大人も読みたい花咲かじいさん!あらすじとアレンジで心に花を咲かせよう

目次
はじめに…
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春といえば、やっぱりお花見🌸の季節ですね。
けれど、お天気が不安定だったり、雨に降られてしまったりすると、「満開の桜を見たかったなぁ…」なんて、少し残念な気持ちになることも。
そんなとき、ふと頭に浮かんできませんか?
「枯れ木に花を咲かせましょう!」
この印象的なセリフで知られるのが、日本の昔話『花咲かじいさん』です。
今回は、この懐かしくも不思議な物語を取り上げてみたいと思います。
あらすじを分かりやすくご紹介しながら、いくつかのアレンジバージョンや、ちょっとした豆知識も交えてお届けします。
そして最後には、このお話を通して子どもたちに伝えたい“やさしい心”についても、一緒に考えてみましょう。
春に思い出すのはあの名セリフ
春の空気がふんわり香ってくると、どこからか「お花見まだかな~」なんて声が聞こえてきそうになります。
けれど、せっかく予定を立てても天気は気まぐれ。
「あれっ…まだ蕾?」「うそ、もう散ってる…」なんてことも、毎年どこかで聞こえてくる春のあるあるです。
そんな時、ふと頭の中に浮かぶのがあのひとこと。
「枯れ木🪵に花を咲かせましょう!」
そう、昔話の『花咲かじいさん』です。
あのセリフ、桜が咲く前後に脳内再生されがちですよね。
もう少しで咲きそうな枝先を見ながら、「花咲かじいさん、いないかな…」なんて思ってしまう人、私だけじゃないはず。
このお話、実はかなり昔から日本で語り継がれていて、なんと室町時代あたりから存在していたとか。
すごいですよね、約600年前の人も「ここ掘れワンワン!」って言ってたかもしれないなんて。
しかも、中国や韓国にも似た話があるらしく、やさしさや教訓って国を超えて伝わってるんだなぁとしみじみ。
今回この記事を書こうと思ったのは、そんな『花咲かじいさん』の物語に、もう一度ちゃんと向き合ってみたくなったからです。
ネットで調べると意外と知らなかったバリエーションも多くて、「えっ、ポチ死んじゃうの…!?」「殿様の顔に灰をぶっかけるって、なかなか攻めてるな…」
…なんて、昔の自分がスルーしていたポイントにツッコミたくなることも。
ということで、このあとにはおなじみのあらすじやちょっと笑えるアレンジ話。
そして、子どもたちにどんなふうに伝えると良いのか…などなど。
あの名作をちょっとだけ“今っぽく”ほりさげてお届けしていきます。
枯れ木に花を咲かせるその前に、まずは心に、春の花を咲かせていきましょうか。
あらすじとアレンジの見どころ
昔話の中でも、とりわけ展開がジェットコースターのように激しいのが、この『花咲かじいさん』。
あらすじを追いかけていくだけでも、思わず「え、まじで…?」「ちょ、ちょっと待って…!」と声が出そうになります。
まず登場するのが、やさしくて心のあたたかい老夫婦。
そして、もうひと組は欲深でちょっと意地悪な老夫婦。
昔話って、だいたいこの「正直な〇〇 VS ずる賢い〇〇」の構図が定番ですが、この話ではそれが“老夫婦同士のガチンコバトル”なんだから面白い。
そこに迷い込んできたのが、一匹の犬🐶。名前は…ポチ。
「迷ったらポチでOK」みたいな風潮、昔話でも健在です。
このポチが、やさしい老夫婦に保護されて、みるみるうちに元気になっていく。
もふもふの癒しキャラとして登場した彼ですが、物語の中盤でまさかあんなことになるなんて…って話は、また後ほど。
ある日、ポチが「ここ掘れワンワン!」と、まるでカーナビのように宝の場所を教えてくれるんです。
言われたとおりに掘ってみると、大判小判がザックザク。そりゃもう、夢のような光景です。
この奇跡の現場をこっそり覗いていた欲深老夫婦、当然じっとしていられません。
「ポチ貸して!いや、預かるだけだから!」と、なんとも怪しい言い訳をして犬をかっさらっていきます。
けれど、ポチにだって気持ちがあります。
信頼していた老夫婦と無理やり引き離され、もう元気が出ません。
それでもムリヤリ宝を掘らせようとした結果、出てきたのは…骨とか蛇とか、まさかのホラー展開。
激怒した欲深老夫婦は、あろうことかポチを殺してしまうという、まさかの急展開。
えっ、そんなに怒る?というか、昔話のテンポ、時々すごくドライなんですよね。
その後、ポチの遺体を見つけたやさしい老夫婦がしんみりとお墓をつくり、そばに木を植えると、なんと木がモリモリ育つ。
で、ある日その木が「臼にしてくれ」と話しかけるんです。
えっ、喋るの?まさかのファンタジー転調に、読んでるこっちも戸惑いを隠せません。
言われるがまま臼を作って餅をついてみると、あら不思議、ついた餅が大判小判に変身。
宝箱ならぬ“宝臼”が完成し、再びハッピータイムが訪れます。
