イースターってどんな味?高齢者施設でウサギと卵と“ハッピー”を召し上がれ!

[ 3月の記事 ]

はじめに…異文化?非日常?いいえ、これは“ちょっと素敵な春の日常”

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春って、桜だけじゃないんです。

むしろ、桜が主役すぎて見逃されがちな「春の裏ボス」がいます。

それが、あの――イースター。

名前だけ聞くと「チョコ?うさぎ?卵?」と不思議ワードの詰め合わせですが、実はとっても“使える”イベントなんです。

3月の春分の日を過ぎた最初の満月の、次の日曜日――そう言われると「いつだよ!」とツッコミたくなるものの、だいたいお花見シーズンと丸かぶりなので、外でレジャーできない高齢者の皆さまには、ちょっぴり切ない季節だったりします。

車椅子での移動は大変ですし、職員さんも花見弁当片手にダッシュなんて、無茶な話。

だったら、室内を一気に春色に染めて、異国のイベントで盛り上げちゃいましょう!

そもそもイースターって、あの有名なイエス・キリストの復活を祝うお祭り。

クリスマスやハロウィンと並ぶ大イベントなんです。

うさぎが跳ねて、卵がコロコロして、なぜか子どもたちはカゴ片手に庭を探検…そんな絵本のような風景を、まさか施設の中で再現できるとは誰も思っていませんでした。

でも――できるんです。

だって私たちは、季節の風物詩をアートに、おやつに、そして笑顔に変えるプロなのですから。

さあ、次章からは、イースターで彩る春のレクリエーション・アイデアを、まるっとお届けします🩷。

うさぎの耳がピョコンと動いたら、それが合図。

準備はよろしいでしょうか?

それでは、ハッピー!イースター!の世界へ、いざ出発です。

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第1章…桜に隠れたもうひとつの春!イースターって何だっけ?


春になると、日本の施設ではどうしても“桜一択”モードに突入しがちですが、実はこっそり海外からやって来ている春の名脇役――それがイースター。

名前だけ聞くと、お菓子の新作か絵本のタイトルかと勘違いされそうですが、れっきとしたお祭りです。

主役はなんと、うさぎと

なのにクリスマスみたいな賑やかさ。

しかも毎年、3月にもなれば来る可能性があるのに、気づかれていない…これはもう、ちょっともったいないと思いませんか?

というのもこのイースター、ただのイベントではありません。

イエス・キリストの復活を祝うという、れっきとした世界的行事。

いわば春のビッグイベントです。

けれど日本では、桜の開花と卒業・入学シーズンに押されてすっかり影が薄め。

高齢者の方々にしても「ん?それはカステラの仲間かい?」なんて感想が出てしまう始末です。

でも、そこがチャンスでもあるんです。

だって、知らないこと=ワクワクの余地。

初めて聞いたイベントに「なんじゃそりゃ」と驚きつつも、「ちょっと楽しそう」と思ってもらえるなら、それはもう大成功です。

特に外出が難しいご利用者さまにとって、施設の中で体験できる“異国の春”はまさに宝石。

お花見に出られなくたって、彩り鮮やかで楽しい空間を室内に再現できるんです。

うさぎがピョンと跳ねて、卵がカラフルに並んで、おまけにちょっとしたお料理までついてくる…これはもう、春のアトラクションですよね。

宗教の話は置いておいても、季節を感じ、会話が弾み、手を動かし、目を輝かせられるなら、そのイベントは“採用”。

何より、うさぎも卵も可愛い。

可愛いものって、理由なくテンションが上がる🩷。

これ、大人になっても変わりませんよね。

ということで、イースター、ひそかに施設イベント界の新星です。

お花見の陰に隠れていましたが、そろそろ表舞台に出してみませんか?

