになるだろう。
きっとまた、新しいドレッシングが生まれて、知らなかった味と出会えて、そして「これおいしいね」と笑い合う日が待っている。
8月は、かけても、包んでも、つけてもいい。
そう、ドレッシングは、夏をもっとおいしくする魔法だったのだ。
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