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おむつとトイレで検索をかけてみますと、
1位 赤ちゃん
2位 高齢者さん
3位 障害者さん
で、ボリュームがあります。
便利グッズだったり、おむつを使うシチュエーションだったり…。
確かに便利なおむつ…。
しかしおむつには、どうしても病気になりやすい欠点があるのです。
今日はその辺りの話題です(*^▽^*)
赤ちゃんにしろ、障害を抱える方、高齢者さんにしろ…自力で排泄が出来なくなるとおむつを当てがいます。
健康な方も、病気になって入院されると歩けない状況ですとおむつを当てがいます。
さて、子育てをされている方、介護をされている方、おむつをご自身で当てて体験されてみた方、どのくらいおられるでしょうか?
私は手術経験があるので、尿道留置カテーテルもおむつも経験したことがあるのですが、実際に排泄をしたことまではありません。
子育てや高齢者介護で、排泄介助はたくさん経験していますけどね。
子育ての場合は我が子ですから、排泄介助は苦にならない…うそ。
我が子でも排泄介助は苦痛ですよ…。
臭いや軟便で漏れた時とか、かなりイライラしちゃいます。
早くトイレトレーニングして自立してくれーーーーって何度も思いましたもの…。
高齢者介護でも、何度も思いましたね…。
認知症の方で弄便をされる方など…イライラしちゃいました…。
手間暇を少なくするために、おむつの中のパットを2重にしてみたり、パットだけを交換できるように頻度を考えてみたり…。
まぁ…育児や介護の手抜きをいかに手抜きにならないように処理するのか…そんなことに腐心したことが多々あります。
おむつをトイレ代わりにする生活…。
よくなる病気は皮膚炎。
尿でも便でも排泄物は本来、体に不要な物です。
股関節や陰部など、柔軟性がある部分は皮膚がとても弱い。
排泄物が付着したままですと、皮膚炎になったり、そこから水疱を形成してしまう。
高齢者になりますと、おむつとの摩擦で水疱になったり、水疱が破れて糜爛したり…。
雑菌が入って敗血症に至ることも…。
表皮の部分で起こる病気はこのようなものですが…。
本当はもっと怖いところがあります。
尿路感染症です。
よく知られるところでは膀胱炎ですね。
膀胱から逆に尿管、腎臓へと雑菌が逆流して腎臓そのものに悪影響となる腎盂腎炎など、尿を作り溜めて排泄する経路のあちこちで、便由来の雑菌が繁殖して悪さをする…。
血尿や痛みも出ることがありますが、発熱が出たり、倦怠感を伴うこともあります。
発見の方法は尿の色と検温。
病院で尿検査をすると、ごく短時間で判明します。
おむつに吸収されてしまい、採尿できない赤ちゃんの場合は…と、考えたこともありますが…。
雑菌を殺す抗生剤で、バイキンをやっつけてしまう治療になります。
重篤化すると、もちろん、大変なことになるので早期受診、早期対応が必要なことは言うまでもありませんね。
おむつをして寝ている時間が長いほど、尿路を辿り雑菌が逆流する機会が増えてしまいます。
お昼間は起きて、立位をとって重力の力も借りつつ、しっかり動いて排泄を出す。
ウオシュレットで洗い流す。
こうすると皮膚炎や尿路感染症は軽減する。
理屈では分かるけど、赤ちゃんや寝たきりになってしまった高齢者さんには難しい。
おむつにホースを付けて吸引器になっている排泄機器もあるにはあるんですけどね。
高価ですし…装着している違和感も満載で…。
結局のところ、人力でトイレに座ってもらって、しっかり出す。
それも、しっかり溜めて出すことが大事です。
排泄介助…育児中のママさんや介護職の悩みの1つですよね。
病気にならないために、今日も頑張りましょう(*^▽^*)
おむつ交換、トイレ介助。
育児や介護で奮闘するウエートを占める部分ですよね。
排泄に潜む病気…ならないためにはトイレでの人的介助と保清のあり方がとても大事。
腎臓は悪くすると治らない。
2つあるし、1つでも生きていけるけれど体調は崩れてしまう。
生まれてから亡くなるまで大事にせねばならない臓器の1つ。
悪くなると老廃物の排泄ができずに透析を受けて血液を定期的に入れ替えなければならなくなってしまいます。
それは長く続く苦痛です。
トイレで排泄をして清潔を保つ…。
他人のお世話は面倒に感じやすいですけど、闘病看護になるともっと大変。
病と闘う姿を見るのは、さらに心理的に苦痛ですからね。
元気に笑顔で過ごせるように…。
今日も排泄介助をサポートしましょう(*^▽^*)
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