第2章…うさぎが跳ねて卵が踊る!壁画づくりは春の芸術祭


イースターといえば、主役はやっぱりうさぎと卵。

このふたつが揃えば、それだけでほのぼのメルヘンが完成してしまうという不思議なチームです。

特に“イースター・バニー”と呼ばれるうさぎは、ただ可愛いだけではなく、古くから「豊かさ」や「命の芽吹き」を象徴してきた春のアイドル。

そして卵は、そのものズバリ“命の象徴”。

この2つがタッグを組んで春を運んでくるんですから、もう、描かずにはいられませんよね。

ということで、レッツ壁画。

春の壁面にカラフルな卵とうさぎを飛び跳ねさせてみるだけで、室内の空気がパッと変わるから不思議です。

イメージは、野原にこっそり隠された卵を探すバニーたちの大冒険。

リアル系うさぎでほんわかしても良し、絵本タッチでファンシーに攻めても良し、職員さんやご利用者さまのセンスで好きなだけ世界観を広げてしまいましょう。

うさぎの耳に花を飾ってみたり、卵に金銀のキラキラを入れてみたり、ついでに菜の花やチューリップを混ぜてみたり。

春の色は優しさと元気がちょうど半分ずつ。

だから、組み合わせも無限大なのです。

「千切り絵にする?水彩でいく?」「卵の殻も使っちゃう?」なんて相談を始めると、あっという間にアトリエモードに突入です。

そして、この制作中の“おしゃべりの時間”こそが、実はとっておきの交流タイム。

普段は口数の少ない方も、「あのうさぎ、孫に似てる」とか、「昔、卵を布で包んで染めたことあるよ」なんて思い出がふとこぼれてくるのも、こういう時なんです。

そして完成後は、みんなで記念撮影🩷。

満開の桜の下ではなく、満点のうさぎと卵の下でパチリ。

毎年恒例の「春の壁画展」に、突如現れたイースターという新ジャンル。

どうせなら料理と連動させて“食べられる壁画”なんて冗談も飛び交うのが、この時期の醍醐味です。

そう、春はアートが一番似合う季節。

そしてうさぎと卵は、春にしか出番がない特別ゲスト。

さあ、今年の春は、どんな物語を壁に描きましょうか。

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第3章…口福(こうふく)ってこう書くのね!デビルズエッグと春の味覚祭


春の空気を感じながら、壁にうさぎを描き終えたら、そろそろお腹も準備万端。

「さて、お次は何が出てくるのかしら?」と、期待に膨らむその目の前に現れるのは、そう――卵。

いやいや、ただの卵じゃありません。

“デビルズエッグ”という、なんとも悪そうな名前を持った、実はとっても上品で小粋なお料理なんです。

白身のボートに黄身のペーストがふわっと乗って、その上にはマスタードだったり、ピクルスだったり、ほんのひとさじの冒険がトッピング。

シャキシャキ、ピリッ、ふわっ、じゅわっ…と、たった一口に詰め込まれた味のジェットコースターに、ご高齢者の皆さまもつい顔がほころびます。

「こんな料理、昔は知らなかったよ~」という驚きの声があがったら、それだけでもう、春の午後は満点。

せっかく一口ずつの味わいを準備するのなら、飲み物もぬかりなく。

緑茶に紅茶、コーヒーに生姜湯、あれこれ並べて“春の一口ティーパーティー”を開催しちゃいましょう。

普段は「もう、あんまり飲めないのよねぇ…」なんて言っていた方も、小さなカップでちょっとずつだと、意外にもぐびぐび。

飲み比べって、なぜか心が踊るんですよね。

「これは香ばしい!」「これはあったまる~」と味の感想が飛び交えば、まるでカフェのマダム会議。

水分補給の大義名分を掲げつつ、楽しいティータイムの完成です。

そして忘れちゃいけないのが、おやつたちの出番。

お団子、和菓子、クッキー、タルト…。

全部一口サイズにして並べれば、それはもう“春の宝石箱”。

「全部食べたいけど、どれからにしようかな~」という、幸せな葛藤を抱えたまま、おやつ選びに頭を悩ませる午後。

お菓子を選ぶ時間って、なぜあんなに楽しいのでしょうね。

うさぎと卵に囲まれて、壁画も味も春一色🩷。

目で見て、手で作って、口で味わって、心で笑う――そんなレクリエーションができた日には、きっとみんなが「今日はよく笑ったなぁ」とぽつり。

その一言が、何よりも嬉しい春のごちそうなのかもしれません。

第4章…一口サイズの魔法!飲んで笑っておやつでほっこりティーパーティー


不思議なもので、「たくさん飲んでね」と言えば渋い顔、「全部食べてね」と言えば申し訳なさそうに箸が止まりがち。

でも、「ちょっとだけ試してみて?」と言うと、急にやる気になるのが人間というもの。

そう、それが“一口サイズの魔法”。

この小さな仕掛けが、レクリエーションにちょっとした奇跡を起こしてくれるのです。

たとえば飲み物。

いつもは「もういいわ」と避けられがちな水分補給も、「紅茶を少しだけどうぞ」「コーヒーも一口でいいから」…なんて言いながら小さなカップを並べていくと、まるで品評会のようなにぎやかさ。

「あら、この昆布茶、意外とイケる!」「こっちの金柑湯、あったまるねぇ」と笑顔がぽんぽん弾けて、いつのまにか“ちょっとだけ”が“ぜんぶちょっとずつ”に変わっていきます。

