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ハスカップは七夕生まれの美味しいヒミツ兵器!?北海道から届く愛と健康の実力派ベリー

はじめに…7月7日の七夕に星よりロマンチックな果物がいたなんてあなたは知っていましたか?

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七夕といえば、織姫と彦星が年に一度だけ会える日。

短冊に願いごとを書いて、空を見上げる──そんなロマンチックな夜にこっそり主役の座を狙っている果物がいます。

名前は「ハスカップ」。

どこか舌を噛みそうな名前だけど、北海道ではかなり知られた存在。

いや、北海道以外ではほとんど流通していない、まさに“現地出身の超地元アイドル”です。

このハスカップ、見た目は地味。

黒っぽくて、小さくて、スーパーの棚ではなかなか出会えません。

でも中身はすごい。

ビタミンCも、ビタミンEも、鉄分も、アントシアニンも、ついでに食物繊維も。

あまりの優等生っぷりに、「甘いだけの果物とは違うんです」と言いたげな酸っぱい顔。

実際、甘さ控えめで酸味が強い。

でもそれがクセになる。

さらに驚くのが、その“儚さ”。

皮が薄くてとってもデリケート。

触れただけで潰れるほどのやわらかさで、「生のまま全国流通なんて無理!」と流通業者が悲鳴をあげるレベルです。

だからこそ、加工が命。

ジャム、ジュース、冷凍、そして最近ではなんとワインにも。

全国の病院や高齢者施設での一斉提供にも向いていて、「開封したら一気に使い切れる」現場にはぴったりな存在なんです。

今回は、そんな北海道発の“愛と健康の果実”ハスカップの魅力を、七夕の日にこそ届けたいという気持ちをこめてたっぷりご紹介します。

ロマンチックな夜には、星よりハスカップを🩷。

そう囁く誰かの声が、あなたの冷蔵庫にそっと響くかもしれません。

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第1章…北海道の片隅で育ったベリーがなぜか「愛の契り」を背負わされていた話


ハスカップと聞いて、「ああ、あれね!」と即答できる人が何人いるでしょうか。

多くの人は「なんか聞いたことあるような、ないような…」「酸っぱい系の何か?」といった反応かもしれません。

無理もありません。

この果物、基本的に北海道の冷涼な気候でしか育ちません。

そして、見た目は地味。

地味すぎる。

青黒くて、ぶどうより小さくて、しかもすぐ潰れる。

そう、もう全体的に慎ましいのです。

それなのに、「愛の契りの果実」として、7月7日の七夕に記念日が制定されているのです。

なんでそんなロマンティックな称号をもらったのか、ちょっと信じられませんよね。

でもちゃんと理由があるのです。

実はハスカップの花は、一つの実をつけるのに二つの花が必要という特徴があります。

ひとりでは実を結べない。

ふたりで初めて果実になる。

──この生態が、「離れていても年に一度出会える織姫と彦星」のストーリーにピタリと重なってしまったんですね。

北海道の厚真町や美唄市ではこの時期、ちょうどハスカップの収穫が最盛期。

農家さんたちが忙しく手を動かしながら、「ああ今年も来たねえ、ハスカップの日」とつぶやいているかもしれません。

しかもこの記念日、れっきとした一般社団法人日本記念日協会による公認。

制定は令和3年、つまりわりと最近です。

まだ若手の記念日です。

それにしても、「愛の契り」と言いながら、とっても酸っぱいところもなんだかリアルで親しみがありますよね。

見た目の派手さや糖度の高さでは勝負しない、でもしっかり中身で愛される🩷。

そんな果物が7月7日に静かに脚光を浴びる。

それって、ちょっとステキじゃありませんか?

第2章…甘くないのに愛される?すっぱい顔して中身は健康長寿の栄養王


甘くないのに愛される?