もちろんそれを見ていた例の老夫婦、「今度は臼だ!」と強奪し、同じようにつこうとしますが…出てきたのは焦げた餅で真っ黒に煤けてしまった顔体…。
こういう「ざまぁ展開」がスカッとするのが、昔話の魅力でもありますよね。
しかも怒って臼を燃やしちゃうという短気っぷり。もうちょっと冷静になろうか…。
さて、燃やされた臼の灰を悲しみながら持ち帰ったやさしい老夫婦、これまたすごい行動力で灰を庭にまいてみたら、
なんと、枯れ木に一気に花が咲いたんです。
これが、あの名場面です。
この奇跡は瞬く間にお殿様の耳に入り、「実演お願い」とご指名が。
老夫婦が前に出て、風に灰をまきながら「枯れ木に花を咲かせましょう!」とやると、本当に桜がパッと咲いて、お殿様は大喜び。
ご褒美まで授けてくれました。
……で、それをまたまた見ていた欲深老夫婦。
「今度こそ!」とばかりに真似をして、灰をまいたら……
なんと殿様の顔に思いっきり直撃。
ドリフ並みのオチで御用となりましたとさ。
いやもう、ここまでくると“善人パワー強すぎ”って感じもしますが、こういう勧善懲悪な展開が、子どもたちには分かりやすくて人気なんですよね。
ちなみに、このお話にはちょっとずつ違うバージョンもあって、犬の名前が違ったり、最後に悪い老夫婦がちょっと改心したり。灰をまく場面も、畑だったり、庭だったり、はたまた大根育てようとしてたり。
細かいところはいろいろあっても、「やさしさと思いやりにはご褒美がある」「欲張ると痛い目に遭う」という、この芯の部分がずっと受け継がれているのが素敵だなと思います。
子どもに伝えるときの工夫と配慮
子どもに昔話を伝えるって、実はけっこう難しいものです。
大人の感覚では「いい話だなあ」「教訓になるなあ」と思う部分が、子どもたちにはちょっと怖かったり、理解の仕方が違ったりするんですよね。
たとえば『花咲かじいさん』。
「ここ掘れワンワン!」で🪙大判小判ザックザク、枯れ木に花がパーッと咲く――そんな魔法のような展開がある一方で、冷静に見てみると、ポチは殺されるし、灰が顔にぶちまけられるし、わりと過激なシーンも多いんです。
とくに「ポチが死んでしまう場面」は、子どもにどう伝えるか悩ましいポイント。
夜のおやすみ前に読んでたら、「ポチ…死んだの…?」ってしょんぼりされて、読んでる親のほうが動揺しちゃうなんてことも。
だからこそ、大切なのは“その子の年齢や心の準備に合わせること”。
まだ小さい子には「ポチは遠くへおでかけしたんだよ」なんて、ちょっとふんわりアレンジしてもいいと思うんです。
もちろん、死生観を育む大切な機会として、きちんと話す場面もあります。
でもそれは、子どもの心がある程度育って、悲しみを消化できる力がついてからでも遅くはありません。
その判断をするのが、語り手である大人の役目なんですよね。
あともう一つ大切なのが、「罰を与えること」がテーマじゃないってこと。
この話では、悪いことをした老夫婦はしっかりと痛い目に遭います。
それはそうなんですが、それをそのまま「悪いことをしたら必ず罰が下るぞ〜!」と伝えてしまうと、繊細な子どもは「え…ぼく、きのうウソついたけど…罰くる?」と不安になってしまうかもしれません。
でも、子どもって案外ちゃんと分かってるんです。
「いいことすればいいことがある」「悪いことしたら、ちょっと考え直したほうがいい」
そのニュアンスを、感覚的に受け取る力を持っています。
だから、昔話は“びっくり箱”じゃなくて“やわらかい絵本”のように、ふわっとした伝え方がちょうどいいのかもしれません。
子どもにとっては、内容そのものよりも「誰が語ってくれたか」「どんなふうに語ってくれたか」が記憶に残るもの。
読み聞かせを通して感じる、親の声、表情、ぬくもり――
それが、昔話に魔法をかけてくれるんですよね。
だからこそ、「完璧に話さなきゃ」と気負わずに、その日その時のあなたの言葉で、思い出すままに語ってあげればそれで充分。
子どもたちは、きっとあなたの物語として、それをちゃんと受け取ってくれますよ。
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ハナサカジイサンは世界へゆく!そして現代へと舞い戻る
昔話というと、日本の中だけの文化に思われがちですが、実は『花咲かじいさん』のようなお話は、世界中にいろんなバリエーションがあるんです。
たとえば中国。
ここにも「善人にご褒美を、悪人にバチがあたる」という勧善懲悪タイプのお話がいくつかあって、動物と心を通わせるやさしいおじいさんが宝物を手にする…なんて筋書きは、けっこうポピュラーなんですよね。
韓国でも似たような物語があるそうで、やっぱり“やさしい心は報われてほしい”という願いは、国を超えて共通なんだなあと感じます。
とはいえ、世界共通の価値観があったとしても、時代は変わるもの。
さてさて、もし『花咲かじいさん』が令和の時代に現れたら、いったいどんなストーリーになるんでしょうか?
