Menu
夏の汗をかいて体臭が気になるのは一般の誰しもあることです。
体臭対策を取り上げる中でタバコとお酒の人の体臭は別カテゴリーだということで今回、記事にしてみました。
タバコとお酒を頻繁にする人は、自分だけのことと自己中心的に思いがちでタバコやお酒をしますよね。
いろんな害があることも知られているのに、中毒性からやめられないわけです。
今回は、喫煙者、飲酒者を傍で抱えるご家族のお手伝いのための記事です(*^▽^*)
タバコもお酒も表皮の毛細血管に作用します。
ぐっと血流を抑え込むことで、発汗を制限してしまう効果があるのです。
人間、暑いと汗をかきますが、これは体温を下げるために汗をかきます。
次に体内にある老廃物も一緒に汗で流すという働きもしています。
口から摂取して排泄以外にも汗で出すことで健康を保つ向きがあるということですよね。
タバコもお酒もこの発汗の支障となるのです。
お酒は体が熱くなって発汗するように思うでしょ?
あれは血の流れが早くなっているので、かいている汗です。
外気温から影響する汗ではありません。
そしてお酒と汗で語りますと飲酒中の酔いが回っている間は血の流れで発汗して、酔いが覚める時に再びタイムラグで発汗します。
これは病院で麻酔を受けるのと同じで、麻酔が覚める時に発汗を伴い皮膚が正常に働く機能と同じです。
このタイムラグをもって、発汗することで深夜帯での脱水が起こったり、体内の水分が不足して脳梗塞などの大病を引き起こす遠因にもなりかねません。
夏は目に見えて誰もが発汗する季節です。
この発汗の流れをタバコやお酒は阻害して影響するので、夏場に特に健康を害するというわけです。
もちろん害はもっとたくさん全身に影響して出てくるものですけどね。
今回は最後に影響を記載しておきますね。
さて、この汗に含まれる匂いの原因が、元の物質も滲み出て染みついて、さらに厄介ですよね。
ハンカチやタオルで拭くとハンカチやタオルも汚染する、風呂で洗っても髪や肌に残る…。
寝具や枕に移り残る…。
衣服に移り残る…。
さすがに食器にまで付着するということはありませんが、共にお食事をすると呼気や体臭に鼻を塞ぎたくなるご家族様のお気持ち、理解できます。
臭いや汚染を何とかしないと家族は大変ですよね。
そこで工夫をまとめてみました。
喫煙者と飲酒者の決まった部屋を作り、そこを基点に行動してもらいます。
汚染はあちこちに振りまかないという発想です。
□ 換気扇と空気清浄機を常時で稼働する。
□ アロマや芳香剤は使用できません。相乗効果で悪臭が極悪に変化してしまいます。
□ ファブリーズなど消臭・殺菌をこまめに行います。
□ ハンカチ、タオルなど当人が使用する物は分けて洗濯します。
□ 枕カバー、上布団カバー、敷布団カバーは毎日、洗濯します。
□ 着用した衣類も全て毎日、洗濯します。
もちろん、全て他の家族とは別に洗濯をするようにします。
汚染源が洗濯ですべて落ち切ることもないくらい強固ですので他の家族の衣類の汚染を防ぐ目的もあります。
ニンニクやニラなど臭い成分の強い食材を除きます。
栄養価は高いのですが、臭いの相乗効果で被害が拡大する可能性が高いからです。
そう摂取後、排泄されるまで被害が続くことを考えると除かないわけにはいかないのです。
逆に摂取して効果を得るために、水分の多い食材を混ぜていきます。
スープ系など水分を多く含み、熱い食事を多く摂取いただくことで発汗に老廃物が出やすくなるので、長期的な被害は軽減することができます。
体内に臭気成分を蓄積させている喫煙者と飲酒者には、なるべく外出しての運動を勧めます。
発汗に伴い、外へ老廃物を吐き出すことを促します。
帰宅後に入浴していただくことで臭気は軽減されていきます。
ここまででタバコとお酒の臭気を断ちたいと思って読んで下さった家族様…。
読んでて 『 これは家族がしんどい 』 と思いませんでしたか?
ですが、当の本人は何食わぬ顔…のまま平然としていることもないのではないでしょうか?
家族が自分だけのために懸命に、臭気と格闘する姿は心を打つはずです。
それだけ、 『 醜い 』 『 臭気 』 を放つ自分の存在に気づくことになります。
禁煙や禁酒に入りましたら、タバコとお酒の話題をしないこと、目に見えるところに一切、置かないことが大事です。
テレビやラジオの情報も制限しても良いと思います。
その上で、先述した食事系に配慮していただくことで早期に老廃物が抜けます。
目安としてはアロマや芳香剤は数日後に効果を出せますし、寝具類の洗濯系も1ヶ月も経過すれば徐々に洗濯頻度を低下させても清潔を維持できるようになります。
タバコとお酒を辞める工夫は他にもたくさんありますが、いろいろ盛り込んで忙しく活動していただいても解消することにつながります。
エステやフィットネス、サウナなどあちこち外出されてみても効果がありますよ。
最後に煙草の悪弊まとめを1つ。
タバコを吸うことで肺活量が低下します。
肺活量が低下しますと持久力が低下してしまいます。
肺にため込む酸素量が少なくなるのですが、そのうち肺ではなくて食道から胃に入り、ゲップやおならにつながり、汚染源を拡大させてしまいます。
上がるか下がるかの問題ですが、どっちも呼気と共に汚染源に違いありません。
飲酒は麻酔という説明をしましたが、表皮や体内で麻酔を繰り返すことが体に良いわけじゃないですよね。
特に毎日、飲酒される方はまず老後に脳細胞にきます。
認知症予備軍ですね。
あとお酒のアルコールが血液に乗ること、肝機能を悪化させる要因になることは、よく知られていますが、肝臓はアルコールも含めて異物、お薬もですが…。
それを分解して吸収するための臓器です。
肝機能障害が潰れた時、肝臓のお薬は他のお薬に比べてとても効果です。
肝臓系のお薬があるだけで、老人保健施設など入居が絶対にできないという老人ホームもあるくらいです。
またいろんな病気になっても肝臓がお薬を吸収してくれないということは、薬が効かない。
さらなる悪化は認知症よりもひどいと言われる『 肝性脳症 』が待っています。
ですから、本人の努力はもちろん、家族も全力で協力して禁煙、禁酒に臨むことが求められます(*^▽^*)