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二十四節気の15番目は白露。
9月7日頃~22日頃の間を指しています。
敬老会に敬老週間に高齢者ウイークで行事企画する頃合いでもあります。
白露の期間、そんなイベントデーばかりの毎日ではありません。
お手軽に楽しむレクリエーションも大事。
イベントから外れ、四季を体感する…
白露ならではのレクリエーションを記事にしました。
先述したように、敬老会や敬老週間を開催しますよね。
それはそれ、これはこれです。
まぁ、敬老の日自体が、近代になって出来た記念日で習慣なものですし…。
福彩心としては便乗も吝かではありませんけど…。
世界的にも、高齢者を敬う日はあちこちでありますからね。
是非、敬老会は厳かに祝うようにしましょう。
さて、今回はその敬老会の意識を外していただいて、
白露の期間はリンク記事で参照いただいたように、気候が荒れやすい時期です。
特に山や川は気候が変化しやすく、台風も襲来しやすいです。
ですから、外出向きの企画は立てにくい頃合いだと言えるでしょう。
現代では、車もあるので、ドライブ…も、非日常を体験する向きで、
メリットがゼロとは言えませんけど…常識的にやらない方が無難です。
自ずから、室内向きのレクリエーションを企画することになるのですが…。
晴れた日はとても貴重!とも言えます。
室内と屋外、屋外のメリットは寝たきりの状態になってしまっても、ゼロにしてはいけません。
雨風や温度が穏やかな快晴の日は、
寝たきりの方にも短時間ずつ、
外気欲を楽しんでいただきましょう。
眼目の1つは、屋外の外気浴・大気浴を大切にしましょうということです。
冬になりますと、冷え込みで外気浴はより難しくなるので、今のうち…というわけです。
敬老週間を含みますので、施設に入居中の方の場合、ご家族の参加を見込みやすい頃とも言えます。
もちろん、次の秋分の期間は、お彼岸ですから、
9月7日~月末にかけてご家族の協力を得やすいとも言えるでしょう。
是非、ここは、
□ 家族団欒
□ 家族団結
□ 家族集結
といったご家族の絆を醸成いただいて、楽しんでいただく期間にされると良いでしょう。
施設に入居することで日常的に、別々に歩まざるを得ないご家族。
敬老会にお彼岸の期間を含む白露・秋分の頃合いにじっくりと家族愛を深め直していただくのも良いことでしょう。
白露にふさわしい…おすすめの企画として…。
初秋の頃合い…。
長寿祈願…。
ピンと来るのは、味覚の秋ではないでしょうか?
高齢者さんのみならず、ご家族も共に味覚の秋を満喫いただくレクリエーションはいかがでしょう?
調理して、召し上がっていただくのは当たり前…。
ここは逆パターンをセッティングしてみましょう!
各ご家庭に、家庭の味が存在します。
隣の垣根は高い…。
隣の畑は…と、『 突撃!隣の晩御飯! 』ではございませんが、お隣のご家庭の味はとても気になりますよね?
各ご家庭から1品料理を1人につき1口換算でご用意いただいて持参いただきます。
手順としましては、
□ 各ご家庭から1品ずつ秋の味覚を提供いただきます。
□ 小皿とスプーンが大量に必要ですので持参いただきます。
□ 予め、1品を丁寧に思案して選考いただくために8月下旬には通知します。
当日、たくさん持ち寄っていただいたご家庭の味が登場しますよね。
1人につき、1口ですから、見栄えは問いませんよね。
□ 目隠し当てゲーム
□ 味わい自宅の味を覚えてる?
□ お隣がご立派だった?
□ 超お気に入り料理の発見!
□ じつは混ぜると危険…もとい新発見な味覚!
と、このような効果が得られます。
企画書には、
□ 高齢者さんの嗜好調査
□ 味覚訓練
□ 摂取量増加
□ 栄養補給
といった辺りを記録できます。
50床あれば50通りの秋の味です。
重複もあるでしょうけど、味付けは別々ですからね。
開催のコツは、
□ 職員も若さあふれる料理を用意しましょう。
□ ご家族がおられない高齢者さんに職員は寄り添いましょう。
□ 付き添い者は高齢者さんの目耳を塞ぎ、鼻と味覚と思考に集中いただきます。
□ 高齢者さんの微細な反応を見逃さずに記録するようにしましょう。
□ 1人1人、記録を振り返り分析して明日に繋げましょう!
ゲーム式で楽しむにしろ、家族愛を育んで話題にしていただくにしろ、
食べ物はしっかりと無駄なく、批判なく大切にいただきましょう。
あ、白露って露が降りて輝く頃合いという意味でもあります。
ですから一口の甘露…で思いついた記事です。
一口、一匙に集中できることは、とても贅沢ではありますが、じつはこれ、施設単独では絶対に出来ません。
ご家庭でホームパーティーのように開催なさる方が、達成率は高いです。
施設は大量調理、コスト制限があります。
さらに、鮮度や食中毒管理の観点からも実施そのものが難しいです。
ご家庭ではコストは有限ではあるけど、融通無碍にできるでしょう?
コストと量を分解して、
1食まるまるとレクリエーションで包んで楽しみながら食事をいただく
という発想も、ありではないでしょうか?