そしておやつコーナーでは、春のお菓子たちがまるでお見合い会場のようにずらりと並んで、誰に選ばれるかドキドキの表情。

饅頭もお団子も、ケーキもタルトも、「今日だけは主役になってみたいの…」とでも言いたげな可愛さで、並んだトレーの上にちょこんと座っています。

職員さんが「おひとついかがですか?」と声をかければ、「じゃあ3つ!」と返ってくる、この粋なやりとり。

お腹と心が同時に温まる瞬間です。

そして何より、手で選び、目で見て、口で味わうこのプロセスそのものが、じつはものすごいエンターテイメントなんです。

選ぶ楽しみ、比べる楽しみ、話す楽しみ――その全部が“ちょっとずつ”を合言葉にして、不思議なくらい自然に生まれてくるのですから。

「全部が大きいと途中で疲れちゃうのよね」と笑う方も、「こういうのって、昔のお茶会みたいでいいね」と懐かしむ方も、それぞれに春の午後を満喫してくれる。

そんな時間が生まれたら、もうイースターは大成功🩷。

うさぎも卵も笑って見守ってくれていることでしょう。

第5章…お土産は心のたまご!イースターエッグと笑顔の連鎖


イベントが終わった後の静けさって、ちょっと寂しいけれど、なぜかあったかい。

レクリエーションが一段落して、ふと机に並ぶ手づくりの卵たちを見ると、思わず「この子たち、今日一日ずっと頑張ってたなぁ…」と話しかけたくなるのです。

うさぎの壁画と、カラフルな卵たち。

その中に、ご利用者さま一人ひとりの指先と、笑顔と、ほんの少しの春の風が閉じ込められています。

そんなイースターエッグを、ラッピングしてお持ち帰りいただく――ただそれだけのことなのに、施設の外の世界と、ふわりと繋がる気がするのです。

「これ、今日作ったんですよ」「卵に模様を描いたの」…おうちでその話をしながら飾ってくださるだけで、そこにはもう“余韻の時間”が流れ始めます。

中には、卵料理をそっと詰めた小さなお弁当を持ち帰る方もいらっしゃるでしょう。

「これはね、名前がちょっと怖いのよ。デビルズ・エッグって言うの。でも味は天使!」なんて笑いながらご家族に渡すその姿に、思わず職員さんの目にも涙が浮かびそうになります。

そして、あの一口サイズのおやつたちも、ちょこんと包んでお渡しすれば、二次会スタートの合図。

お孫さんと半分こするチョコレート、思わず「昔のお茶うけみたい」と言われる饅頭、どれもが小さな春の記憶です。

こうして、イースターは“施設の行事”から“家庭の話題”へと広がっていきます。

「あら、また来年もやってくれる?」「じゃあ来年はもっと可愛い卵を描こうかしら」――そうやって一年後の会話が、もう今日から始まっているのです。

イベントって、終わった後が一番素敵。思い出をそっと包んでお土産にすれば、それはただの卵じゃない。

心にふわりと咲いた春の記憶🩷。

今年のイースターも、いい香りと一緒に、そっとお持ち帰りくださいね。


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まとめ…マンネリ撃退!異文化イベントの力で今日という一日をカラフルに


「イースターやりましょう!」なんて言おうものなら、「なんじゃそりゃ?」と首をかしげる方がほとんど。

それもそのはず、日本ではまだまだ知られていない春のイベント。

でもね、だからこそ面白いんです。

知らないことには、ワクワクの余白がある。

慣れ親しんだお花見や節句も良いけれど、たまにはちょっぴり異国の風を室内に吹かせてみるのも、悪くないと思いませんか?

うさぎが跳ねて、卵がくるくると踊り、壁画には春色の夢が広がる。

お料理は一口ごとに驚きがあって、飲み物やおやつには、会話という隠し味がたっぷり。

作って、食べて、笑って、持ち帰って――そのどれもが、ひとつひとつ“生活の中の物語”になっていくのです。

今日という一日が、ちょっとだけ特別だったなぁと思ってもらえたら、それこそが、うさぎと卵の本当の魔法かもしれません。

もちろん、はじめてのことには戸惑いもあるでしょう。

でも、それでいいんです。

バックスバニーでも、不思議の国のアリスでも、映画でも昔話でも何でもいい。

うさぎが出てくるもので気持ちをあたためて、ちょっとずつ雰囲気を育てていけば、いつのまにか「来年もやりたいねぇ」という声が、ぽろり。

卵料理は、親子丼にしてもいいし、ミルクセーキなんて飲み物で遊んでみても楽しい。

余った卵の殻でコースターを作ったり、クッキーに絵を描いてみたり…創造力が走り出したら止まりません。

季節行事って、きっとこうやってどんどん“自分たちのもの”になっていくんですよね。

だから、イースター。

知らなくてもいい。

だけど知ったら、きっと楽しい。

うさぎと卵に導かれて、今年の春も、新しい物語が始まりますように――🩷。

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