高齢者レクリエーション!運動会企画でスポーツ観戦化計画はいかが?

はじめに

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保育園や小学校で運動会があります。

そんな学校教育の延長なのか、職員さんのイメージで、施設に入居されている高齢者さんにも運動会が適用されています…。

施設全体で見ますと、入居者さんの身体能力は歩ける方から寝たきりの方まで…じつにいろいろです。

全員が何かしらの競技を行うような運動会には…まずなりません。

今日は保育園や小学校を真似た運動会のイメージではなくて、
スポーツ競技の観戦という大人のハイレベルな楽しみ方をレクリエーションでいかがですか?

という挑戦記事です。




高齢者施設のレクリエーションの運動会は?スポーツ大会でどうですか?

スポーツの楽しみ方は、
実際に競技をすることは、爽快で楽しいのは当たり前なのですが、
スポーツを観戦することも、日常的な楽しみになります。

そう今回はスポーツ観戦形式!

スポーツ大会をレクリエーションとして昇華してしまおう!
という記事です。

高齢者さんが体を動かさないとレクリエーションの意味が損なわれる?

そんなことは、けっしてありません。

実際にスポーツをするよりも、高齢者さんにとって効果的な結果になることもあるのです。

例えば実際に運動するよりも体力を消費せずに興奮を体感できるとか…。

運動前のイメージトレーニングやシミュレーションになるという具合です。

さて、高齢者さんに人気のあるスポーツは、

□ 相撲
□ 野球
□ サッカー

など昨今、メディアが取り上げる人気あるスポーツはもちろんのこと…。

古来の神事のような脈々と続くスポーツ…、

□ 流鏑馬
□ 乗馬
□ プロレス
□ ボクシング

なども人気があり、
高齢者の人生におけるスポーツとの接点…造詣は、
とても深いものがあるんです。

高齢者施設のレクリエーションで運動会を盛り上げる視点とは?

高齢者施設でも、過去にはレンタルビデオによるビデオ鑑賞。

近年はユーチューブも取り入れているでしょうか…。

そうした鑑賞も、レクリエーションに取り入れています。

『 具体的な映像を見る! 』 ということはイメージに繋がりますし、
普段、テレビを自由に見られないとか、制限のある環境下であればなおさらです。

※高齢者施設ではテレビを共同で見る形が多いです。

個室タイプで、かろうじて自分用が設置できています。

とはいえ、スポーツ大会のあれこれをダイジェストで、VTRで流して終わりでは、
レクリエーションにはなりませんし、企画書を書くというほどの
レベル高いレクリエーションには単純にならないものです。

施設と言う看板と知名度があるからこそ、実現できるレベルとクオリティーを求めて、
高度なレクリェーションとしての成立を企画していきましょう。

おすすめ ~ その1 ~

市営の運動公園の設備を9:00~15:00くらいの時間帯で借り切りましょう。

□ 地元出身のスポーツ選手を招待します。
□ 施設利用者さんの専用ブースを確保します。
□ 一般客の招待も行います。

どうですか?

これだけでも、仰々しくなってきた気がしませんか?

じつは地元出身の選手の方、もちろん丁寧な事前のご相談が必須ではありますが…、
招待は丁寧に行うほど、達成のハードルが低くなり難易度が下がることになります。

逆に一流選手ほど地元で育ち、地元に貢献するという意識が高いものです。

イメージ商売と言われればそうですが、スポーツマンシップに則り、
高潔な人こそ一流になるのだと思います。

ここで、この人もあの人も!と、なりがちですが、
スポーツの種類によって、適切と思われる数人に声を掛けていきましょう。

例えばバスケットであれば、借りるのは体育館設備で済みます。

場合によっては小学校などの体育館を借り受けることも可能かもしれません。

おすすめ~その2~

9:00~15:00の時間枠は同じ。

午前中に1試合、見学できるように運びましょう。

午後は一般来訪客の楽しみに譲ることもありでしょう。

高齢者さんには、お風呂という介護を受けていただかねばなりません。

出来れば、来客予定数分、十分な水分と軽食様式の昼食を用意して施設から運ぶようにします。

昼食を選手と共にして、歓談や観戦をしたら、終了という流れです。

高齢者施設のレクリエーションの運動会を新視点で行うための企画書は?

さて、このスポーツ観戦。

□ 生で見る!
□ 体感する!