たとえば…現代版ハナサカジイサン。
老夫婦は都心のマンションに住むごく普通のおじいちゃんとおばあちゃん。
ある日、団地の中庭でヨレヨレの保護犬を見つけ、「ポチ…いや、今どきなら“ミント”とか“モカ”かしら」と名前をつけて育て始めます。
ポチ…いや、モカがやたらと庭のウッドデッキをカリカリし始めて、おじいさんが試しに掘ってみたら、なんと古銭の瓶がざっくざく!
それをメルカリに出品してみたら、ちょっとした副収入に。
ところが隣室の夫婦がそれを聞きつけ、「その犬貸してよ~」とモカをレンタル。
ムリヤリ家の中を掘らせたら、床下から出てきたのは昭和の時代のゴミとホコリ。
ダニが舞い散り、奥さんがアレルギーでくしゃみ100連発。
ついでに床も抜ける。
もうてんやわんやです。
やがてモカは、夢の中で「リサイクルの力を使って、花を咲かせて!」と囁き、おじいさんが不要になった新聞紙を細かく刻んでベランダのプランターに混ぜたところ、なんとカラフルな紙吹雪が咲き乱れ、SNSでバズることに。
バズった投稿が行政の目にとまり、「地域を明るくしてくれた功労者」として表彰。
その名も“現代版エコハナサカじいさん”として新聞の地域面に掲載されましたとさ。
……とまあ、そんな想像をし始めると、花咲かじいさんの物語はどんどん自由に広がっていきます。
きっと、どの時代においても、“やさしさ”と“工夫”と“ほんの少しの奇跡”があれば、花はどこにでも咲かせられるのかもしれません。
そして何より大切なのは、その花を誰かと一緒に見上げるということ。
物語に出てくる桜も、SNSに咲いた紙の花も、心にぽっと咲いた「やさしい気持ち」も、きっとどれも同じ価値があるんですよね。
🍀現代版のハナサカジイサン。
もしかすると、あなたのすぐ隣にも、そっと咲き始めているかもしれません。
まとめ 花咲かじいさんの「やさしさ」を現代に
春がくると、やっぱり桜が恋しくなります。
まだ少し寒さが残る風の中、ふと目にする蕾。
その小さな膨らみを見つけるたびに、「あぁ、もうすぐ春だな」なんて思うのです。
そんな時、頭のどこかでそっと再生されるのが「枯れ木に花を咲かせましょう!」のひとこと。
不思議と気分まで明るくなる魔法のセリフ。
昔話『花咲かじいさん』は、いつでも春の記憶とともに、私たちの心の引き出しに入っています。
今回はそんな懐かしいお話を、改めてじっくり眺めてみました。
あらすじをたどって、ちょっと笑えるアレンジを加えて、子どもへの伝え方に迷ったり、そして最後には、もし今の時代に花咲かじいさんが現れたら…?と想像して、少しだけ童心🩷に戻る時間を楽しみました。
けれどきっと、大切なのは「昔話の正しい順番」でも「セリフを一言一句覚えていること」でもありません。
それよりも、そのお話をどんなふうに語ったのか。
どんな気持ちで、誰と一緒に、その時間を過ごしたのか。
その記憶が、花びらのようにふわりと心に残ることが、いちばんの“教訓”になるのかもしれません。
現代の私たちは、情報も物もあふれる時代に生きています。
でも、ときどきは立ち止まって、子どものころの気持ちを思い出してみるのもいいものです。
あのとき、おじいさんが桜を咲かせたように、誰かの心にそっとやさしい花を咲かせること。
それは、きっと今の大人にこそできる魔法なのかもしれません。
昔話は、昔のものじゃない。
今もこれからも、あなたの中で新しく咲くもの。
だからこそ、思い出したときは、どうぞあなたの言葉で語ってあげてください。
春の風が吹いたら、枯れ木の枝に、もう一度小さな花が咲くように。
心のどこかに花咲かじいさんを連れて、また、春を迎えにいきましょう。
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