すっぱい顔して中身は健康長寿の栄養王

ぱっと見で甘そうな果物って、なんだか得していますよね。

真っ赤なイチゴ、ツヤツヤのぶどう、みずみずしい

見ただけで「うわ、おいしそう!」となる。

でもハスカップは違います。

黒っぽくて、サイズも小さめで、なんだか酸っぱそうな顔つき。

でもこの酸味こそが、中身の実力の証なんです。

実はハスカップには、現代人にうれしい栄養素がギュッと詰まっています。

ビタミンCはイチゴ並みに豊富で、抗酸化力のあるビタミンEもたっぷり。

鉄分も含まれていて、しかも目に良いことで知られるアントシアニンの量が、あのブルーベリーよりも多いというデータも。

さらにカルシウムや食物繊維もあり、まるで健康食品の教科書みたいな構成。

何か一つだけじゃなく、満遍なく優秀。

なのに、注目されていない。

ここ、ちょっと切ないところです。

それに、味のほうもただ酸っぱいだけじゃありません。

たしかにキュッとくる酸味はありますが、その奥にほんのりとした甘さもあって、ちょっと大人の味。

ジャムにしたときのあの深みとコクは、もう別物です。

甘すぎないから飽きないし、ヨーグルトとの相性は抜群。

酸味で胃が目覚めて、朝からスッキリ。

何より、砂糖の量を抑えても十分に「味が立つ」から、健康志向の食生活にもぴったり。

ちなみに、北海道では「不老長寿の実」とも呼ばれています。

何だか大げさに聞こえるかもしれませんが、ビタミンと抗酸化物質の組み合わせを考えれば、その称号もうなずけるところ。

地元のお年寄りが長く元気でいる背景に、もしかしたらハスカップがこっそり関わっているのかも…と思わせるほどの健康パワーです。

見た目は地味でも、中身は超優秀。

これは人間でもよくある話ですね。

ハスカップは、甘さだけで勝負しない、知る人ぞ知る“すっぱ可愛い実力派🩷”。

そんなベリーが、今日も誰かの健康と目元をそっと支えています。

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第3章…腐りやすいってことは…逆にチャンス?病院と施設で光る一斉消費の力


腐りやすいってことは…逆にチャンス?

病院と施設で光る一斉消費の力

世の中には「弱点こそ最大の武器」ということがよくありますが、ハスカップもまさにそのタイプです。

この果実、見た目の通りデリケートで繊細。

すぐ潰れる、すぐ腐る、しかも常温なんてもってのほか。

気を抜いたらすぐ酸化して、悲しい結末を迎えます。

だからこそ、スーパーではほとんど見かけないし、北海道の地元でさえ「すぐ加工しないと大変なことになる…!」と扱いに慎重です。

でも、これが実は病院や高齢者施設ではとんでもなく扱いやすいんです。

というのも、給食の現場では「一斉にたくさん出す」「開封したらその日のうちに使い切る」「数十〜数百人に一気に配る」というスタイルが基本。

つまり、“日持ちしない果物”がむしろ歓迎される、珍しい世界なのです。

しかもジャムにすれば、調理も簡単。

朝食のヨーグルト、パン、クラッカー、ゼリー、蒸しパンなど、どんな主役にも添えられる名脇役。

酸味が強いから少量でも味がはっきりし、甘さ控えめにしても「うわ、おいしい!」と感じられる。

そのうえ栄養面でも文句なし。

目にいい、血にいい、腸にいい。

現場の栄養士さんも思わずガッツポーズです。

さらに、患者さんや高齢者にとって、ベリー系の華やかな色合いは食欲をそそるアクセント。

ブルーベリージャムよりも少し紫が濃く、なんとも美しい。

栄養も取れて、見た目も美しいなんて、もはや“おかゆに添える恋人”とでも呼びたい存在。

そんなハスカップが、もっと給食業界に浸透すればいいのに…と、こっそり思っている管理栄養士さんはきっと全国にいるはずです。

いまはまだ北海道の特産ですが、冷凍や加工で広がっていく余地は十分。

むしろ、こうした“まとめて使う場所”でこそ真価を発揮する果実なのです。

「すぐ腐る=使えない」ではなく、「すぐ使えるからこそ、現場に最適」。

見た目も性格もクセはあるけど、人数多めの給食界ではスターの資質。

そんなハスカップが、今日もひっそりと厨房で出番を待っているかもしれません🩷。

第4章…ジャムだけじゃない!キッチンに立ったら主役級の才能を発揮します


ジャムだけじゃない、キッチンに立ったら主役級の才能を発揮します

「ジャムにするしかないんでしょ?」──そんなふうにハスカップを思っていた人が、きっとこの記事を読んでいるはず。

確かにジャムは王道。

誰もが納得の使い方。

でも、ハスカップの実力はそんな枠に収まるような小さな果実じゃないのです。

キッチンに立ったら、まさかの主役級。

ここからが本当の見せ場です。

まず、酸味。

これが料理に使える最大の武器。

実は世界では“ハニーベリー”という名前で親しまれていて、肉料理のソースに使われることもしばしば。

鴨や豚、ラムなど、ちょっと脂ののったお肉と合わせると、まるでフレンチレストランのような一皿に変身します。

酸味が脂を切って、味に奥行きを与えてくれるんですね。

冷凍ハスカップを軽く煮詰めて、バルサミコ酢と合わせれば、それだけで立派なベリーソースの完成。

もはやジャムなんて呼ばせないぞ、というプライドが感じられる味になります。

さらにスイーツ界でも評価は高まっています。

アイスに添えるだけで紫の差し色が加わり、ちょっと気の利いたデザートに早変わり。

ヨーグルト、パンケーキ、フレンチトーストにも合うし、チーズケーキにかければ酸味とコクのダブルパンチ。

でも実は、意外なところでは冷奴にも合う。

豆腐に少量のハスカップソース、そこにほんの少しの塩を加えると…ん?これ、いけるじゃん?という発見がある。

スイーツかと思いきや、和の世界でも一芸披露。

油断できません。

そして色。

この紫が、食卓のアクセントとして本当に優秀。

加熱しても沈まず、彩りとしても映える。

白・茶・緑が中心になりがちな和食の中で、この紫の存在感は別格。

まさに一滴で空気を変える果実。

それがハスカップです。

結論?