ここに最大の眼目があります。

施設主催の企画でプロが行いますので、
世紀のスーパープレーが誕生する…なんてこともあるかもしれません。

いつものお金の絡む全国中継の場とは違うので、気楽に臨むので記録も出やすいです。

そんな場面に立ち会えますと、高齢者のみならず、
来場者全体が共有できる価値ある一瞬になること間違いなしです。

ですから、あまり広い競技場を必要とするスポーツは、
人数も必要ですし、実現は難しいかもしれず、あまり向かないかもしれません。

企画書で求める効果とは?

高齢者さんに間近でスポーツを観戦してもらうことでの臨場感、迫力を体感していただきます。

施設を出て、場所を移動し、迫力ある現場を体感することが1つの効果となります。

事前に、来訪いただける選手の紹介VTRなどを見ていただくことで、
当日の声援は、より白熱したものとなります。

軽食と歓談を盛り込むことで、より身近に感じられるようになります。

日常的にテレビでスポーツを観戦する時に、より熱心な楽しみに変わっていく効果があります。

実際に企画書に盛り込む眼目は?

ここまでの内容で楽しみます!…では企画書としては成立しません。

あくまで、高齢者さんにどんな効果があるのか?

そこがポイントになります。

□ しっかり声援をしていただくことで発声訓練と嚥下訓練になりますよね。
□ 応援時に楽器類を持ち込み、活用することで打楽器を演奏したり、活用する運動の効果も得られます。
□ 場所を移動することで、施設の閉塞性を打破する開放感があります。
伴い、少なくとも居室に戻って昼寝ということがなくなり、全員が離床して過ごすことになります。

この辺りから得られる効果を企画書に盛り込み、評価をしていくポイントになります。

高齢者の方に贈る副次的効果が期待できる

著名人との写真や交流の様子は施設内に掲示するに留まらず、高齢者さんのご家族へ贈る品に加工していきます。

秋の時候のご挨拶をお便りにしてみると、もらったご親族は、さぞ驚かれるでしょうね。

こうした制作物も撮影してファイリングすることで記録物として整理できます。

またご協力いただいた選手の方には、
お礼のメッセージと共に成果を写真や動画にして贈ることで
気持ちを少しでも丁寧に伝えられますし、
今後の良き交流につながっていくかもしれません。

施設メリットは少額でとても大きい

施設と有名選手の間に、御縁が出来ますので、次の機会にはお友達と共に、ご来訪いただけるきっかけになるかもしれません。

また施設ホームページには、生の活動としてアップします。

単に著名人の慰問を受けるよりも、こうした著名人の得手を活かした場を設けると、
お互いにとって良好な結果に結びついていきます。

もちろん、こうした打算を抜きに、純粋に健闘を称える、施設の活性化を支援する、
良質な関係が築けるということが大事なのは言うまでもありません。

まとめ

運動会ではなくて…スポーツ大会?いやスポーツ観戦に…。

高齢者施設では、実際に全員が運動に参加するということは困難です。

様々なご病気や障害、認知能力など高齢者さんそれぞれの課題が複雑に存在するからです。

もちろん、この観戦の形式にしても全員の参加は難しいでしょう。

ですが、運動会の形式よりも著名なスポーツマン1人の方が、
日常にはないような臨場感ある凄い熱気を産むこともあるのです。

私の地元では、とあるチームのキーマンが故郷にされているのですが、
御忍びで帰省するだけでも、どこから漏れたか、どこから湧き出たのか人垣が必ず出来ます。

彼自身はお世話になった塾の恩師に毎年、年末に一年のお礼に顔を出すといった気軽さなわけですが…。

そのフランクな姿勢がとても好感を持たれているわけで…。

しかも、テレビで見る彼よりも、間近で見るだけでも迫力が…。
覇気が違うというのでしょうか…。

百聞は一見に如かず…の世界、
是非とも高齢者さんにも、体感してもらいたいなぁと…。

そこで今回の記事に至るわけです。

さて実現のコツは、インターネットで検索することと相手側に丁寧な接触を図ること。

そして当日は、高齢者さんたちと共に丁寧におもてなしをすることです。

□ ダンスパフォーマー ( ロボットダンスやブレイクダンスなど )
□ 縄跳び
□ けん玉
□ 新体操や器械体操

このような競技の選手たちも間近で見る迫力は、
映像よりも凄いものがありますので、貴重な体験になります。

是非、高齢者の皆さんの心を熱く掻き立ててみましょう。

管理人
本記事の閲覧、
誠にありがとうございました。
お気づきのご感想を
是非、お寄せくださいましたら幸いです。


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niiro makoto