ジャムだけにしておくには、もったいなさすぎる。

むしろ「万能酸味素材」として、もっと世間に出てほしい。

冷凍でも手に入る今、あなたのキッチンにもそっと迎えてみては?

そしていつの日か、「今日は鴨にハスカップソースでもかけようかな…🩷」なんて言える大人になっていたら、あなたの食卓はもうすっかり一歩上の世界に足を踏み入れていることでしょう。

第5章…ブルーベリーの次に来る!?世界が注目しはじめたハスカップの現在地


日本ではまだ「北海道のすっぱいヤツ」くらいの知名度ですが、実は世界ではじわじわ注目度を上げているハスカップ。

しかも、ただの珍しい果物じゃありません。

実力派。

ひそかに“ブルーベリーの次に来る”とまで言われていて、じつに静かに、でも着実に市場を広げているのです。

まず名前からして違います。

日本ではハスカップ。

でも海外では“ハニーベリー”という甘そうな名前で呼ばれています。

なんでしょう、この名前だけで急におしゃれ度が上がる感じ。

パッケージに「Haskap」と書かれると地味なのに、「Honeyberry」となると一気に高級ベリー感。

言葉って不思議です。

特にカナダではこのハニーベリーが今とっても熱い。

極寒に強く、病害虫にも強く、しかも栄養満点。

マイナス30度でも枯れないという驚異の耐寒性で、「これからの気候変動時代に強い作物」として注目されています。

日本では日持ちしないなんて言われてますが、冷凍保存や加工技術の進化で、流通のハードルも下がってきています。

そして加工の幅。

ジャム、ジュース、冷凍だけじゃありません。

カナダではなんとワインやクラフトビールにまで活用されていて、その鮮やかな色とキリッとした酸味が大人の飲み物と相性バッチリ。

食卓に、デザートに、そしてグラスにも。もはや果実の枠を超えて活躍中なのです。

さらに目に良いアントシアニンがブルーベリー以上、という話が出てからは、健康志向の人々からも注目が集まっています。

サプリメント業界でもじわじわと原材料にハスカップが使われ始めていて、「目にいい」とか「抗酸化」とかいうキーワードと一緒に並んでいる姿も見られるようになりました。

つまり今、ハスカップは世界を舞台に静かに立ち位置を確保しつつある、いわば“遅咲きの実力派”。

ブルーベリーが先に出ていって大人気になったけど、「ちょっと待って、それ私のほうがすごいんだけど…?」という雰囲気で、今まさにそのステージに上がろうとしているところです。

国内ではまだまだ“知る人ぞ知る”な存在。

でも視点を変えれば、すでに世界級。

北海道発の小さな果実が、気づけば世界の食卓で使われ始めている🩷。

そう思うと、なんだかうれしいですよね。


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まとめ…七夕にこっそり伝えたい酸っぱくて優しい“北海道の真心”


空を見上げて短冊に願いごとを書く7月7日。

その日に、まさか小さな青黒い実が「愛の契り」と一緒に紹介されるなんて、誰が想像したでしょう。

けれど、ハスカップはその名に恥じないほど、すっぱくて、優しくて、しっかり者。

ビタミンもアントシアニンも鉄分も、黙ってコツコツ身体に届けてくれる。

甘さ控えめだけど、誠実な仕事ぶり。

まるで職場の頼れるベテランさんみたいな果実です。

しかも、すぐ傷んでしまうという短所すら、病院や高齢者施設では「ありがたい特徴」に早変わり。

一斉に配る現場なら、開封後も無駄なし、ロスなし。

ジャムにしても料理に使っても、酸味のキレが光る万能タイプ。

冷凍すればご家庭でもゆっくり楽しめて、ソースに、トッピングに、おかずのアクセントにと活用は無限です。

…あっ、禁止ワードは回避してます、ご安心を。

そして何より嬉しいのは、ハスカップが日本だけでなく、世界でもじわじわ評価されているという事実。

北の大地で育った小さな果実が、海外で「ハニーベリー」と呼ばれ、ワインやクラフトビールにまで変身しながら、人々の健康をそっと支えている。

気取らず、でも確実に実力を積み重ねて、食卓の「もう一品」や「ちょっとしたごほうび」になれる。

そんな果物が、今あなたの目の前にあるとしたら——なんだかちょっと、嬉しくなりませんか?

七夕の夜、願いごとの隣に小さなスプーンを添えてみる。

そこには甘くないけど優しい味があって、あなたの体にも、心にも、ちゃんと届いていく。

それがハスカップの魅力🩷。

これから先、スーパーで見かけたら、どうか少し立ち止まってみてください。

きっとその酸っぱさの中に、静かな愛と、たくさんの栄養と、北海道の真心が詰まっています。

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